研修の様子
ⅢC1114(小中)「特別の教科 道徳」授業実践講座b日程
【講 義】
考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業をめざして―対話的な学びを通して児童生徒が感銘を受けるとは―
兵庫教育大学大学院 谷田 増幸 教授
【実践・協議】
考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業実践
加古川市立野口小学校 大門 裕 教諭
【演 習】
「特別の教科 道徳」における授業改善につながる評価の在り方
【受講者の感想】
・谷田先生の講義の中で教材分析に取り組んだことにより、教材解釈や道徳的価値について理解が深まりました。日々の教材研究は、一人で深めきれないところもあるため他学年とも連携しながら、学校全体で進めていきたいと感じました。対話で深めるための「受容」と「問い返し」は、本時のねらいを踏まえ、内容項目について理解をした上で実践していきたいです。
・谷田先生の講義では、「考える楽しさ」を創るための授業の組み立て方を学ぶことができました。教材分析をする際、「主人公は誰か」、「変化するきっかけ・出来事は何か」、「変化する場面はどこか」を捉えた上で、中心発問や問い返しを考えていくことが重要であると思いました。そして、教員が楽しいと思える授業を実践することが、子どもの多面的・多角的な考えを引き出すことに繋がり、子どものためのよりよい評価の在り方にも繋がると思いました。