研修の様子
10月22日(木)ⅢF1403 「情報と上手く向き合うために」講座
〔研修の概要〕
講義・演習 情報と上手く向き合うために
・各メディアの特長と利用上の注意点
・文章力や表現力を磨く
神戸新聞社経営企画局情報リテラシー支援部 次長 網 麻子
演習・協議 受け手としての情報・送り手としての情報
演習・協議 児童生徒のメディア・リテラシーの育成をめざした授業づくり
〔受講者の感想〕
- 児童生徒がメディアと関わる機会が多くなり、また、低年齢化も進んでいます。フェイクニュースが発信されたり、人を傷つけるような投稿がされたりする現代において、メディア・リテラシーを育成していく必要があります。情報担当として、児童生徒にそして他の教職員に啓発、広めていくためにも、まずは自分自身が実践していきたいと思いました。
- 情報の吟味や批判を行うというメディア・リテラシーの考え方は、総合的な探究の時間における「学びのサイクル」である「課題の設定」「情報の収集」「整理・分析」「まとめ・表現」のプロセスの中で、強く意識しておくべきことだと感じました。探究学習の企画者として、今日学んだことを念頭に置いて活動を計画したいと思います。
- 新聞記者の方の「新聞ができるまで」のお話を聞くことで、SNSの信憑性の無さに改めて気づくことができました。情報が溢れた世の中で、子どもたちが正しく情報を選ぶことができるよう、メディア・リテラシーの育成に向けた授業を実施しようと思います。情報を鵜呑みにせず、一旦立ち止まって考え、情報を選ぶ力を子どもに身につけさせたいです。
ⅢC1303 GISを効果的に活用した「地理総合」の授業づくり-(高)地理歴史科・公民科教育講座B-
〔研修の概要〕
講 義 社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
・「地理総合」の授業における地図やGISの効果的な活用
奈良大学 教授 木村 圭司
演習・協議 「地理総合」における思考力、判断力、表現力等の育成
- 午前は、GISを効果的に活用することで、社会的事象を多面的・多角的に捉え、地理的な見方・考え方を働かせる授業づくりについて御講義いただきました。
- 午後は、GISを活用した授業づくりに実際に取り組み、生徒の思考力、判断力、表現力を育成するための効果的な指導方法について考察しました。
- 1日の研修を通して、これまでの自身の授業実践を振り返るとともに、GISを効果的な活用した授業づくりについて考えを深める機会となりました。
10月19日(月)ⅢG1211 障害のある子どもへの性に関する指導の在り方を考える
【研修の概要】
講 義 障害のある子どものための性に関する指導
神戸親和大学 准教授 瀬戸山 悠
演 習 発達段階に応じた性に関する指導の実際
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・講義の中で、生徒の行動上の問題のことを「問題行動ではなく、まだ学んでいないスキルかもしれない。教えていないことはできなくて当然」という言葉が印象に残りました。
・障害の特性の理解について再確認し、曖昧語を避けること、具体的、視覚的に、毎回同じ言葉で伝えることの重要性について理解することができました。
・発達段階に応じた指導内容を考え、児童生徒が被害者もしくは加害者にもならないように支援すること、また保護者とも連携して取り組むことの重要性に気づくことができました。
・いつも同じフレーズ・同じ教材で一貫して、チームで伝えることが適切な行動への近道だと言うことが分かりました。
10月19日(月) ⅢC1322 福祉科における実践的・体験的な学習活動の充実-(高)福祉科教育講座-
講 義:「社会福祉基礎」の授業づくりの在り方について
関西大学 教授 種橋 征子
演習・協議:「社会福祉基礎」の授業の充実に向けた実践的・体験的な学習活動の工夫
〇午前は、豊富な現場経験を交えながら、実践につながる「社会福祉基礎」の授業づくりの工夫について御講義いただきました。
〇午後は、実践的・体験的な学習活動の工夫について理解を深めるとともに、「社会福祉基礎」の授業改善に向けた視点を得ることができました。
〇一日を通して、「社会福祉基礎」における実践的・体験的な学習活動の充実に向けた授業づくりについて理解を深めるとともに、生徒の主体的な学びを促す指導の在り方について考えることができました。
ⅢC1315 農業生産工程管理(GAP)の考え方に基づく授業づくり-(高)農業科・水産科教育講座A-
講 義:農業生産工程管理(GAP)の実践事例から学ぶ
・農業生産過程における農業生産工程管理(GAP)の考え方
演習・協議:農業生産工程管理(GAP)の授業実践
・農業科教育に求められる農業生産工程管理(GAP)に関する学習展開
株式会社兵庫ネクストファーム 農場長 北田 敏明
- 午前は、安心・安全な作物を生産するための取組について御講義をいただきました。さらに施設見学を通して、施設の安全かつ円滑な運営を支える管理体制について理解を深めることができました。
- 午後は、引き続き施設見学を行うとともに、企業の取組を各校で生かすための環境整備の在り方について情報交換と協議を行いました。
- 1日の研修を通して、農業生産工程管理(GAP)の考え方について理解するとともに、各校で取り組むべき課題について認識を深めることができました。
10月14日(水)ⅢF1410 3Dプリンタを活用したものづくり
〔研修の概要〕
講 義 学校における先端技術の活用
演 習 3Dプリンタの活用
演習・協議 学校における3Dプリンタの活用
〔受講者の感想〕
・美術の授業で、3DCADや3Dプリンタを使用し、子どもたち自身がイメージしたものを実際に形にする授業を取り入れることで、自分の好きなものを表現し、試行錯誤を繰り返してより良くしようという意欲が湧くような授業づくりに結びつけられると感じた。
・自分で考えたことを実際に形にする経験が今まで多くなかったため、とても新鮮な経験ができて良かった。実際に使うまでは難しそうなイメージが先行していたが、学校でも十分活用できると思った。
10月9日(金) ⅢG1201 障害のある子どもをもつ保護者とつながる支援講座
【研修の概要】
講 義 保護者は子どもの障害をどう受け止めていくか
神戸大学大学院 准教授 山根 隆宏
演習・協議 障害のある子どもをもつ保護者との関係づくり
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・山根先生から教えていただいた「家族を支援するポイント」を参考に実践に生かしながら、保護者が安心して相談できるように対応する力を高めていきたいです。
・保護者は障害を受容するまでに、肯定、否定を繰り返していることや、戸惑い、不安など様々な思いを思いを抱えていることを理解しました。
・家族の強みを見つけようとするという視点は、私の中で足りていなかったと感じました。子を持つ親の立場としても考えることは新鮮で、保護者の視点に立って考えることを大切にしたいと思いました。
・山根先生の講義を受けて、保護者の思いを尊重し、伴走する支援者でありたいと思いました。保護者の思いのすべてを理解し、受け止め、支えることは難しいけれど、分かりたいと強く思いながら、一緒に悩んだり、笑ったり、同じ方向をめざしていける教師になりたいと思いました。
10月8日(木) ⅢG1205 特別支援教育の視点を用いた問題行動への対応
【研修の概要】
講 義 応用行動分析学の基礎
・ABC分析と機能的アセスメント
・行動の機能に応じた指導・支援
高知大学 講師 宮田 賢吾
演習・協議 機能的アセスメントを用いた指導・支援
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・行動の問題は、直前のきっかけ、結果と連動しており、機能として捉えて見ることで、適切な指導・支援に繋げられることが分かりました。
・事例検討において、特別支援学校勤務の先生方から自分では思いつかない代替行動のアイデアをもらっいました。ストラテジーシートを活用していきたいと思いました。
・生徒の問題行動ばかりに気を取られがちだったが、行動の背景や前後の環境に目を向けることを意識し、適切なタイミングで褒めたり、認めたりするポジティブな支援を実践したいと思いました。
・ABC記録を用いると、児童生徒の行動とその前後関係を端的に記録することができ、原因や支援方法、どのような代替行動を促していくのかを考えやすくなることが分かりました。
10月13日(火) ⅢC1321 看護科における実践的・体験的な学習活動の充実-(高)看護科教育講座-
講 義:実践的・体験的な学習活動における妥当性・信頼性の高い評価方法の工夫
-学習改善につながる評価方法の構築-
兵庫県立大学 教授 池田 雅則
演習・協議:実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化
〇午前は、実践的・体験的な学習活動に関する具体的な実践事例を交えながら、学習改善につながる評価の在り方や評価方法の工夫について御講義いただきました。
〇午後は、評価方法の課題や改善点についての協議を通して、実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化に必要な視点を得ることができました。
〇一日の研修を通して、看護科における指導と評価の一体化の視点から授業改善を進めることの重要性について学ぶことができました。
10月8日(木) ⅢC1112 子どもが造形的な見方・考え方を働かせる授業づくりー(小中)図画工作科・美術科授業実践講座ー
〔研修の概要〕
講義:造形的な見方・考え方を働かせる授業づくり
講師:鳴門教育大学大学院 教授 山田 芳明
実践発表:対象や事象に働きかけ、児童生徒が自ら主題を生み出す授業実践
演習:表現と鑑賞の指導の関連を図る授業づくり
・一人一人が豊かに感じたり、表現したりする学習活動
受講者の感想:
・子どもたちに見栄えの良い作品を作らせようと、管理しすぎていたなと反省しています。もっと自由に子ども達が感じたことを引き出せるような授業をしていきたいと思いました。
・造形活動では、教員が作品の完成形や作り方を示すのではなく、子どもが材料や場所、道具などと関わる中で、自分なりの意味や価値を見つけ、表現を生み出していくことが大切だと学びました。特に、教員にとっては「石」や「箱」などの何気ない物であっても、子どもにとっては、手触りや形、使い方などに価値を見いだすことがあるという話が印象に残りました。
・中間鑑賞会をすることで、気付きや自信、安心感につながり、より豊かに自分を表現できると感じました。鑑賞するときには、プラスの言葉を相手に伝えることや、ワークシートに書いて言語化することが手立てになると感じました。作品ができてからの鑑賞ではなく、作成途中で見合うことはとても有効だと感じました。