ブログ

研修の様子

9月29日(月)(小)理科授業実践講座(中)理科授業実践講座

〔研修の概要〕

【講義】主体的に探究する学習活動の工夫-科学的に探究する力を育成する学習活動の充実と学習評価の在り方-

兵庫教育大学大学院 山本 智一 教授

【演習】 

(小)理科の見方・考え方を働かせ、問題を科学的に解決する授業づくり

  ・主体的に問題解決に取り組むための導入の工夫

  ・問題解決の過程を振り返るための手立て

(中)理科の見方・考え方を働かせ、科学的に探究する授業づくり

  ・主体的に探究するための導入の工夫

  ・探究の過程を振り返るための手立て

[受講者の感想]

・主体的に問題解決に取り組むためには、問いの設定が非常に重要であることを実感しました。日常の疑問を科学的な問題へと導いていく視点も、学びの深まりに欠かせないと感じました。また、アーギュメントの考え方は腑に落ちるもので、子ども達にも分かりやすく、納得しやすい形で提示できると感じました。理由付けする力は他教科にも応用可能で、学級経営にも積極的に取り入れていきたいです。

・生徒の疑問を引き出すような提示や発問ができるよう工夫したいと思いました。高等部の軽度知的障害の生徒の授業を担当しており、生徒は生活経験はあるので、日常で当たり前になっていることの理由や仕組みに興味が持てるように導入を工夫しようと思います。予想や仮説を立てるのが苦手な生徒も多いですが、何を比べるのか明確にしたり、選択肢を用意したりして、経験を積めるようにしたいです。

9月29日(月) ⅢC1303 (高)地理歴史科・公民科教育講座B

   

講  義 :社会的事象の地理的な見方・考え方を働かせる授業づくり
       ・「地理総合」の授業における地図やGISの効果的な活用
        奈良大学 教授  木村 圭司                    

演習・協議:「地理総合」における思考力、判断力、表現力等の育成


〇講義では、地理的な見方・考え方を身に付ける方法や、様々なWeb地図を用いた授業づくりについて御教示いただきました。

〇演習・協議では、GISを効果的に活用した授業プランを作成し、生徒の思考力、判断力、表現力等の育成につなげていく方法を考察しました。

〇授業におけるGISの効果的な活用方法の視点を得ることで、今後の授業実践について考えを深める機会となりました。
 

9月26日(金)ⅢG1210 ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり講座b ー合理的配慮の提供を前提とする授業づくりー

    

【研修の概要】

講 義   ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり

      ・全ての児童生徒等が理解しやすい指導方法

        県立総合教育センター指導主事

講 義   ユニバーサルデザインの視点を生かした授業づくり

      ・学習指導要領に例示された障害のある児童生徒等への配慮についての事項

       を参考にした授業

        熊本大学 教授  菊池 哲平

演習・協議 一人一人の教育的ニーズを踏まえた授業づくり        

      ・各教科等の学びの過程において考えられる困難さへの対応 

        熊本大学 教授  菊池 哲平

        県立総合教育センター指導主事

 

【受講者の感想】

・教室の具体的な環境づくりの方法や、子どもたちが安心して過ごすためにはどのような手立てが必要なのかを講義を通して考えることができました。

・合理的配慮のあり方だけでなく、その前段階としてUDがある、ということを認識し、誰もが過ごしやすく居心地の良い場を提供できるようにしたいと強く思いました。

・これまで何気なく行ってきた手法であっても、どういう理由でどのような効果があるかなどが理解できました。

・具体例をもとにどの部分がユニバーサルデザインの考え方に基づく工夫なのかに気付き、学ぶことができました。

・障害の有無に関係なく、ユニバーサルデザインを通して多くの人が社会参加しやすくなるのではないかと感じました。

会議・研修 メディア・リテラシー教育講座

 

[研修の概要]

講義・演習        情報との上手な向き合い方

演        習   受け手として情報を読み解く

演        習   送り手として情報を表現・発信する

[受講者の感想]

・今回の研修では、普段接している高等学校の先生方ではなく、小学校や中学校の先生方と協同して話し合えたのが参考になり、とても刺激を受けました。
 午前の研修では新聞記者をされて、長らく広報活動をされてきた方のお話が聞けたのが良かったです。今後は、新聞を活用した授業を作っていきたいと思いました。

・情報を読み解く力、発信する力は、今の時代に求められている力で、今後世の中に出ていく高校生たちにも身に着けていかなければならない力だと改めて感じました。その指導を担う一教員として、どのように指導にあたり実践してくか、系統立てて計画的に行っていきたいと思います。

 

9月19日(金) ⅢC1321 (高)看護科教育講座

 

   

 

 

 

 

 

講   義:実践的・体験的な学習活動における指導と評価の一体化
         兵庫県立大学 教授  池田 雅則

演習・協議:実践的・体験的な学習活動における妥当性・信頼性の高い評価方法の工夫
       

〇講義では、具体的な事例を交えながら、指導改善につながるルーブリックの作成に関して、分かりやすくお話しいただきました。

〇演習・協議では、各校の学習活動の取組における、評価方法の課題や改善点について協議することを通して、実践的・体験的な学習活動における妥当性・信頼性の高い評価方法に必要な視点を得ることができました。

〇一日の研修を通して、指導と評価の一体化の視点から授業改善を行い、生徒の主体的・対話的で深い学びを実現するための取組について、学ぶことができました。