研修の様子
7月10日(金)ⅢB1301 新たな時代に求められる学校経営と危機対応-教育経営講座A-
〔研修の概要〕
講 義 新たな時代に求められる学校経営
県教育委員会事務局 教職員人事課
講 義 弁護士に学ぶ法規に基づく危機対応
ひめじ城下町法律事務所
弁護士 竹内 彰
演習・協議 教育現場に必要な法規に基づく危機対応
- コンプライアンスを踏まえた学校運営について、具体例を交えながら教職員人事課による講義を行いました。
- 裁判において学校の責任が問われる背景や、いじめの事案等に関する判例等を踏まえながら、教員に求められる危機対応の在り方について、竹内弁護士から御講義いただきました。
- 演習・協議では、教育法規を踏まえた危機対応について、学校で想定される様々な事例をもとに協議し、対応の在り方について考えました。
7月9日(木)3F1406a「教育用クラウドを活用した探究的な学び」講座
〔研修の概要〕
講 義 デジタル学習基盤を活用した授業改善について
中京大学 教授 泰山 裕
演習・協議 教育用クラウドを活用した探究の過程を意識した授業
演習・協議 教育用クラウドを活用した探究の過程を意識した単元計画
〔受講者の感想〕
- 教科の視点で探究的な学びの在り方を考えて、改めて、教科単位で探究的な学びを推進していくことが必要だと感じました。「生徒の学ぶことへの意欲」を信じ、教師主体の授業から、生徒主体の授業へ変えていきたいと思います。
- 教科の中で学ばせなければならないこと(学力)が気になり、児童の「自ら学ぶ力」を育成することまで意識できていないように感じます。「学び方」を伝え、繰り返していくことで、自走できるような児童を育てていきたいと思いました。今後も探究的な学びについて理解を深め、実践していきたいと思います。
- 教育用クラウドを活用する有用性(意見を比較する、自分には無い視点に気付く等)がわかりました。今後は、教育用クラウドを有効なツールの一つとして授業で活用し、探究的な学びにつながる授業作りをしていきたいと思います。
7月8日(水)ⅢE1103 自らの生命を守るために主体的に行動できる児童生徒の育成に向けて-震災に学ぶ防災教育講座-
〔研修の概要〕
講義・演習 震災の経験や教訓を語り継ぎ、共生の心を育成する「兵庫の防災教育」の推進
・地域の災害特性等を踏まえた実践的な防災教育について理解する
・児童生徒が身に付ける知識や技能について考える
演 習 学校組織の実践力を高める避難訓練
・地域、専門機関等との連携
演 習 児童生徒が災害から自らの生命を守るため主体的に判断して実践する力の育成
・副読本等の効果的な活用
〔受講者の感想〕
・今回の研修を通して、防災教育は災害に関する知識や避難方法を学ぶだけでなく、命の大切さや他者と支え合う心を育むことが重要であると改めて認識しました。今後は、児童生徒が災害を自分事として捉え、主体的に考え行動できる力を育成できるよう、防災教育の充実を図っていきたいと思います。
・避難訓練について、災害時に起こり得るさまざまな状況を想定した環境設定や仕掛けが重要であることを学びました。訓練の目的を「計画どおりに避難すること」ではなく、児童生徒や教職員が状況に応じて主体的に判断し行動する力を高めることとして捉え、自校の取組の改善につなげていきたいと考えました。
・副読本「明日に生きる」や「ちょこっと防災」の考え方を通して、防災教育は特別な時間だけで行うものではなく、各教科や日常の教育活動の中でも実践できることを学びました。今後は教科横断的な視点を取り入れながら、防災教育を継続的に推進していきたいと思います。
7月6日(月) 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて -キャリア教育推進講座-
【研修の概要】
講 義 体系的・系統的なキャリア教育の充実に向けて -学びをつなぐキャリア教育の意義-
講 師 文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官
東北福祉大学 教授 長田 徹
演習・協議 特別活動を要としたキャリア教育(小中)
キャリア発達を促す取り組みを考える(高)
自立と社会参加に向けたキャリア教育の充実(特)
兵庫版「キャリア・パスポート」で小・中・高12年間をつなぐために(小中高)
県立総合教育センター 指導主事
【受講者の感想】
・小学校の低学年も自分の身近なものや家族について考えを書くことで取組みやすくなったり、高学年は過去に自分が書いた内容を振り返ることで、自己理解や自信につながったりすることが分かりました。
・中学校でも、小学校と高等学校までの12年間を見据えて「キャリア・パスポート」つなぐことの大切さを感じました。
・障害の種類や知的発達の程度といった児童生徒の実態に合ったキャリア教育を模索していきたいです。
・高等学校においても、キャリア教育を進路指導や発表活動のみとするのではなく、行事や活動、物事に対する意味付けをすることで、日々の教育活動の中で生徒が自ら考え、意義を見出すことができるようになると感じました。
7月7日(火)ⅢA1101 学校事故等への適切な対応と安全指導ー学校における危機管理講座ー
講義:学校における危機管理と危機対応 -学校事故等の事例から-
尼崎駅前法律事務所 弁護士 曽我 智史 氏
演習:学校内外における事故等への対応
・自校の危機の予測
・教職員による学校安全のための適切な対応
・児童生徒が事故や被害にあわないために
〔受講者の感想〕
・普段、無意識的に行っていることがリスク・マネジメントにつながっているということを自覚し、意識的に行うことが大切だと改めて実感しました。その時になって「どうしよう」となるのではなく、落ち着いて適切な対応ができるよう、周囲とのコミュニケーションや事前シミュレーションを通して「そうなったらこうしよう」と考える癖と視点、危機に対する感度を高めつつ、周囲との関係作りに努めていきたいです。また、自分自身も職場の環境要因であることを意識し心理的安全性に寄与できる言動を心がけたいです。
・本研修を通して、学校事故の結果だけでなく、安全配慮義務を果たすために、日頃からどのような安全対策や指導を行い、その過程を記録・共有していたかが重要であることを学びました。また、ヒヤリハットを共有できる心理的安全性の高い職場づくりが、事故の未然防止につながることを再認識しました。日頃から情報共有や記録を大切にし、組織的な危機管理に取り組んでいきたいと考えます。
・校務分掌で安全防災の担当になり、自身の危機管理意識は高まっているように感じますが、組織全体に浸透しているわけではなく、役割を果たせていないのが現状です。学校全体で危機管理意識を高められるよう研修での報告や学校全体の安全教育と安全管理を進められる研修を行いたいと考えます。特に各教科の領域による危険予測・回避能力の育成については本校の生徒たちはかなり乏しく、教員に働きかけてそういった能力の育成に務めたいと感じました。