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研修の様子

11月29日(水)ⅢC1108 (中)数学科授業実践講座

(研修の概要)

発 表

   表、式、グラフを相互に関連付けて考察し表現した授業実践

    洲本市立青雲中学校     主幹教諭 太田 博文

 

 

 

 

 

 

演 習

 数学的に考える資質・能力を育むための指導法の工夫

    ー数学的活動を通した主体的・対話的で深い学びー

 

 

 

 

 

 

 (受講者の感想)

・太田先生の発表を拝見して、資料の提示の仕方が絶妙で大変勉強になりました。自分自身も子ども達が日常生活と絡めた課題を考えさせる時に、資料の提示量とそのタイミングに課題を感じていたので、今回の発表を参考に考えていきたいです。

・「数学で学んだことを日常生活でどう生かすか」の大切さを改めて感じました。生活場面をイメージさせる時間や生徒自身が考える時間を十分に確保して授業を展開していきたいと感じました。他の先生方の授業案を聞き、同じ題材でもこんなにも指導方法があるのかと驚きました。

 

11月28日(火)ⅢC1114 (小中)道徳科授業実践講座 (b)

(研修の概要)

講 義

    対話を通して深い学びをめざす指導と評価

  兵庫教育大学大学院 教授 谷田 増幸

   

 

 

 

 

 

 

発表

 深い学びをめざす道徳科の授業実践

       姫路市立山陽中学校  教諭 河野 雄司

 

 

 

 

 

 

 

 

演習

 深い学びをめざす授業づくりと指導の改善につながる評価

  

 

 

 

 

 

 

(受講者の感想)

 ・谷田先生の講義を受けて、次回の道徳の授業が待ちきれなくなりました。子どもがどんな考えを持つのかについて可能な限り想像しておくことの大切さを感じました。道徳科の授業では、絶対的な深さがあるというよりも、より深い授業を目指すことを意識して、子どもと共に授業を楽しみたいです。

・道徳科の授業では受容と問い返しが大事であることが分かりました。受容の仕方も声かけや間の取り方を工夫するだけで、子どもたち同士の対話につながるチャンスを作れると感じました。

 ・演習では教材分析を行い、じっくり考えることができました。教材と向き合う楽しさも味わえたので、この気持ちを子どもたちにも感じてもらえるように日々取り組んでいきたいと思います。河野先生の実践を見て、子どもたちとの対話の中から、考えを導き引き出す姿勢を真似したいと感じました。

 ・道徳科の授業について、新たな学びを得るとともに、再確認ができ有意義でした。特に、範読の大切さを改めて感じました。中心発問も先生によって少しずつ違い、考えさせられました。発問次第で子どもたちの意見が変わってくる、つまり、ねらいに迫れるのかが左右されるので、中心発問はとても大切で何度も熟考する必要があると感じました。

 

11月22日(水)ⅢC1329 (高)情報科教育講座B

〔研修の概要〕

講義・演習
 情報通信ネットワークの仕組みと情報セキュリティ
  ・ネットワーク構築(メールサーバ)
  ・パケット通信の流れ(演習では「パケットトレーサー」を使用)
  ・通信の暗号化(暗号化の仕組み、無線LANの暗号化技術)
講義・演習 
 情報デザイン
  ・情報をデザインすることの意味
  ・デザインの一連の流れ(プロトタイプの作成)

 

  


〔受講者の感想〕
・情報通信ネットワークのところは教科書を活用したりスライドを見せて説明したりしているだけで、データの動き等については生徒自身にイメージしてもらうことも多くありました。今回学んだ教材を用いればパケットやデータの動きがとても分かりやすく、コンピュータがどのように通信しているのかが生徒にも伝わりやすいのではないかと思いました。実際に授業で操作するにはもうちょっと教員側の準備が必要だと感じているので、自身で触ってみたいと思いました。生徒の実態に合わせて利用する教材等も今後どんどん検討していきたいです。
・生徒の気持ちになり、取り組むことができました。アプリケーションの特性についても知りつつ、根本的な本質の理解を深めていきたいです。

11月15日(水)(高)農業科・水産科教育講座B

〔研修の概要〕

講   義 学習指導要領における目標や内容を理解する

講義・演習 農業生産工程管理(GAP)の実践事例から学ぶ

       ・農業生産過程におけるGAPの考え方

       ・次世代園芸施設導入事例での取組

演習・協議 農業生産工程管理の授業実践

       ・農業科教育に求められる農業生産工程管理に関する学習展開

 

 〔受講者の感想〕

  • 今回の研修を通してGAPをどのように実践するかというプロセスを学ぶことができました。また、実際に現場を見学させていただいて、GAPを実践するイメージを持つことができました。
  • GAPの考え方は農業教育におけるPDCAサイクルと似ており、授業を展開する上でも、プロジェクト学習とのつながりを意識した指導が重要であると感じました。また、GAPを導入した農業経営を実践するためには、組織的な取組が必要だと思いました。
  • GAPのチェック項目をもとに今後、取り組むことができる内容を精査し、校内の農業管理や農業教育にGAPを取り入れていく必要性を感じました。

11月16日(木)ⅢF1302 教員のためのICT活用講座

〔研修の概要〕

講義・演習 ICT機器(実物投影機・大型提示装置等)の特性について

       ・一斉学習における教員による教材の提示

演   習 学習効果を高めるためのICTの活用

       ・写真教材の作成

       ・アプリを活用した動画の作成

演   習 教育の情報化の推進について

       ・ICTを活用した授業の充実のための校内研修のあり方

 

 

〔受講者の感想〕
・ICT機器を活用することで、とても生徒たちの興味や関心を引き出すことができると思いました。今日実際に動画を作ってみて、時間はかかってしまいましたが、活用していくとだんだんと使いこなせるようになると実感できたので、今後もチャレンジしていきたいです。

・英語科なので、会話文をイメージするのにこういう動画があればいいのになと思っていました。実際に作ってみると案外簡単に作れて便利だったので使ってみようと思いました。

・本校は、タブレット端末の活用に関してはかなり進んでいると思いますが、タッチ式の電子黒板の活用やスクリーンなどの活用はあまりないので、実際に使ってみることで学びが多くありました。iMovieを活用した教材づくりでは、慣れないこともありましたが、教えていただいた技術を駆使して導入の教材を作ることができました。まだまだ時間がかかり、使いこなせているとは思えないので、繰り返し意識的に使ってみようと思いました。