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研修の様子

9月11日(水)ⅢC1224(高)福祉科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 「介護過程」における実践的な能力と態度の育成 
                   大阪人間科学大学 教授 武田 卓也 

演習・協議 「介護過程」の授業の充実に向けた実践的・体験的な学習活動の工夫 
                  

〔受講者の感想〕

  • 今後、介護過程の中に「LIFE」を取り入れる方法や、ICTの活用の方法を勉強していきたいと思いました。  
  • 本日の研修内容を実践するときには、介護過程についての理解を深め、生徒の思考力や、気づきにつながる声掛けができるように意識したいと思いました。  
  • 今回の研修を活かして、生徒に実践的な能力が身につくように教えていきたいと思いました。  

ⅢC1103(小)算数科授業実践講座 9月3日(火)

【講義】一人一人の児童の数学的な見方・考え方を育む授業

                                      神戸大学大学院  教授 岡部 泰幸

 【演習】系統性を踏まえたつまずきの解消をめざす授業づくり-図形の構成要素に着目して-

<受講者の感想>

・授業を組み立てる中で、その一時間の目標やねらいを教員が理解できていれば、こちらが意図していない意見を子ども達が発表した時にも共通点を見付けたり、比べたりする声掛けができると思いました。それができたら、教員も子ども達も授業が楽しめるし、一本筋の通った授業ができると思いました。

・研修を受ける前までは、教科書に載っている図が問題の横にあるか、下にあるかなど、その意味を考えたことがありませんでした。教材研究をしっかりと行い、教科書の出題の仕方の意味や意図を正しく理解して授業づくりに取り組んでいきたいです。

・今日の研修で統合的・発展的に考察するという言葉が何度も出てきました。これらが算数科の授業づくりのポイントになると思います。これからは、数学的な見方・考え方を働かせ、統合・発展を意識した授業づくりについて学び続け、それを実践につなげたいと感じました。

9月4日(水)ⅢC1113(小中)体育科・保健体育科授業実践講座【b日程】

【講義】豊かなスポーツライフを実現する資質・能力を育成する授業づくり
    -課題を見付け、その解決に向けた学習過程-
                兵庫教育大学大学院  教授 筒井 茂喜

 

【発表】発達の段階を踏まえ、系統性を意識した「ボール運動系」領域の授業実践
                 丹波市立青垣中学校  主幹教諭 大槻 武志

 

【実習・協議】

 児童生徒が、自己やチームの課題を発見し、合理的な解決に向けて運動の取り組み方を工夫するための授業づくり

 

<受講者の感想>

・今回の研修での学びは「戦術的気付きを促す学習」です。子ども達にどのように気付かせる課題ゲームを設定するか、どのように意図的な場面を設定するかということを2学期の体育科の授業でしっかりと考えていきたいです。

・これまでの自分の指導を振り返ると戦術と作戦を混同していた部分があったのだと気付きました。今日の研修で整理することができたので、子ども達にどうすれば戦術的気付きを与えることができるのか、促すことができるのかを考えていきたいと思います。

・体育科の授業づくりにおいて、運動の系統性を意識して取り組んできました。今日の研修で、子ども達が思考する場面の大切さを強く感じたので、単元計画の段階での思考場面の設定に加えて、子ども達が気が付いたり、実感したりできるような体育科の授業づくりをめざしていきたいと思います。

 

 

8月29日(木)ⅢC1205(高)理科教育講座

〔研修の概要〕

講   義 科学的に探究するために必要な資質・能力の育成 
                    京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸 

演習・協議 探究の過程を踏まえた授業づくり 
                    ・観察、実験を中心とした授業プランの作成 

 

〔受講者の感想〕

  • メタ認知に関する演習では、これまでの自分を振り返って言語化したり、他の人からの質問を受けたりする中で、気づいていなかった自分に気づくことができました。  
  • 自分がこれまで探究活動として行ってきたことが、本当の探究活動であったかを振り返る機会となりました。探究活動の本質を捉えて今後の実践に活かしていきたいと思いました。  
  • 限られた時間の中でも生徒の思考力を向上させ、深い学びにつなげることができる授業づくりを考えたいと思いました。  

8月29日(木) ⅢF1310 先端技術体験講座

〔研修の概要〕

講   義 授業における先端技術の活用
演   習 先端技術の実機体験
       ・3Dプリンタ
       ・ドローン
       ・VRゴーグル
       ・生成AI
演習・協議 授業等における先端技術の活用

 

      

 

〔受講者の感想〕

・既存の環境でのSTEAM教育には取り組んだことがありましたが、先端技術を組み合わせることで児童の興味関心や意欲の向上だけではなく、実社会とのつながり等も意識させることができると考えました。そうすることで、主体的な学びにもつなげることができ、新たな時代に求められる力を育むこともできると思いました。

・先端技術に触れる機会がほとんどなかったため、今日は新鮮な気持ちで参加することができました。生成AIであればインターネットの環境さえあれば活用できるため使っていきたいと思いました。その他の体験は機器が必要になるため、導入には少し時間がかかりそうであるが、いずれ導入され活用場面も増えてくることから、体験して慣れておくことが大切だと感じました。

・4つとも耳にしたことはありましたが自分で操作するのは初めてだったので、貴重な経験になりました。現在学校に導入されているICTも活用しきれていないことがあるので、こうして最先端の技術に触れる機会は大切だと思います。時代の移り変わりを実感する機会にもなりました。

 

8月27日(火) ⅢF1314 先端技術活用講座ーSTEAM教育の推進(生成AI)ー

 

〔研修の概要〕

講   義 授業における先端技術の活用
演   習 生成AIの活用
       ・各種対話型生成AIの違い
       ・校務や授業での活用
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用

〔受講者の感想〕

  • この研修を受けるにあたり、事前にとりあえずやってみよう精神で生成AIを活用してみて、何となくわかったこともあり、「楽しい」という気持ちを持つようになりました。今回の研修を受けて、さらに多くの活用方法を知り驚くと同時に、「どのような場面で活用できるだろう」と考えながら受講することができました。今は使い始めたばかりなので、なんでもかんでも生成AIを活用できないかと検討しているところがありますが、それを繰り返しながら有効な活用方法を考えていきたいです。
  • 生成AIを文書作成ソフトや表計算ソフトなどと同じく1つのツールとして捉え、必要に応じて日々の業務や授業に組み込み効率化を図ることによって削減できた時間を、授業内容等を創造する時間や、生徒との対話との対話する時間に活用していくことができると良いなと感じました。

8月27日(火) ⅢF1313 先端技術活用講座-STEAM教育の推進(VRゴーグル)-

〔研修の概要〕
講   義 授業における先端技術の活用
演   習 VRゴーグルの活用
       ・VRゴーグルの操作方法
       ・仮想空間の作成
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用

 

 


〔受講者の感想〕

・初めて知ったこと体験したことがあり、すぐに実践できることがあれば取り入れていきたいと思いました。

・実習の電気工事の現場で360°をカメラを使って見学、行くことが難しい施設(変電所や発電所)の見学などの利用が可能だと考えました。

・理科の実験器具の使い方、防災学習、空間図形の学習などで活用ができそうだと考えました。

8月22日(木) ⅢG1413発達障害のある子どもの就労支援講座-自立と社会参加に向けた指導・支援-

 

〔研修の概要〕 

講   義 発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援

       ・発達障害のある子どもの就労に関する現状と課題
       ・発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援
演習・協議 社会的・職業的自立に向けた学校段階での取組の充実に向けて
       -就労に際して求められる能力と、自立活動の内容の接点から考える-
講   師 国立特別支援教育総合研究所発達障害教育推進センター
                    主任研究員 榎本 容子                   

〔受講者の感想〕

・発達障害のある子どもにとって、合理的配慮があれば働く上で大いに助けとなり役立つということがわかりました。

・体験的な活動を大切にし、様々な人とのやりとりを通じて自己理解を深めるということを、今後の学校生活に生かしていきたいです。

・就労に向けた道筋が学べ、保護者理解の重要性を実感しました。

 

 

8月23日(金) ⅢD1502いじめ問題への対応講座B

8月23日(金) ⅢD1502 いじめ問題への対応講座Bを実施しました。

  

〔研修の概要〕

  講義・演習:発達障害の可能性のある児童生徒のいじめ問題の理解と対応
        ・いじめ問題の現状への理解
        ・学齢期におけるいじめと発達障害の可能性のある児童生徒の関わり
           兵庫教育大学大学院 教授 井澤 信三

  講義・演習:いじめ未然防止のための児童生徒の関係づくり
        ・互いに認め支え合う集団づくりに生かせる「いじめ未然防止プログラム」の体験

 

〔受講者の感想〕

○ 学級に発達障害の可能性のある児童が複数在籍しており、周りの児童との関わり方が難しいと感じていました。2次障害を防ぎ、多様性を認め合えるクラスの雰囲気が大切と学び、2学期からどの子も認めてもらえていると感じられる居場所にしていきたいと思いました。また、トラブルが起きた際には、井澤先生の講義にあったように、ノートに書きながら振り返りをして、お互いの児童の学びとしていきたいと思いました。

○ 午後の講義では実際に「いじめ未然防止プログラム」の「私って、どんな人?」を体験することで、自分自身の自己有用感が高まったことを実感できました。また、他者の良いところを探すきっかけになると思ったので、児童にあった形で実践したいと思いました。

 

8月9日(金)ⅢC1209(高)芸術科(美術)教育講座

〔研修の概要〕

講   義 生徒一人一人の創造的に表現する力を育成する美術教育について 
                    -ICTを活用した授業場面における表現方法の工夫- 
        大阪教育大学 准教授 渡邉 美香

発   表 授業におけるICT活用の実践事例について

演習・協議 生徒が創造的に表現するためのICTの特性を生かした指導方法

  

〔受講者の感想〕

  • ICTの力を借りながら生徒の創造力・想像力を育んでいきたいです。
  • 生徒が美術の授業以外のことにもICTというツールを活用できるように指導していきたいと思います。
  • タブレットを使うことが目的とならないよう、授業のねらいと学習の目的を中心に据えた授業づくりを心掛けていきたいと思います。