ブログ

研修の様子

12月9日(月)令和6年度 人権教育講座

(研修の概要)

講 義

共生社会実現に向けて主体的に取り組む実践力を育成するために
 -多様な価値観や今日的な人権課題の理解促進に向けて-

兵庫県教育委員会事務局 人権教育課 指導主事 後藤 英之 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

発 表

今日的な人権課題に対応した教育実践

稲美町立稲美中学校 教諭 松村 慎哉

演 習

今日的な人権課題の解決に向けて
・学校や地域の実態に応じた指導方法の工夫・改善

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講者の感想

(小学校)

人権教育というと堅苦しいイメージですが、子どもたちの日常を考えると様々な人権課題があると改めて感じました。子どもたちの未来が明るくなるように、自分たちが守られている権利について伝えることも必要だと感じました。また自分たちが知らない間に人の権利を侵していないか考えられるように働きかけたいと思いました。

(中学校)

以前からある人権課題に対してはこれまで自分も勉強をしてきましたが、新しい課題もあるので、それらの課題についても取り組んでいきたいです。その中で人権課題というのは全ての人の活動において必要なことであり、どんな課題であっても根っこの部分は一緒であるという認識をもって指導をしていきたいです。

(高等学校)

人権はすぐに身に付くものではなく、少しずつそして繰り返し学習することが大切であること、さらに、学校全体で取り組んでいくべき内容であることを強く感じました。稲美町立稲美中学校の取組が素晴らしかったです。継続して学校全体として取り組むことが人権教育だけでなく、何事にも一生懸命取り組む姿勢や自主性を伸ばすことにもつながると感じました。高等学校はどうしても単発で終わることが多くなっているので、そこが課題だとわかりました。

(特別支援学校)

子どもの人権に関して、グループ協議をすることによって、他校種の先生方の人権に対する意見を聞くことができて良かったです。子どもたちの実態が様々な中で、それぞれの取組にヒントを頂きました。今日学んだことをこれからの実践に生かしたいと思いました。

 

会議・研修 ⅢF1306 Google Workspace実践講座c

〔研修の概要〕

講義・演習 Google Workspaceの各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるGoogle Workspaceの授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

・生徒個人個人に作業をさせてクラスの前で発表というスタイルを脱却して、作業段階から協働の場面がもっと増えるようにしたい。

・生徒の進捗状況をスプレッドシートで確認したり、チャットをコミュニケーションツールとして活用することで、円滑な授業運営に役立てたい。

・今まで活用していたもの以外に多くの教材を知ることができました。特に生成AIは悪、のように考えていたけれど、うまく使用していくことがこれからの生徒たちには必要になるのだと気づくことができました。自分がやってみるともっと説明してほしいかな?と思っていたことも、問いを一つ与えれば生徒は自分たちで課題解決に向かって動き出せることもわかりました。

 

12月5日(木)ⅢC1106(中)国語科授業実践講座

(研修の概要)

講 義

国語で正確に理解し適切に表現する資質・能力の育成に向けた「読むこと」の指導と評価

    岡山大学 教授  宮本 浩治 

発 表

  言葉による見方・考え方を働かせる授業実践

    小野市立小野南中学校  主幹教諭  友定 美紀

演 習

  「説明的な文章」における授業の在り方

・目的や意図に応じ、複数の情報を整理しながら適切な情報を得て、それらを用いて内容をまとめる学習過程の工夫

 

(受講者の感想)

・授業で文章を読ませる際には、まず全体を把握させてから進めたいと思っていました。論理の展開を把握するにはその方が適していると感じていたのですが、違ったようです。今後は子どもが語りたいと思うような発問を大切にしたいです。それが自由な読みにつながり、人によって受け取り方が変わるということも体感させられそうです。

 ・今回の研修のように、同じ教科の方々と1つの教材について吟味することや、生徒のつまずきを想定して教材研究をすることがなかったので、とても参考になりました。また、中学校の先生方だけではなく、小学校や高校の先生方とも一緒にやってみることで、系統立てて手立てを考えてみたいと思いました。

 

 

 

12月6日(金) ⅢC1108(中)数学科授業実践講座

 講義「数学的活動を通した主体的・対話的で深い学び」

   京都女子大学  教授 坂井 武司

 

演習「表、式、グラフを相互に関連付けて考察し表現する力を育む授業づくり」

   

<受講者の感想>

・今日の坂井先生の講義を聞いて、改めて数学科のおもしろさを発見しました。一つのグラフや一つの問いに対してもいろいろなアプローチ方法があり、新たな考え方に気付き、納得できることを再認識しました。このおもしろさは数学科にしかないと思うことができました。また、このおもしろさを生徒にも伝えられるように努力していきたいと感じました。

・対話的な学習をする上で、子ども達が「考えよう」「考えたい」と思えるような、「考える必然性」を意識して授業を組み立てていきたいと感じました。また、日頃の授業づくりの様子や演習で考えたことなどを、タブレットや電子黒板といったICTを活用して共有したり、意見交流したりして、多くの考えに触れることができて、たいへん有意義な時間となりました。

会議・研修 ⅢF1306 Google Workspace実践講座b


〔研修の概要〕

講義・演習 Google Workspaceの各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるGoogle Workspaceの授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

・実践が一番大切であると感じた。今日はiPadを使用して,様々な課題のシートを作成したが,なかなか思うように編集が出来ず使い方を知る必要があると身をもって実感した。生徒の立場として授業を受けてみることの大切さを改めて体現できた。デジタルを使用する機会を日々増やして,様々な便利なアプリやツールを利用できるように自分自身をアップデートする必要があると感じた。

・場面に応じてアナログ(紙媒体)、デジタル教材を使い分けていくことを改めて学びました。
時代はデジタル化となっていますが、アナログの良さもしっかりと残しつつ授業に反映させていきたいと思いました。

・デジタルとアナログの使い分けの部分で、どうしても従来のアナログ方式でやってしまう部分がありましたが、今回の研修を受講してこれをデジタル化してできるんじゃないか?と実践してみようと思う部分が増えました。ただ、どのように子どもたちに考えさせていくか、どうすれば有効的に使うことができるのか、今後も学び続けていくことが重要だと感じた。

ⅢC1114(小中)「特別の教科 道徳」授業実践講座b日程

【講  義】

考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業をめざして―対話的な学びを通して児童生徒が感銘を受けるとは―

 兵庫教育大学大学院 谷田 増幸 教授

 

【実践・協議】

考える楽しさを創る「特別の教科 道徳」の授業実践

 加古川市立野口小学校 大門 裕 教諭

【演  習】

「特別の教科 道徳」における授業改善につながる評価の在り方

 

【受講者の感想】

・谷田先生の講義の中で教材分析に取り組んだことにより、教材解釈や道徳的価値について理解が深まりました。日々の教材研究は、一人で深めきれないところもあるため他学年とも連携しながら、学校全体で進めていきたいと感じました。対話で深めるための「受容」と「問い返し」は、本時のねらいを踏まえ、内容項目について理解をした上で実践していきたいです。

・谷田先生の講義では、「考える楽しさ」を創るための授業の組み立て方を学ぶことができました。教材分析をする際、「主人公は誰か」、「変化するきっかけ・出来事は何か」、「変化する場面はどこか」を捉えた上で、中心発問や問い返しを考えていくことが重要であると思いました。そして、教員が楽しいと思える授業を実践することが、子どもの多面的・多角的な考えを引き出すことに繋がり、子どものためのよりよい評価の在り方にも繋がると思いました。

11月28日(木) ⅢF1308 Office365実践講座cー児童生徒の学びを深めるためのOffice365(クラウドサービス)の活用ー

〔研修の概要〕

講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
       
発   表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
       
演   習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
       ・アプリケーション連携
       

〔受講者の感想〕

  • 今まで管理のしやすさから、Office365について一方向の活用しかしていませんでしたが、本日の講座を受講して、双方向にやり取りできるメリットを多く感じたため、そういった活用方法を取り入れていきたいと感じました。
  • Office365を使うことによって、個別最適な学びや協働的な学びから子ども自身が深い学びに繋げることができ、授業や教材づくりの効率化も図れることを実感した。今後さらに研修で学んだ、アナログとデジタルのそれぞれの良さを生かした実践に取り組んでいきたい。
  • 本校では、Googleクラスルームをメインに使用しているため、Office365の使用頻度が少ない。この現状から、Office365のアプリの使用方法や授業での活用方法を学びたいと考え受講した。クラスルームと類似したアプリもあることが理解できたので、それぞれの良い所を活用しながら、授業に取り入れていきたい。

11月22日(金) ⅢG1405 特別支援教育における効果的なICT活用講座B -子ども自らが学習意欲を高めるICT活用-

 

 

〔研修の概要〕

講   義 学ぶ楽しさを実現するためのICT活用
演   習 学ぶ楽しさの実現や生活の質を高める児童生徒のICT活用
協   議 自校または自身のICT活用実践事例
講   師 国立特別支援教育総合研究所 特任研究員 青木 高光

〔受講者の感想〕

  ・子どもの困難に対し、効果を生む支援への道筋を具体的にシンプルでわかりやすく

           示していただき、自分の学校で子どもに還元するものが見えました。

  ・ICT活用のためには、児童生徒の実態把握が大事であるということがわかりました。

  ・すぐに使える学習補助アプリを教えていただいたので早速使用したいです。

11月15日(金) ⅢG1401 障害のある子どもと歩む保護者理解講座 -保護者の視点から考える教職員の役割-

   

 

〔研修の概要〕

講   義 共生社会の実現に向けた保護者の願いと教職員に期待すること
       ・障害のある子どもの誕生から現在、未来への保護者の思い
       ・保護者の思いに寄り添うために
       ・学校や地域、社会とのよりよい関わりに向けた学校・教職員の役割
演習・協議 面談等を通じた保護者理解の実際
講   師 兵庫県手をつなぐ育成会 副理事長 下村 直美

〔受講者の感想〕

  ・保護者が子どもの障害を受容するまでには、思っていた以上に困難さや葛藤がある

     ことを知りました。

  ・下村さんのお話を聞いて保護者に寄り添えるような教師でありたいと思いました。

  ・障害のあるお子さんをもつ保護者の生の声を聴くことができ、とても貴重な機会が

   得られました。

11月25日(月)令和6年度(小)外国語授業実践講座 (中)英語科授業実践講座

(研修の概要)

演習(小学校)                                                                                                         

言語活動の充実に向けた授業づくり                                                                              
 ・児童が話したくなる目的や場面、状況の設定                                                             

 

 

 

 

 

 

演習(中学校)

言語活動の充実に向けた授業づくり

    ・生徒が話したくなる目的や場面、状況の設定

 

 

 

 

 

 

発表(小中共通)

(小学校)                                                                                                                              

児童が主体的に考えや気持ちを伝え合う力を育む授業実践 

 

 

 

 

 

 

(中学校)

生徒が主体的に伝え合う力を育む授業実践

 

 

 

 

 

 

講義(小中共通)

コミュニケーションを図る資質・能力の育成に向けて
 ・指導と評価の一体化に向けた授業づくり
 ・小中の学びのつながりを意識した指導の工夫

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

受講者の感想(小学校)

・児童のモチベーションを高めるためには、単元の最後の言語活動において目的や場面、状況を設定した魅力的な活動にすることがいかに大切か改めて学ぶことができました。今日学んだことを明日からの授業で生かしたいと思います。

・生成AIやデジタル教科書を用いた授業の在り方や、子ども達の学びの見取り方や評価方法について具体的に教えていただいたので、これからの授業で取り入れていきたいです。

 

受講者の感想(中学校)

・これまでの自身の授業を振り返ると、型にはまった授業が多かったので、これからはアンテナを高く張り、常に振り返りと更新をすることで生徒の興味関心を高められる授業をしたいと思いました。また、個別最適な授業や生成AIを用いた授業にはまだ挑戦したことがないので、実践している先生から学び、少しずつ取り入れたいと思いました。