中大連携授業を行いました!

 6月17日(木)、今年度第1回目の「中大連携授業」として兵庫県立大学 岡邑 和子(おかむら かずこ)講師に本校へお越しいただき、2年生を対象に「赤ちゃんの不思議と看護」をテーマに講義をしていただきました。

 

 

 

 

 

 

   最初に、大学生活について説明していただき、その後、赤ちゃんの胎外生活への適応についてなど専門的な内容をお教えいただきました。また、ナイチンゲールのあまり知られていない功績についても丁寧にお話しをいただきました。

 生徒たちにとっては、生命の尊さについて改めて考えることができ、有意義な時間となりました。

【生徒の感想】

・私は最初、人間が赤ちゃんが呼吸ができるように何かしらの手助けをしているのではないだろうかと予想していました。でも、赤ちゃんは機械的刺激や科学的刺激などによって自然に呼吸ができるようになってしまうのだと知り、「人間の生命力は本当に強いんだな」と驚きました。

・今までナイチンゲールは、クリミアの天使と呼ばれたとても優しい看護婦というイメージがありました。今日の授業で、看護婦ではなく統計学者ということに一番驚きました。臨床経験は3年と短いですが、そのなかで自分の政治的、学問的、経済的支援者の人脈を、駆使して、トイレやベッドのシーツ等、衛生を徹底的に改善し、死亡率を40%から2%まで減らしていてとても素晴らしく、行動力のある人だと思いました。