芸術鑑賞会で狂言を鑑賞しました

 10月21日(金)の3・4時間目に、体育館で芸術鑑賞会を開催しました。

 今回は、大蔵流狂言 善竹会の皆様をお迎えして狂言を鑑賞しました。曲目は「蟹山伏」と「棒縛」の2曲でした。どちらも登場人物の軽妙なやりとりやせめぎあい、知恵の出し合いが見所の楽しい狂言で、生徒達は日本の古典芸能の世界に見入っていました。また、公演前には「狂言の楽しみ方」と題し、狂言における言葉遣いや立ち方、お辞儀の仕方なども教えて頂き、生徒達も熱心に動作を覚えていました。公演終了後の生徒会長によるお礼の挨拶では、早速教えて頂いたお辞儀の仕方を実践し、その後、生徒全員でも狂言流の言い方と動作で感謝の気持ちを伝えました。

 今年度も新型コロナウイルス感染症対策として保護者の皆様の入場は叶いませんでしたが、ほとんどの生徒が狂言を観るのは初めてということだったので、室町時代から続く日本の伝統文化に触れる良い機会になったと思います。

 善竹会の皆様、ありがとうございました。