千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

最後まで諦めない姿勢【野球部・パソコン部】

 昨日は、一日出張のため学校へ出勤できず、ブログ更新もできませんでした。申し訳ありません。出張先で、学校や野球部の試合の様子が気になって仕方がなく、ソワソワしている自分がありました。野球部の結果は、夕方、高野連の速報結果を見て確認し、1対9(7回コールドゲーム)で須磨翔風高校に敗れたことを知らされました。試合の様子は見れませんでしたが、3回までは0対2で渡り合い本校らしい野球が出来ていたようですが、4回以降は自力に勝る須磨翔風高校に連打を浴び悔しい敗戦となりました。今朝、職員室で清水先生から「勝てなくてスミマセン…」と謝られました。私は「十分に頑張ってくれた」と労いました。その短いやり取りの中で、強豪校相手でも生徒を信じ、勝利を信じ最後まで戦いぬいた先生方の姿勢を感じ、嬉しく思いました。勝利できなくとも、最後まで諦めない姿勢は選手たちに必ず伝わり、その指導は今後の生徒たちの生き方に繋がると私は思います。3年生は最後の試合となりましたが、野球を通して学んだことをこれからの人生に大いに活かしてもらいたいです。「ありがとう」、「お疲れさん」、3年生部員にも心から労いの言葉を送ります。野球部は、休む間もなく夏季休業中に秋の西播地区予選会が始まります。1,2年生がこの悔しさを晴らすべく、頑張ってくれることを期待します。
 また昨日の放課後、日本情報処理検定が行われました。パソコン部員を中心に11名が受験しましたが、3年生の一坪さくらさん(千種中出身)と池部黄那さん(山崎南中出身)が8月の全国パソコン競技会(愛知県)に出場できる実力があり、どうだったか気になっていました。今朝、顧問の大田先生から「最終結果はまだ分からないが、二人とも基準の文字数をクリアしました!」と報告を受け期待が高まっています。野球のように注目を浴びる競技ではありませんが、日々の地道な努力が実を結ぶことを願わずにはいられません。パソコン部も頑張ってます!

 
 
 
 
 

新たなリーダーを決める!【全学年】

 大雨・洪水警報による臨時休校から一夜明け、本日から学校が再開しました。7月20日(火)の終業式までは、午前中授業となりますが、これから様々な行事が目白押しでブログのネタを何にしようか困るほどです。今日はその中でも4限目に行われた生徒会役員選挙立会演説会の様子を紹介します。
 昨年、私は本校の生徒会選挙立会演説会を初めて目の当たりにし、生徒たちの演説する姿に大きな感動を覚えたのを今も鮮明に記憶しています。今年の生徒会役員候補14名による立会演説会も、立候補者それぞれの熱い想いが込められており、昨年の感動が再び蘇る一日となり、目頭が熱くなりました。最初に2年生ですが、全員が昨年度の生徒会経験者でしたが過去の経験を活かし、今後の具体的な方針が生徒の口から語られました。小規模校だから出来る本校の特性をさらに引き出し、温かみのある校風をさらに築いてくれる予感がしました。そして1年生、まだ入学してわずが数カ月ですが勇気を振り絞り立候補してくれました。「失敗することを恐れ消極的だった自分を変えたい」、「人前で話すことが苦手だけど人の役に立ちたい」、「文化祭での先輩方の姿に憧れた」とフレッシュに語ってくれました。学年の先生方も、「頑張れ~っ」と我が子を応援するかのような眼差しで見守る中、緊張したと思いますが全員が立派な演説を行いました。立候補者の皆さん、今日はお疲れ様でした。
 午前中に再び宍粟市に大雨警報が発令されたため、給食を食べた後はすみやかに下校することとなりました。予定していた部活動や検定などは出来ませんでしたが、生徒の皆さんはこの週末も含め安全を最優先にした行動をお願いします。

 
 
 
 
 

短冊に願いを込めて【49回生】

 本日は大雨警報による臨時休校のため、雨の音しか聞こえない静まりかえった学校となっています。本来なら、考査も終了し部活動など次の目標に向けてスタートを切る日でしたが仕方がありませんね。生徒の安全が最優先ですし、昨日からの猛烈な雨や今後の雨雲の様子を見ると諦めもつきます。今日は、自宅でできる最善の行動をとるようにしてください。
 さて、昨日7月7日は七夕でした。夜空を見上げるような天候ではありませんでしたが、1学年では考査終了後にミニ七夕会が行われました。前日の夕方、アクティブな高橋先生と村上先生が「竹を探してきます!」と鷹巣まで行って竹をゲットしたようです。誇らしげに竹を持ち帰ってきた高橋先生と村上先生は、まるで少年のように嬉しそうにしていました。そして、考査終了後に短冊にそれぞれの願いを書き、竹に括りつけていました。「試合で勝つ!」、「600点突破!」など部活動での目標を願う生徒や「彼女ほしい!」、「赤点回避!」など切実な願いも…、また「望大先生が、カワウソになりますように…」という意味不明の願いもあり笑ってしまいました。
 こうした生徒たちの願いが天に届き、一人でも多く叶うことを願わずにはいられません。しかし、願い事は単にお願いするだけではなく、自身が最大限に努力をした上で叶えられるものです。願いが叶えられる自分であるかどうかを見つめなおす機会にしてもらいたいと思います。1学年の先生方、楽しい企画を有難うございました!

 
 
 

本日、臨時休校です【緊急連絡】

 おはようございます。現在、宍粟市に大雨警報が発令されています。規定では、7時時点まで自宅待機としていますが、回復の見込みがない事と宍粟市に土砂災害の避難指示が出ている危険な状況から6時時点で臨時休校と判断します。生徒の皆さんは、安全を確保し家庭学習等を行ってください。

強打者現る?【硬式野球部】

 今日は朝から土砂降りの雨…生徒は傘をさしながら肩をすくめて登校してきました。線状降水帯と呼ばれる雨雲の帯が島根県、鳥取県等の日本海側に発生しているようです。千種町も大雨による警戒が必要ですが、土砂災害や河川の氾濫等が起きないことを願います。
 さて、7月12日(月)に高校野球夏季大会の初戦を迎える本校の硬式野球部員は、考査期間中も時間を決めて練習を継続しています。昨日の放課後も、元気のよい掛け声が職員室に響き渡り、気持ちが高まっている様子が感じられました。グランドを眺めていると「あれ!なんじゃこれは?…」とピッチングマウンドで面白い光景を目にしました。なんと、バッターボックスに打者を見立てた木製の人間がいるのです。思わずカメラを持ちグランドへ…指導されていた舩曳先生に話を聞くと、今年卒業した山口大翔君と、岸本航貴君がアクティブ(木工)の授業の中で制作したと言うのです。投手をしていた山口君が練習で「あったらいいな」と感じていたこと、またユーチューブ動画で有名私立高校が人形を立てて練習していた様子を見て、是非後輩たちに残そうと制作してくれたものでした。身長180cmを越える大柄の強打者は、阪神の佐藤輝明選手を彷彿させます。移動させれば右打者にもなり、実践に向けたトレーニングが行えるのです。この日、ピッチング練習をしていた世良優和(2年・一宮北中出身)は、「打者がいることで、より気持ちのこもった投球ができる!」とその効果を語ってくれました。木製なので、ぶつけると壊れるという欠点はありますが、先輩たちの残してくれた手づくりの強打者人形を大切に使用し、力をつけてほしいと思います。