千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

1学期が終了しました!【全学年】

 本日をもって1学期が終了!今日は、大掃除、終業式、LHR等が行われました。大掃除では、1学期の汚れを落とすべく、新聞紙を使用した窓拭き、クモの巣取り、トイレのマット下の掃除など普段の掃除でできない所まで丁寧に掃除が出来ていました。校内はピカピカです。ありがとうございます。終業式における校長訓話では、校長先生が神戸市の中学校に勤務されていた際に阪神淡路大震災を経験されたことをお話されました。若かった頃は、頑張ることが一番大切だと思い、生徒にも厳しく指導していたが、生徒・保護者がたくさん亡くなり家も壊れ生活もままならない震災を経験し、教育観が大きく変わった。これが出来る出来ないとか、得意、不得意とか悩み、苦しみなんて小さなこと…、それより「生きている、命があることが一番大切だ」と思うようになったと熱く語られました。経験からのお話はとても重みがあり、生徒たちも自分の事として真剣な表情で聞いていました。校長先生もおっしゃられたように自分の命を大切に夏季休業中も元気に過ごしてほしいと思います。その後、生徒会役員認証式、ライフル射撃部、パソコン部の全国大会出場壮行会が行われました。顧問の先生からの紹介の後、生徒会長の南光開斗君から激励の挨拶、最後に生徒一人一人の決意が述べられました。「全国大会で入賞をめざす(秦)」、「憧れの秦先輩に勝ちたい(猶原)」、「自己ベストを出します(一坪)」、「緊張するけどしっかり準備してベストを尽くす(池部)」とそれぞれ語られ大きな拍手を浴びました。教室に戻り、LHRでは担任から通知表等の受け取りや様々な連絡事項、3年生は7月30日(金)からの修学旅行代替行事に向けたしおりの読み合わせ等が行われていました。
 昨年は授業時間の確保から夏季休業が10日間短縮されましたが、今年は42日間の夏休みに戻ります。長い夏休みですが、生活のリズムを崩すことなく、充実したものとなることを願っています。

 
 
 
 
 
 
 

白熱の球技大会【全学年】

 梅雨が明け、千種町にも本格的な暑い夏がやってきました。日中の最高気温は34℃まで上昇し、セミの鳴き声も勢いを増しています。1学期の終業式を明日に控えた本日、全校生による前期球技大会が行われ、暑さに負けず白熱した戦いが繰り広げられました。昨年同様、男子はサッカー、女子はドッジボールでその頂点を目指しましたが、真剣勝負の中にもわきあいあいとした温かい雰囲気が感じられ生徒たちの輝く笑顔がたくさん見られました。まず男子ですが、本校は残念ながらサッカー部がありませんが、サッカー経験者のいるチームはその生徒が要となって非常に高いレベルの試合が行われており、「ナイスシュート!」という掛け声や拍手が沸き上がりました。女子のドッジボールもボールを縦横にまわし声をかけ合いながら、内野にいる生徒を狙い撃ちします。逃げ惑う内野の生徒は、必死に攻撃をかいくぐります。その女子生徒同士のやりとりが真剣なだけに見ている私たちを魅了しました。「ナイス!」、「がんばれ~!」大きな拍手と共に、女子メンバーも男子に負けじと盛り上がっていました。上位チームは以下の通りです。生徒の皆さん、今日はお疲れ様でした。
 ★男子サッカーの部
  優勝 2年Bチーム  準優勝 1年Aチーム  3位 3年Bチーム
 ★女子ドッジボールの部
  優勝 2年Bチーム  準優勝 2年Aチーム  3位 3年Aチーム
 
 
 
 
 
 
   

進路を見据えて…【全学年】

 本日3、4限、全学年を対象とした進路ガイダンスが行われました。受験を目前に控えた3年生は、進学組と就職組に分かれて面接練習を中心に指導を受け、1,2年生は分野別分(看護・医療系、芸能・音楽、福祉、保育、スポーツ・健康、ファッション、動物、理容・美容、IT・情報処理・ゲーム、建築・土木、フード、機械系から2分野を選択)に分かれて興味のある分野の話を聞きました。面接練習では、具体的な入室方法や基本的な質問を交え行われていました。また、見ている生徒も面接官の立場になりながら、より印象の良い姿や対応の仕方等について学びました。3年生も2年生の2学期頃から学年内での面接指導を受けてきましたが、本日の指導により新たな気づきや発見があったのではないでしょうか。今日の指導をきっかけにして、夏季休業期間中にブラッシュアップさせ面接試験に自信をもって臨めるよう準備していきましょう。1,2年生は、各分野の専門学校からの講師が主でしたが、一方的な話だけでなく体験を加えながら楽しく参加できていました。コロナ禍ということで、一部はオンラインで説明を受ける分野もありました。モニター上に映る講師とのやり取りにも動じずハキハキと対応できており、だいぶオンライン対応に慣れてきているように感じました。どの学校の講師の先生方からも「千種の生徒さんは、素晴らしい姿勢ですね」とお褒めの言葉をいただき、誇らしい気持ちになりました。1,2年生の皆さんも、今日の進路ガイダンスをきっかけとして、積極的にオープンキャンパスに出向くなど進路の方向性を模索する夏季休業にしてもらいたいと思います。講師の先生方、本日は遠方よりご来校いただき、有難うございました。

 
 
 
 
 
 

努力の花咲く【パソコン部】

 昨日の夕方、嬉しい報告が届きました!今週月曜日に実施された日本情報処理検定の結果、一坪さくらさん(3年・千種中出身)と池部黄那さん(3年・山崎南中出身)が2名揃ってパソコンスピード認定試験(日本語)の1級に合格し、8月6日(金)に愛知県名古屋市で開催される第35回全国パソコン技能競技大会への出場が決定したのです。顧問の大田先生から事前に、二人の全国大会出場の可能性は聞いていましたが現実のものとなり、本当に嬉しく思います。今朝、教室前に行き二人に「おめでとう、よう頑張ったな!」と声をかけると、嬉しさを全面に出すことなく少し微笑んでペコリと頭を下げてくれた一坪さんと池部さん、「もっと喜べよっ」と思わずツッコんでしまうほど物静かな2人ですが並々ならぬ努力を積み重ねて来たに違いありません。特に昨年来、コロナの影響から学校での部活動時間が制限され、モチベーションが上がらなかった時期もあったことでしょう。その中で、本当によく頑張ったと思います。池部さんに至っては、冬はスキー部員としてクロスカントリー競技で全国総体に出場を果たすなど夏冬共に大車輪の活躍です。本当に素晴らしいです。大田先生によれば、昨年までは全国出場できるほどの力はなかったが、この一年間で急激に力をつけたそうです。「努力の賜物です」と二人を称えていました。全国大会に向けて、一坪さんは「落ち着いて自己ベストを出せるように頑張ります!」と語り、池部さんも「悔いのないように自己ベストを目指す!」と内に秘めた闘志を見せてくれました。
 10分間という短い時間の中で、タイピングのスピードと正確さを競う競技は、独特の緊張感があると思いますが、全国大会で二人がさらに輝きを放つことを願っています。頑張れ、パソコン部!!

 
 
 

3年間の想いを込めて【茶華道部】

 本日、放課後に茶華道部による「お茶席」が行われました。昨年度に続き、コロナの影響からすべてのイベントが中止となった茶華道部、生徒の活躍の場がないまま稽古だけを実施してきました。先月の文化祭も飲食禁止での実施となったので、校内のお茶席すらも設けることができませんでした。それでも、「3年生に区切りとなるお茶席を実施してやりたい」という顧問や外部講師の深川先生の想いから校内のお茶席を実施する運びとなったのです。
 朝からセミが鳴き太陽が照りつける暑さの中、生徒たちは涼しげな浴衣姿に変身し私たちを出迎えてくれました。生徒たちは、3年間で培ってきた作法のの一つ一つを丁寧にこなし、緊張しながらも見事な御点前を披露してくれました。心の込もった抹茶は薫り高く、きめ細やかな泡が立ち、最高に美味しかったです。ごちそうさまでした。
 1年生の頃からたった二人だけで切磋琢磨してきた部長の阪本唯さん(波賀中出身)と世良紗也果さん(一宮北中出身)は、「コロナで活動が制限され発表の場も失われたけど、最後にこうした機会を与えてもらい嬉しい」と感謝の言葉を口にしていました。校内の招待形式の小さなお茶席でしたが、3年生にとっては生涯忘れることのない特別なお茶席になったことでしょう。茶華道部のみなさん、本日はありがとうございました。ここで培った経験を糧に今後の人生に活かしてください。