千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

いよいよ出発へ【48回生】

 明日から2学年は北海道(知床・小樽・札幌)へ3泊4日の修学旅行へ出発します。この学年は、新型コロナウイルスの影響を最も受けた学年で、1年生の野外活動や今年の9月に新たに計画した校外学習も中止となり、学年で校外に出たことは一度もありません。今回の修学旅行も当初はベトナムへ行く予定でしたが、安全面を最優先し行き先を変更…やむを得ず国内の修学旅行へ切り替えることになりました。中止や変更を経てようやく迎えた修学旅行…生徒たちも待ちに待った時間に違いありません。
 本日5,6限目は、HR教室にて学年の先生方と最終のしおり読み合わせがあり、その後「結団式」が行われました。学年の各先生方から一言ずつ修学旅行に向けたお話があり、その後、修学旅行副実行委員長の日平梨里葉さん(千種中出身)から「守るべきルールを厳守し、おもいっきり楽しもう!」、実行委員長の北川陽基くん(波賀中出身)から「いつまでも記憶に残る最高の修学旅行にしよう!」とそれぞれ挨拶がありました。
 北海道旅行に過去20回以上行くほど北海道大好きな私なので羨ましい限りですが、北海道の広大な景色、美味しい食べ物、そして可能ならば現地の人々に触れ、五感を使って北海道を感じてきてほしいと願います。良い旅行にするためには、体調を崩さないことも非常に重要です。夜はしっかりと休んだり、移動中にテンションを上げ過ぎないことにも気をつけながら、元気に帰ってきてくださいね。
 2学年修学旅行の様子は、学校HPを通してなるべくリアルタイムにアップしていきます。保護者の皆さま、是非ご覧ください。

 
 
 

居心地の良いクラスを目指して【49回生】

 本日3,4限、人権教育の一環として1学年を対象に「いじめの起きないクラス」をテーマにLHRを行いました。授業担当者は1学年主任の高橋先生で、まず最初にいじめの定義について確認するところからスタートしました。その後、「この行為はいじめか?いじめでないか?」等の生徒アンケートの結果を共有し、特に「わからない」という回答が多かった2つの項目について、班別にグループ協議を行い意見を交わしました。例えば、「人のものを勝手に使う」という行為はケースによって生徒の捉え方が違い、様々な意見が出されました。しかし、人間関係が出来ていたとしても人のものを勝手に使うことは、後にトラブルを起こし信頼関係を崩すもとになるのでやめよう…と意見がまとまりました。また、NHK for school動画「いじめが起きにくいクラスって?」を視聴した後、いじめが起きにくいクラスにするために何が必要か?について班別に意見を出し合い発表まで行いました。何気ない普段からの挨拶や「ありがとう」、「ごめん」などが言い合える関係、普段からのコミュニケーションを大切にしたい等、様々な意見が出されました。HRを終えた生徒の感想文には、「みんなの意見が聞けて良かった」、「こんなに深く考えたことは初めて」、「相手のことちゃんと考えて発言したい」など肯定的な内容がたくさん書かれていました。
 生徒の皆さん、本時の最後に自身で考えた行動宣言を、是非とも今後の人との関わりの中で生かしてください。そして、誰もが居心地のいいクラスをみんなの力で築き上げてほしいと願います。高橋先生、人権に配慮された温かみのある素晴らしい授業をありがとうございました。

 
 
 

体育の実技テスト【47回生】

 今朝の千種町は7℃(午前7時時点)とよく冷え込みました。三河地区あたりは濃い霧に覆われて視界は200mほどしかなく、この時期ならではの景色が広がっていました。校内のイチョウの葉はまだ青々としていますが、モミジやツツジなどは紅葉が進んでおり、千種の山々が少しずつ色づいてきたことを感じます。また、今日は給食で黒大豆枝豆をいただきました。秋は美味しい食べ物がたくさんありますが、今年初の黒大豆枝豆がお昼から食べられ最高でした。
 さて、今日は3年生の体育の授業にお邪魔しました。2学期はバレーとバスケットに分かれての選択での授業でしたが、今日はこの単元の最終授業ということで、実技テストが行われていました。バスケットはドリブルからレイアップシュートの連続技をスピーディーかつ正確に出来るかを判断します。生徒たちは、何度か練習を繰り返した後、緊張した面持ちで試験に挑んでいました。また、バレーではサーブ、レシーブ、スパイクの3種類の実技テストが行われました。こちらも、体育委員を中心に生徒たちは練習から全力かつ真剣に取組んでいました。テストとなれば緊張して普段通りの力が出せなかった人もいたと思います。それでも、「頑張れーっ」「ナイス!」などお互いに温かい声掛けができたり、拍手を送りあったり…温かな雰囲気でテストが行えており、本校生の相手を思いやる人柄が伝わってきました。素晴らしいです。
 11月からは、マラソン大会に向けて体育は持久走となります。走ることを苦手とする人も多いと思いますが、互いに声を掛け合いながら励まし合って持久走にも挑戦してほしいです。

 
 
 

ルーク先生着任&初授業【47回生】

 本日、ALT(外国語指導助手)としてルーク・ドーソン先生が千種高校に着任されました。アメリカミネソタ州ご出身で2年前には関西学院大学大学院で1年間勉強されたご経験もある、とても紳士的な先生です。本来は、今年1月にALTとして日本に来られる予定でしたがコロナの影響で来日できず、9カ月遅れでの着任になりました。本校としては、待ちに待った待望のALTの着任です。ルーク先生、ようこそ千種高校へ…生徒・教職員あげてルーク先生を歓迎します。
 今日は、朝SHRの時間帯に体育館で着任式を行った後、1限目の3年チャレンジ類型「英語表現Ⅱ」の授業からさっそく授業に入っていただきました。ルーク先生の自己紹介のあと、生徒たちも個々に英語で自己紹介…生徒たちも最初は少し緊張した様子でしたが、徐々に慣れてきて流暢な英語を披露してくれました。ルーク先生から「得意な教科は何ですか?」と質問され、う~ん…と悩んだあげく「英語です」と答える生徒に「オー、ナイス!」と声をかけていただき、笑いが起きました。
 ルーク先生は伊和高校に週3日、本校には火曜日と金曜日にご出勤いただくことが基本となります。まだ、来日されて3週間程度で日本の学校や生徒、そして宍粟市に慣れるまでもう少し時間がかかるかも知れません。でも、慣れていただき、少しずつ千種高校を好きになってくれれば嬉しく思います。そして、生徒たちに生きた英会話を届けてほしいです。ルーク先生、よろしくお願いします。

 
 
 

先輩先生ようこそ!

 今日は朝から一日雨模様…太陽の日差しがないと暗く、寒く、なんとなく気分まで落ち込みますね。2年生は一週間後に迫った修学旅行(北海道方面)に向け事前指導も大詰めとなっています。3年生は就職希望者の選考試験が終了し、これから大学受験を控える生徒がたくさんいます。体調管理に努めながら、来たるべき日に向けてモチベーションを上げていきましょう。
 さて現在、千種中学校で教育実習をされている本校卒業の2名の先生が、21日(木)と本日の1日だけ実習に来てくださいました。養護教諭を目指されている44回生の本多紗南先生と43回生の宮本夏実先生です。1日のみでしたが、21日(木)には、本多先生から2年生を対象に大学生活について語っていただきました。生徒からは、「千種を離れてみて、都会と田舎はどっちがいいですか?」とか「学食は何が食べれますか?」など質問攻撃を受けた本多先生、後輩たちのパワーに圧倒されたのではないでしょうか。また本日、宮本先生からは3年生の女子生徒を対象に生理の貧困についてお話をいただきました。緊張したと思いますが、「顔を上げて一生懸命に話を聞いてくれ嬉しかった」、「千種中学出身の懐かしい後輩の顔を見てホッとしました」と講義後に感想を述べてくれました。
 本校を卒業された先輩先生が、目標に向けて頑張っておられる様子を拝見し、生徒たちもきっと大きな刺激を受けたに違いありません。本多先生、宮本先生、短い時間でしたがありがとうございました。養護教諭となっていつか千種高校に戻ってきてください。