千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

嵐の考査最終日【全学年】

 「ヒューヒュー、ビュービュー」樹木や看板等が大きく揺れ、窓が割れそうなほどの強風と叩きつける強い雨…考査最終日の朝は嵐のような悪天候となりました。傘をさしていても、あまり意味がないほどの横殴りの雨に、朝からずぶ濡れになった生徒もいたと思います。風邪をひかないように注意してもらいたいです。この嵐の中、ちゃんと登校できているか心配でしたが、今日も全員が無事に試験が受けられたようで安心しました。
 考査直前に各HR教室の様子を伺うと、2年生はほとんどの生徒がギリギリまで教室や廊下で勉強しており、私の存在に気づく様子もなく勉強に集中していました。1年生は試験開始5分前でしたが、全員着席して試験監督を静かに待っていました。「席につきなさい」とか「静かにしなさい」とか「キョロキョロするな」とか教師が一切注意しなくても、生徒が当たり前の行動がとれる…、本当に素晴らしいです。本校に着任以来、大きな声で注意指導している先生の姿を全く見ることがありません。落ち着いた学校、生徒に心から感謝したいです。
 今日は嵐のような悪天候でしたが、生徒たちはいつも通り淡々と目の前のことを取り組めていました。

 
 
 

第46回卒業証書授与式・番外編

 今日から3月、「いやぁ~、早い、早過ぎる!」、毎年思うことですが、一日は同じ24時間なのにこの2月、3月は時間の過ぎ去るのが異常に早く感じます。今月は12日(金)に学力検査を控え我々教職員はバタバタしますし、入試業務による生徒休業日もあるため、これからより一層早く感じそうです。
 今日で学年末考査4日目が終了しました。残すはあと1日です。考査が終了すれば、3月はすべて午前中授業になりますので、最後のラストスパート!みんな頑張ってください。ラストスパートと言えば…昨日のびわこ毎日マラソンを2時間4分台という驚異的な日本記録を打ち立てた、鈴木健吾選手の走りを生徒の皆さんは見たでしょうか?
私もかつてびわこ毎日マラソンを3度走りましたが、風の影響を受けやすく記録が出にくいと言われるコースで、後半ペースを加速させての日本記録に鳥肌が立ちました。身長163cmと決して恵まれた体ではありませんが、過去の失敗レースを糧に並々ならぬ努力を重ね今回の快記録に繋げました。監督によると「走るな」とストップをかけないといつまでも走っている選手、食事の時間にいないと思ったら走りに出ているという選手だそうです。
 「努力に勝る天才なし」どんなすごい選手でも努力してこそ才能は磨かれるものです。本校生徒も、鈴木選手のように目標に向けとことん努力できる人であってほしいと願います。
 さて、一昨日の卒業証書授与式で裏方として活躍してくれた生徒会、茶華道部や部活動のお別れ会の様子を写真で紹介します。皆さんのお陰で、厳粛な中にも華やかで温かみのある卒業式となりました。本当に、ありがとうございました。

 
 
  
  

第46回卒業証書授与式

 今年はコロナの影響から、来賓なし、在校生(生徒会役員以外)なしで少し寂しい卒業証書授与式となりましたが、教職員みんなで「卒業生の門出を全力で祝福しよう!」と職員朝礼で確認し合い10時の式を迎えました。
 今朝、まだ誰も登校していない3年生のHR教室へ行くと、教室内全面に卒業を祝う装飾が施され準備されている様子を確認しました。これは、昨日の放課後に1,2年の生徒会役員が卒業生のために作成してくれたものです。在校生による粋な計らいに、卒業生もきっと喜んでくれたことでしょう。また、学年の先生方が、卒業文集や記念DVDを作成して机上に配布し準備してありました。学年の先生方、細やかな気配りありがとうございます。
 卒業証書授与式は、保護者・教職員が見守る中、厳粛な雰囲気で行われました。卒業証書授与では、田村先生の呼名に「はい!」と全員から大きな返事があり、千種高校卒業への誇りと卒業後の決意を感じました。校長先生の式辞では、ジクソーパズルに例え「 パズルを完成させるためには、1つのピースも欠かせません。一人ひとりに必ず活躍できる道がある。個性をさらに磨き、輝かせてください 」とはなむけの言葉が送られました。送辞は、秦陽乃さんが在校生を代表し「どの学年にも負けない団結力とリーダー性は私たちの憧れでした。コロナで大会やイベントが中止になり、誰よりも悔しい想いをした先輩がいつも明るく過ごしている姿に勇気もらった」と卒業生との思い出を語りました。最後に、答辞は大田美音さんが卒業生を代表して行いました。「たくさんの挫折を味わい辛い時もあったけど、いつも近くで支えてくれる家族、先生方、そしてクラスの仲間がいてくれた」と周囲の方々への感謝の言葉が溢れていました。また、「学年目標としていた愛のある行動ができるクラス,、46回生みんなを誇りに想う」と仲間に語りかけました。
 卒業生、在校生、保護者、教職員、それぞれの立場で様々な想いが詰まった素晴らしい卒業式。次のステージでの46回生の活躍を心から応援しています。頑張れ!!46回生、千種高校から熱いエールを送ります。

 
 
 
 
 
 
 
 
 

3年間の功績を称えて…【表彰伝達式】

 卒業証書授与式の前日の今日は、卒業生の「同窓会入会式ならびに表彰伝達式」が行われました。同窓会入会式には、鳥居政義同窓会長様にご出席いただき記念品の贈呈を受けた後、ご挨拶をいただきました。千種高校生の活躍に触れられ、最後に「千種を離れる方もいると思いますが、時には千種の自然を見に帰ってきてください」と温かいお言葉をかけていただきました。その後、宍粟市社会福祉協議会の春名堂司理事によるボランティア部への感謝状をいただきました。その後のご挨拶でも「私も千種高校のOB、これまで同様人間味あふれる人であってください」と熱いメッセージをいただきました。千種高校の関係者の方々が生徒たちの活躍を興味深く見ておられることを知り、大変嬉しかったです。鳥居会長、春名理事、本日はありがとうございました。
 さらに、皆勤賞、精勤賞、生徒会功労賞、部活動功労賞、全国商業検定協会表彰などの表彰伝達が続き、卒業生の3年間の功績をすべての在校生、教職員で称えました。「良く頑張った!!」私は、表彰を受けた生徒たちに全力で拍手しました。この学年は、個性が豊かで部活動や生徒会活動等非常に幅広く活躍した生徒が多く、本日の表彰式に反映されていない生徒もたくさんいますが、貢献度はピカイチでした。例えば、硬式野球部や女子バレー部、カルチャー部、茶華道部等にける存在感、クラス内での仲間意識の強さなどは私の中では表彰に値するものです。
 本当に、良き見本となり千種高校をリードしてくれてありがとう!明日は、いよいよ卒業証書授与式ですが、3年間の様々な想いを胸に、千種高校を胸を張って巣立っていってください。

 
 
 
 
 

久しぶりの登校【46回生】

 今朝の千種町は-3℃(午前7時時点)でした。空気が乾燥しているので、肌に突き刺すような寒さを感じましたが、今日も朝から青空が広がり風もなく穏やかな陽気となりました。1,2年生は学年末考査2日目を全力で取り組んでくれたことでしょう。
 さて、今日は3年生が1月末以来4週間ぶりに登校しました。久しぶりの姿を見る中で、服装や頭髪が整っているかの再確認と明日の表彰伝達式や明後日の卒業証書授与式のリハーサルを行い、式の流れを確認することが目的です。登校してきた生徒の様子を伺うと、久しぶりに再会した仲間と楽しそうに談笑している姿が目につきました。そりゃそうですよね。積もる話がたくさんあったことでしょう。
 SHRで担任の田村先生が教室にやってくると、みんな足早に着席しすぐさま話を聞く姿勢に…、この学年のONとOFFの切り替えの速さは素晴らしいと思いました。田村先生からの「みんな、元気でしたか?」の問いかけに、「元気で~す!」とみんな満面の笑みを浮かべていました。その後、体育館へ移動して卒業証書授与式のリハーサルへ…学年主任の筏先生が校長先生役となり、みんな真剣な表情で本番さながらのリハーサルが行われました。
 みんな、千種高校生として過ごす日々もあと残るは明日と明後日のみですよ。今日のリハーサルを通して少しは卒業を実感してくれたでしょうか?今日は、3年生の元気な顔を見れて嬉しかったです。