千種高等学校ブログ  Vol.Ⅱ

 本日の千種高校

少人数授業で学力アップ!【チャレンジ類型】

 今朝の千種町は17℃(午前8時時点)、雨こそは降っていないものの曇天で湿度の高い朝を迎えています。昨日は一日出張のためブログ更新が叶いませんでしたが、校長はやたらと出張が多い…しかも千種からだとどこに行くのも遠いため、学校を空ける時間が多く教頭先生はじめ先生方には申し訳ない気持ちです。学校を空ける時間が長くても、先生方はしっかりと生徒対応してくださり安心して出張できる環境にあることを心から感謝したい気持ちです。

 さて一昨日、私は各学年のチャレンジ類型の授業に突撃しました。アポなしで突然訪問したのですが、落ち着いた雰囲気の中で少人数授業が展開されていました。本校では、特に国語、数学、英語、理科などを中心に学力や進路目標に合わせた類型別の授業が行われており、ほとんどの授業が20名以下の授業となっています。とりわけチャレンジ類型は、4~8名という極めて少ない、まるで個人塾のような人数での授業が行われ、生徒たちはその恵まれた環境の中でメキメキと力をつけているのです。この春卒業した50回生では、卒業生37名に対し5名が国公立大学に進学しその多くがチャレンジ類型を選択した生徒たちでした。国公立大学への進学がすべてではありませんが、チャレンジ類型では大学共通テストで勝負できる学力の育成に向けて生徒も先生方も頑張ってくれているのです。授業を細分化すれば生徒に応じた学習保障はできますが、その分先生方の授業時間が増え負担も増えます。しかし、先生方は本校の教育方針を理解くださり生徒たちのために頑張ってくださっているのです。本当に頭が下がる思いです。

 チャレンジ類型の皆さん、他の類型に比べて授業数も多く大変なことも多いかと思いますが、本校で在りたい未来を叶えるための礎を築くべく頑張ってほしいです。先生方・生徒の皆さん、突然の訪問、失礼しました!

文化祭に向けて大忙し…【52回生】

 今日は朝からしっかり雨が降りムシムシ…「ザ・梅雨」の陽気となった千種町ですが、生徒たちは天候に関係なく元気に登校しています。今は何といっても6月20日(金)、21日(土)に開催される文化祭の準備があるため、放課後は大忙しの生徒たち…休んでなんかいられないのです。

 昨日も放課後の教室等をウロウロと見て回ると、各学年楽しそうに準備している姿が見られました。廊下を歩いていると男子生徒がカツラを被って女装して歩く姿も見られ、思わず笑ってしまいました。1つの行事を成功させるために、みんなで協力し合うこと、衝突することもあるかも知れませんが、それも含めて楽しめることが大切ですね。文化祭が終わって「やりきった!」と思えるようしっかり取り組んでほしいです。皆さんの頑張りを陰ながら応援しています。頑張ってください!

この経験を糧に…【卓球部】

 先週金曜日、姫路ウインク体育館にて卓球部女子チームが県総体団体戦に挑みました。団体戦の必要人数4名ちょうどしかいないチーム事情ですが、西播大会で格上相手に見事に勝利して県総体出場を決めた生徒たち…県総体では1回戦突破が目標となっていました。

 対戦相手は但馬地区3位の浜坂高校…、福下さん(1年)、長井さん(1年)、山本さん(2年)、中西さん(2年)が一進一退の死闘を繰り広げましたが、セットカウント2-3で惜しくも敗戦しました。本調子でない生徒がいる中でもチーム一丸となって最後まで戦い抜いたと顧問の楠田先生から報告を受け、悔しい気持ちはあると思いますが私はこの悔しさを味わったことが必ず次に繋がると信じています。4人とも1,2年生ですので、伸び代はまだまだあります。秋の新人戦のリベンジマッチは私も応援に行けたらと思っていますので、生徒の皆さん次に向けて頑張ってください!応援しています。

大盛りあがりの交流探究活動!【53回生】

 6月も2週目に入りました。近畿地方は早ければ今日にも梅雨入りと言われていますが、朝からどんよりとした曇り空が広がる千種町です。湿度の高いジメジメした時期は気分も上がりませんが、文化祭も控えていますので体調を崩さないように一日一日を大切に過ごしていきましょう!

 さて先週金曜日、千種小学校体育館にて「「多世代交流探究活動」が行われました。小学3年生、中学7年生、そして本校1年生が同じテーマ、目的をもち探究活動を行うこの行事…「こんなこと出来るのは全国でも千種町だけだ!」と声を大にして言いたいほど自慢できる教育活動です。最初にアイスブレイクで小中高の児童・生徒の気持ちをほぐし、いよいよ本題「マシュマロチャレンジ」が開始されます。使用する材料はパスタ20本、マスキングテープ90cm、タコ糸90cm、マシュマロ1個で、制限時間18分の中で自立するできるだけ高いタワーをつくり、その頂点にマシュマロを置きます。そして、測定を行い最も高い位置にマシュマロを置いたチームが勝利となります。

 1班4~5人編成でチームをつくり、パスタをどう組み合わせるか班員の中で意見を出し合い、試行錯誤しながらタワーを作っていきます。途中でタワーが倒れることもあり失敗もしますが、最後まで知恵を絞り諦めず楽しそうに取り組む児童・生徒を見て私も思わず笑みがこぼれました。いやぁ、こうした交流での探究活動を通して小中高の絆がさらに深まり、互いを認め合う心、挑戦する心、リーダーシップなど本校の教育目標にある生徒の育成に繋がっていることを強く感じました。児童・生徒の皆さん、大変お疲れ様でした!そして先生方、準備・打合せ等も含めこうした機会を作ってくださり、本当にありがとうございました。千種高校の誇れる取組として、また新たな一面を見れ嬉しい限りです。

木内先生、初授業頑張ってます!

 今日も清々しい陽気となった千種町、朝から小鳥たちのさえずりが賑やかで元気に飛び回っています。こんな陽気も今週までで来週からの天気予報を見ると傘マークが続き、もしかしたらかなり早いですが梅雨入りを迎えるかも知れませんね。貴重な晴れの日を大切に過ごしてほしいです。

 さて、今週から教育実習生として母校に戻って教壇に立っている島根大学4年生の木内勝慶先生ですが、週の後半に入って毎日のように数学の授業をしてくれています。私も少しその様子を見させてもらいましたが、緊張した様子もなく淡々と授業する印象で生徒たちとの対話を大切にしながらしっかりとした授業ができていました。いやぁ、素晴らしい!!私の教育実習は緊張でズタボロだったので思い出したくもないですが、木内先生はタブレット端末も活用しつつ、堂々たるものです。2年生チャレンジ類型での「数学Ⅱ」等を主に授業していただいていますが、来週末には教育実習の総仕上げとして研究授業があります。来週の教育実習後半戦はさらに忙しい期間になると思いますが、最後までしっかり頑張ってくださいね。