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令和4年度末にあたって

 まもなく令和4年度も修了となります。3月9日に高等部、3月16日に小・中学部の卒業式を挙行し、各学部の最終学年の児童生徒が新しい生活への第一歩を踏み出しました。お祝いとともに、幸あれ!とエールを送ります。

 本年度も新型コロナウイルス感染症の影響を受けた1年となりました。夏の第7波、冬に入ってからの第8波、今は少し小康状態ですが、今年はインフルエンザの流行も加わっています。1年間、感染防止対策を念頭におきながらの教育活動となりましたが、保護者の皆様のご理解ご協力も得て、何とか年度末を迎えることができました。

 特に入学以来3年間コロナ禍の中での学校生活となった中学部・高等部3年生を含め、芦屋特別支援学校の子どもたちは、そのような過酷な状況のなかでも先生とともに精一杯「あかるく、やさしく、たくましく」できることに取り組み、一人一人が1年前の自分より成長できたと感じています。

 あらためて、ご協力いただいた保護者・関係者の皆様には厚く感謝申し上げます。

 今年の干支「卯」は、「目に見えて大きく成長する」を表すと言われます。来年度こそは、我慢してきた3年間を土台にさらなる成長・飛躍ができることを祈念し、年度末の挨拶とさせていただきます。

                          

                            兵庫県立芦屋特別支援学校 校長 半田滋人