看護専攻科トピックス
研修旅行の事前学習
専攻科2年生は7月に研修旅行で台湾に行く予定です。4月の台湾の康寧大学生との交流に続き、事前準備として佐久大学の教授から台湾の歴史、文化や医療について講義していただきました。
日本との関係があったという台湾の歴史や社会情勢、保健・医療制度、看護師の教育制度、おいしい食べ物など、写真やクイズを交えながらわかりやすく説明してくださいました。全員が初めて台湾に行くため、興味関心が持てた内容が多く、最後の質疑応答の時間では、台湾でのマナーや注意点、持参した方が良いもの、喜ばれるお土産はなにかなど、多くの質問が出ました。
この講義を通して、学生から「台湾に行くのが楽しみになった」、「早く台湾に行きたい」との声が聞かれました。
臨床看護総論Ⅱ(外部講師)
5月12日から始まる看護臨地実習を前に、専門領域の看護師から講義、ロールプレイやシミュレーションを入れながら、患者様への看護がイメージしやすいように教えていただきました。
18日は、術直後の観察やフィジカルアセスメントの視点を学びました。
24日、5月7日はメディカルシミュレーションセンターひめマリアへ行き、周術期と終末期の観察点やアセスメントの方法、各領域での看護のポイントを学びました。
学生の振り返りより、2日間の演習を通して、プロセスが分かり自信につながった。患者様の身体的・心理的・社会的な要因が関連し、また家族の思いや行動の背景を観察しながら必要な看護を実施することが大切であると学んだ。必要な看護を班員全員で考えることで、自分では気づかなかった視点や他の班の考えも取り入れることができたため、より学びを深めることができた。また、自分1人では質の高い看護の提供は難しいと思うが、チーム内で意見を出し合いより良い看護を考えることが大切だと感じた。
これらの授業を通して、専攻科1年生の座学で得た知識が臨地実習で実際に活かせる知識となりました。ご指導いただいた講師の先生方、ありがとうございました。
専攻科1年生近況報告
『看護専攻科に進級して1か月が経ちました!』
4月8日看護専攻科に進級しました。高校は、授業時間が50分でしたが、看護専攻科では90分に延び、内容についていけるかという不安やプレッシャーで胸がいっぱいでした。しかし、実際に進級してみると、先輩方との交流の中で、看護専攻科の実態や学び方を知ることができ、不安は少しずつ薄れ、希望へと変わっていきました。外部講師の医師や看護師の方々からの実践的な講義や、実際に医療機器に触れる体験を通して、リアリティ溢れる現場を感じられるようになり、学ぶことへの意欲が一層高まりました。これからも、共に努力してきた仲間たちと支え合い、高め合いながら、2年間という貴重な時間を大切にし、自分達の理想とする看護師像に少しでも近づけるよう、一歩ずつ確実に成長していきたいです。
台湾の康寧大学との交流会
専攻科2年生は、7月の研修旅行で台湾へ行きます。初めて海外に行く生徒もいるため事前の準備として、交流会を実施しました。台湾にある康寧大学の学生とオンラインで繋ぎ、通訳の先生にも入って頂き日本語と台湾語、時折英語も交えながら交流しました。
康寧大学の学生からは学校での実習の様子を英語で紹介してくれました。その中で自分たちとは違う実習室や器具を見て驚いている学生もいました。他国の学生との交流は初めてのため、とても良い経験となりました。龍野北高校の学校紹介では専攻科の紹介の他に、姫路で有名な食べ物、関西圏の観光地やお土産等も入れ、日本の良いところをたくさんアピールしました。お互いの学校や私生活についての質疑応答の時間もあり、学習方法の違い、台湾で流行っているものを知ることができました。
学生は台湾語で挨拶をしたいと交流会前に全員で発音の練習をしており、終了後は「台湾に行くのが楽しみになった」と笑顔で話している学生もいました。
7月の研修旅行でさらに交流が深まり、言語や文化は違いますが同じ看護師を目指す学生として、刺激しあいながら高めあっていける関係になってもらいたいと思います。
臨床看護総論Ⅱ(外部講師)
5月12日から始まる看護臨地実習を前に、専門領域の看護師から講義、ロールプレイやシミュレーションを入れながら、患者様への看護がイメージしやすいように教えていただきました。
15日は姫路北病院に就職した卒業生2名がプロセスレコードの書き方やロールプレイを通して精神科患者様への対応などを教えてくれました。
まず、コミュニケーションの基本を講義していただきました。人は視覚から55%、聴覚から38%、言語から7%の情報を得ており、第一印象が大切であることを再確認しました。また、よく教科書にも出てくる「傾聴」「共感」「受容」について学び、精神科実習だけでなく他の実習でも役立つ講義をしていただきました。
妄想自己紹介や目隠しマスゲームなどを通してコミュニケーションの方法や自分の特性を学びました。これらの授業を通して、専攻科1年生の座学で得た知識が臨地実習で実際に活かせる知識となりました。来てくださった講師の先生方、ありがとうございました。