地域拠点型合同防災訓練
2025年10月17日(金)
今年度も、「龍北生、今何ができるか ~専門学科の学びを経て~」のテーマに向け、来年度の災害看護実習にもつながるよう、事前講義や学習を通して専門的知識や技術の強化を図り、防災訓練に臨みました。
災害想定は、山崎断層のよる巨大地震により、倒壊家屋多数、一部倒壊住宅から火災が起き延焼中であり、地域住民の避難所を本校に開設しました。学生達は、それぞれの役割を把握し、限られた環境下で主体的にそれぞれの役割が遂行できるよう、報告・連絡・相談しながら協力して防災訓練に取り組んでいました。この防災訓練を通し、災害時に必要な判断力と多職種と協働し看護師としての責務を果たす中、被災者の心に寄り添う看護の必要性に気づき、提供できる力を身につけて欲しいと思います。
<感想>
・今回の防災訓練では、トリアージを経験し、命の優先順位を決める責任の重さを実感した。看護師には、冷静な判断力と責任感が求められる。また、多職種との協力する中で、連携や調整の力も重要である。今後は、非常時でも落ち着いて行動し、状況を見極めながら誰一人取り残さない看護を実践できる力を身につけていきたい。
・今回の防災訓練では、総括を担当したが、全体を把握しながら指示を出す難しさと効率的に行動する重要性を学んだ。また、医療職として災害時に「助けられる人」ではなく「助ける人」としての意識を持つ必要性があり、医療者間の声掛け(コミュニケーション技術)が医療体制を円滑に進め、効果的な介入につながることを改めて学んだ。
・今回の防災訓練では、搬送員を担当したが、災害の現場では突然の出来事に多くの人が戸惑い混乱した状況になる。医療従事者は、「大丈夫ですよ」と一言声を掛けるだけでも不安軽減につながる。そのため、状況に応じて臨機応変に対応し、迅速に行動しながらも、傷病者や家族の思いに寄り添う姿勢が看護師には必要だと学んだ。