【授業】2・3年生(スポーツ科学Ⅰ・Ⅱ選択者) 特別非常勤講師
2021年11月16日(火)3限4限に講師をお招きし、2・3年生(スポーツ科学Ⅰ・Ⅱ選択者)に対し、特別授業を開催しました。詳細は以下の通りです。
1 テーマ『スポーツマンのこころ』
2 講 師 高橋正紀 氏
岐阜協立大学 経営学部 教授
3 内 容 スポーツの正しい理解(マインドセットの見直し)が必要。
① 身体活動+ゲーム(スポーツはゲームなんだ)
② たのしむもの(遊びの一環)=根幹
③ 競争して勝敗を争うもの=上達と勝負(本気でやっていない者は帰らせる)
④ ルールが必要なもの
ルールの存在をどう理解するか。とことん真剣な競争をして、たのしさを求める場。たのしさと競争を創り、そして、守るもの。遊びの一種としてのスポーツ理解と位置づけ。日常の時空間はmustの世界。Canが増えると稼げるし、有利になる。非日常は遊びの領域でwillが大切。Canが増えるとよりたのしめるし、しばらくは食べていける。『たのしくなければ、スポーツじゃない!』
『スポーツマンのこころとは』
夢中を保ち続けること。スポーツマンシップとは、尊重、勇気、覚悟である。成長マインドセットの心髄とは、「自分を大切にすること=尊重」であり、もちろん、自分さえ良ければそれで良いということではない。自分が大切なら自分を磨く!(小学生でも腑に落ちること)そして、自分を磨くことを自己決定する!これには勇気がいる。磨くためには、挑戦すること、困難を乗り越えることが大切である。子どもには「できた!たのしい!」に加え、「できない!でも、たのしい!だから、たのしい!」という気持ちがもともとある。それを大人が横やりを入れて、他人と比較してしまうことで、おかしくなってしまう。一流は両方たのしむ(成功<成長)。成功には運が必要だが、成長はゆっくりでもできる。また、仲間も大切。誰にとっても自分は大切なのだから、仲間の「自分」も大切にするべき。 仲間のためとは思うけど、自分に余裕がない時は仲間のためまで大切にできないが、自分に余裕がない時も仲間を助けると、自分に還ってくる。
4 生徒の感想
「『たのしくなければ、スポーツじゃない!』とい言葉が印象的でした。」 3年2組 松尾七星
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