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ナル♪校長㉒ 「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」に挑戦して

令和6年9月22日(日)  なるお文化ホールで開催された「”やっちゃえ”高校生JCビジプラ甲子園」に参加して、鳴高2年生5名のチーム「なぜか半分しましま」のプレゼンを見届けてきました。

思い返せば6月、西宮青年会議所の鈴木様がこの企画の説明に来校されたところからが始まりでした。

設定テーマは「西宮市×観光 ~西宮に観光客を勧誘しよう~」

鳴尾高校でも参加して挑戦してみませんか!と鳴高生の皆さんに呼びかけたところ、ちょうど、2年生の総合的な探究の時間で「地域社会」をテーマに探究活動をしている5名が名乗りを上げてくれて、6月の高校生事前説明会を経て、7月から3カ月にわたる「答えのない問いに挑戦してみないか」がスタートしました。

こちらのブログ「ナル♪校長⑯」参照

7月下旬から8月下旬、夏休み期間に2回、西宮市青年会議所の現役社会人の皆さんが、多数、本校にお越しくださり、作成しているプレゼンについて様々な角度から意見をいただき、検討・協議の機会がありました。

こちらのブログ「ナル♪校長⑱」参照

その後も、西宮商工会議所の方からいただいた意見をもとにプレゼン資料を修正し、当日のプレゼンに向けてリハーサルをして、プレゼン本番に向けて準備をしてきました。

当日は、なるお文化ホールという大舞台で、緊張しながらも、堂々とプレゼンを披露!

審査員の方からの質疑応答↓

西宮市内の公立高校、西宮北高校(2チーム)、鳴尾高校(1チーム)、西宮香風高校(2チーム)、市立西宮高校(1チーム)、西宮今津高校(1チーム)の5校7チームが参加し、最優秀賞は西宮今津高校、優秀賞2校は西宮香風高校2チームという結果でした。

残念ながら入賞はなりませんでしたが、挑戦した2年生5名は、準備をしてきた3カ月、そしてプレゼン本番当日の他校の高校生の発表を見て、やってみなければ分からないたくさんの学びを得たと思います。

西宮市長様から「社会課題をビジネスチャンスにしている。」と講評いただいたように、西宮市北部地域の活性化と保護犬の問題を掛け合わせた「探究」を進めることができました。

(株)Strobolights 代表取締役の羽田様が講評で語られた、

今回の企画では、中身とプレゼンが大事!

①自分たちが何が言いたかったのか? それを意識して伝えることができたか?

②何を課題として×打ち手の関係性、論理的なつながり、その際に数字による検証ができているか?

「高校生の学びは、社会に出てからの地固め」という言葉を、鳴高生のみなさんにも伝えたいと思わずメモしました。

参加した2年生 チーム「なぜか半分しましま」の5名のみなさんには、この経験をこれで終わりにせずに、次に繋げていって欲しい。そして、他の鳴高生、特に普通科のみなさんに伝えていってくれることを期待しています。

プレゼン大会の最後に、この企画の中心となって進めてこられた、西宮市青年会議所の鈴木様から熱い思いと共に閉会の挨拶があった後、6月の高校生事前説明会、7~8月の交流会、9月22日の当日の様子までを写真、動画で振り返る映像が流れ、各校参加者の名前のテロップと共に2年生5名の写真が出てくると、この3か月間の様子が思い返され、校長はぐっとこみ上げるものがありました。

このような機会を創ってくださった、西宮青年会議所の鈴木様はじめ、会員の皆様には感謝の思いでいっぱいです。

これからも、鳴尾高校と何らかのカタチで繋がっていただけたら有難いです。