教育類型だより
教育類型3年 「教育情報」ディベート大会
11月21日、28日、12月5日の三日間、教育類型3年の「教育情報」の授業でディベート大会を行いました。
3年生のテーマは「修学旅行を海外にすべき」「校則を廃止すべき」「週休三日を導入すべき」の3つでした。
昨年度の「教育」の授業でもディベートを行っているので、3年生は2回目のディベート大会になります。
初日のディベートでは海外での異文化理解と日本への深い理解が主な争点になり、結果は否定派が勝利しました。
2日目は校則をなくすことで自立性が育つのか、校則を守ることが社会に出る準備につながるのかが争点になりました。結果は肯定派が勝利しました。
3日目は週休三日にすることで自分で勉強するサイクルを作ることができるが、1日の授業が増えてしまう点が論争になりました。最終日で慣れてきたこともあり、3日間の中で一番良い戦いになりましたが、1点差で否定派が勝利しました。
最後の振り返りで人前で話すにあたって大事なことを考えてもらいました。
これまでの教育類型の活動を通じて、「いかに上手に言うか」ではなく「どうすれば相手に伝わるか」が大事ということを感じたという生徒が多くいました。上手に原稿を読むだけでは「伝える」ことができないことが体感できたと思います。卒業後のそれぞれの進路で教育類型の活動が活きることを願っています。