校長だより

2023年9月の記事一覧

体育祭

 9月28日(木)、第15回体育祭を開催しました。この度の体育祭では、6月の文化祭に引き続き、保護者の方々をお招きすることができました。保護者の皆様にお子様が青春を謳歌する姿を間近で見ていただけたことを心から嬉しく思っています

 コロナ禍対応の局面が変わったとはいえ、とりわけ災害級の真夏日が続いた今年度については、より適切な熱中症対策が求められました。このような状況に対応するため、従来までのスタンドでの観戦を取り止め、グランド東側にテントを設置する形に変更しました。また、スタンドでの応援合戦も開催時間の短縮のため、実施しないこととしました。神戸鈴蘭台らしい一致団結した応援合戦を行えなかったことは大変残念ですが、体育祭の安全で安心な開催に向けての取り組みですので、より良い体育祭の在り方を次年度に向け模索していきたいと考えています。

 生徒の皆さんそれぞれが、「自律心」と「行動力」発揮し、互いの個性を尊重しながら、ともに行事を盛り上げ、成功へと導いてくれました。「元気」と「やる気」、そして「本気」に溢れる立派な体育祭でした。若さと躍動の中で、人とのつながり、「絆」の大切さをあらためて実感できたに違いありません。体育祭での「学び」や「気づき」は、そ れぞれで異なるはずです。しかし、「今、この時」を共有したということは紛れもない事実です。人は人と関わり合う中で成長していきます。生徒の皆さんには、体育祭で得たそれぞれの「学び」や「気づき」を更なる成長の糧にしてもらいたいと思います。

 体育祭は、年度後半を勢い良く駆け抜けるスターティングポイントになります。体育祭での「学び」と「気づき」を糧に、年度後半を充実したものにしてくれることを心から願っています。

 昨年度に引き続き、PTAより全校生徒へ飲み物の差し入れをいただきました。この場をお借りして心より感謝を申し上げます。

横断幕:書道部、女子バレーボール部、編集部

 昨年度末からの校舎外壁の改修が一段落しました。校舎を覆っていたシートも取り外され、きれいに塗装された校舎が青空に映える日々が戻ってきました。生徒の皆さんの活躍を讃える横断幕も校舎入口にまた掲げることができます。

 書道部の岩坪結朱さんが兵庫県高等学校総合文化祭書道部門で近畿総文推薦賞を受賞した旨の報告が今になりました。書道部の皆さんは6月の文化祭でも感動の書道パフォーマンスを披露してくれています。神戸鈴蘭台高校を力強く支える書道部の今後の飛躍が楽しみです。

 女子バレーボール部の北村莉奈さんと久斗優花さんペアが、2年連続で近畿ビーチバレーボール高等学校選手権大会に出場しました。結果は6位。立派です。日頃の努力の積み重ねの成果です。さらなる高みをめざして歩みを進めてください。

 編集部は全国高等学校総合文化祭新聞部門で昨年度に引き続いて優良賞を受賞しました。今年度の全国総文は鹿児島県で開催され、全国各地から139校が参加しました。鹿児島県の歴史・自然・伝統工芸を題材に取材を行い、他校の部員の皆さんと共に交流新聞の制作に取り組みました。その様子は、鈴高miniプレスを通じて全校生徒に紹介しています。

  横断幕をお贈りいただいたPTA後援会の皆様、そして夏の強い日差しのもと横断幕を掲出してくれた校務員さん、ありがとうございました。