行事報告

3学期始業式

 1月9日(火) 第3学期始業式を行いました。

 1 開式の辞

 2 学校長式辞

 3 校歌斉唱

 4 閉式の辞

 

 学校長からは、まず元日に起こった能登半島地震の報に接し、被災された方々に心よりのお見舞いを申し上げられました。また、この地震による揺れは神戸でも感じ、かなり長い時間揺れたことで29年前に起こった阪神淡路大震災が大変辛く苦しかったことを思い出したこと、「天災は忘れた頃にやってくる」など震災の怖さや防災意識を常日頃から高めておく必要があると話されました。

 次いで、今年の干支である「甲辰」は、「新し事に挑戦して成功する、これまで準備してきたことが形になる」などと言われており、生徒の皆さんには目の前の課題に向かって挑戦してもらいたい。そして、鯉が滝を登り切った後に龍となるが如く、努力を続けることで成功や成長が得られ「昇り龍」のように「変身」して飛躍する年にして欲しいと締めくくられました。

 式の終了後、生徒指導部より能登半島地震発生で大変な年の始まりになったが、冬季休業中無事故であったことや学校内が落ち着いてきたことなど、今学期は仕上げの時期として毎日を目標に向かって進めるよう努力して欲しいと話されました。

 いよいよ今年度最後と学期が始まりました。悔いを残さないよう精一杯、学校生活を送ってください。

 

2学期終業式・表彰式

 12月22日(金) 第2学期終業式と表彰式を行いました。

 1 開式の辞

 2 学校長式辞

 3 校歌斉唱

 4 閉式の辞

 学校長からは、冬休み中に家族や友人との交流や日ごろ中々取れないコミュニケーションについて話されました。中でもコミュニケーション力を高めるため、言葉遣いと表現力、聴く力、非言語コミュニケーション、タイミングの4つについて触れられました。何気なく話をしたり気持ちよく話ができた時のことを振り返り、その力が発揮できているときという認識を持ち、この力を高めることについて考え、努力して欲しいという話で締めくくられました。

 式の終了後、12月に新しく着任された先生の紹介、そして生徒指導部より諸注意がありました。冬休み中は社会が世話しなく忙しく動いているため、いつもより事故が多くなりがちであり十分注意することや冬休み期間中の事件・事故には十分注意することなど注意喚起されていました。

 表彰式では、2学期に行われた地区大会・県大会の生活体験発表大会へ出場した生徒表彰状・地区最優秀賞カップなどが送られました。また、部活動で優秀な成績を得た生徒、工業で優秀な成績を得た生徒について表彰状が手渡されました。今学期も色々な場面で頑張ってくれてありがとうございました。

 

 

進路講演会

12月21日(木)「進路講演会」を行いました。今回は、MIYAJIMA BEER株式会社取締役 内山 隆光 様をお招きし、「 明日を歩む君たちへ」の演題で講演を行っていただきました。

 ご自身の体験談をもとに、ビジネスに対する取り組みや、人との接し方などについて熱い語り口でお話しされ、生徒たちは真剣に聞き入っていました。

 質疑応答では積極的に挙手する生徒が相次ぎ、9名の生徒の質問に快くお答えいただきました。普段大人しい生徒たちがこのような場面で質問してくれたことに驚きと成長を感じ大変うれしく感じました。

 講演終了後には、HRにおいて事後学習の一環でとして感想文を書き、講演会の内容を深めました。

福祉施設訪問(高校生ふるさと貢献・活性化事業)

 12月21日(木)生徒会執行部の生徒が特別養護老人ホーム「花みさき」さんを訪問しました。毎年恒例のボランティア事業として実施しています。今回は、本校生の手づくり「クリスマスカード」をお渡ししてきました。

 生徒たちから入居者の方へ直接お渡しすることができ、短い時間ながらも和やかな雰囲気の中で心温まる活動ができました。この様な活動は単に行事というだけではなく、生徒たちにとって自己有用感や自己肯定感を高める絶好の機会となり、生徒自身の前向きな思考を大きく育むことにつながります。

 施設長様をはじめ、スタッフの皆様にも温かくご対応いただきました。ありがとうございました。

人権学習

12月18日(月)人権学習を行いました。

人権啓発教材「あの空の向こうに」を鑑賞しました。ブログやメールなどのSNSは便利で楽しいツールではありますが、使い方を間違うと他人を傷つける凶器にもなる事や思ってもみない結果になり取り返しがつかなくなる危険を持っています。

 自分の事だけを考えて行動するのではなく、他人の立場や気持ちになって考えること、人と人とのつながりが生活の上で欠かせないことなど生徒たちに「人権」を考えてもらう良い機会となりました。

 

保健講話(薬物乱用防止講演会)

 12月15日(金)に「薬物乱用防止講演会」を行いました。今回は、「喫煙・飲酒・薬物乱用防止について」と題して、兵庫県警察本部 生活安全部少年課 神戸中央少年サポートセンターの大戸裕之 警部補 様から講演を行っていただきました。大麻や覚せい剤などのドラッグは自ら人生を滅ぼすだけでなく、家族や友人など身近な人にまで不幸をもたらすこと、一度でも手を出してしまうと決して止められない強い依存性や止めたとしてもフラッシュバックなどによりこのようなドラッグに再び手を出してしまうことなど、非常に恐ろしいものであることを再認識しました。

 また、「闇バイト」に関しての啓発動画も見ました。苦しい状況になったとき、甘い言葉に誘惑されないよう注意することや困ったことがあれば家族や学校、その他相談機関へ連絡するなど日頃からの備えが必要であることを学びました。

 

第1回 オープンハイスクール

 11月29日(水) 令和5年度 第1回オープンハイスクールを開催しました。

 オープンハイスクールが始まるまで、本校の活動の様子をスライドショーで見ていただきました。はじめに、学校長から挨拶があり、各担当から学校概要、進路状況、各科の特色や学習内容などについて説明しました。参加している中学生や保護者は、真剣な眼差しでメモを取ったり内容を覚えようと聞き入っていました。

 その後、授業の様子や施設を見学していただきました。教室では、少人数ながら熱のこもった授業や熱心に聞き入る生徒、楽しそうな笑顔に包まれた生徒などありのままの様子を見ていただきました。工業関係の授業では、今まで見たことがない実習装置や機器に驚き、また味津々の様子で説明された内容に感心していました。

 放課後の時間帯では部活動も見学していただきました。定時制でありながら集中した生徒の姿は、授業とは別人のように強く大きく見え、とても驚いている中学生や保護者もいました。

 今回参加していただいた中学生や保護者の皆さま、遅い時間までありがとうございました。本校の特徴を知っていただき、安心して学べる環境であることを分かって頂けたと思います。

 来年度、本校で会える日を楽しみに待っています。

クリーンプロジェクト(高校生ふるさと貢献・活性化事業)

 11月22日(水)今回は4年生が担当で、 今年度3回目のクリーンプロジェクトを行いました。

 このプロジェクトは、高校生ふるさと貢献・活性化事業として取り組んでいます。学校の周辺や通学路を生徒が清掃し、生徒にとって何気なく使っている場所に対して「地域と共にある学校」であることを意識させたり、ゴミのポイ捨てを無くすきっかけ作りとして取り組んでいます。また、地域の清掃ボランティア活動として自己有用感の醸成も図っています。

 ボランティア活動といっても個人で参加するためのハードルは意外と高く、学校でこのような活動をすることの意義は非常に高いと考えています。

 生徒の皆さん、今回も地域をきれいにしていただきありがとうございました。

令和5年度 ひょうご工業教育フェア

 11月18日(土)、「令和5年度 ひょうご工業教育フェア」が加古川のニッケパークタウンで開催されました。このフェアは、県内の工業系高校の魅力・特色を広く一般の方に知っていただくため、県内の各地区を年に1度巡回して開催されているものです。

 ここ数年は、コロナ禍の影響で中止や縮小しての開催でしたが、今年度5月に新型コロナ感染症が2類から5類へと移行したので、多くの方に見ていただけることになりました。本校はこのフェアに学校展示と学校動画で参加しましたが、工作教室や生徒発表は多くの方が参加され大盛況となりました。 

 来年度も工業教育フェアを開催する予定(開催時期・場所は未定)です。多くの方々に、工業高校の教育活動を目にしていただき、魅力ある工業教育を知っていただけるよう努めて参ります。。

 

校外学習(兵庫県立兵庫津ミュージアム)

 11月2日(金) 兵庫県立兵庫津ミュージアムで全校生徒対象の校外学習を行いました。初めに研修室に集合し見学の順路や入場に際しての諸注意を行いました。また、校長先生より創立記念日についての講話も行われました。

 その後、ひょうごダイナミックシアターや初代県庁館、常設展示の見学を行いました。初めて兵庫や神戸について成り立ちや歴史に触れる生徒も少なくなく、平清盛が都を開いたことや初代内閣総理大臣の伊藤博文が兵庫県の初代知事だったことなど興味深く見学していました。