2023年11月の記事一覧

炉開き

11月8日水曜日 研鑽会も無事に終え、少しホッとしました。審査員の方々からはたくさんのお褒めの言葉をいただきました。

炉開き:11月に入ると風炉の点前から炉の点前に替わります。炉の点前は亥の日(水気と相性が良い為)、柚子が色付いてきた頃から炉になります。風炉は5月から11月までの半年間です。なので、炉を開けることは茶人正月と言われていて、めでたいことなので家元では畳から全てを新しいものに変えます。若い人が早くに炉を開けることは良しとされておらず、4月遅くまで開けけておくことも良くないという厳格なしきたりがあります。

 


今日のお菓子:研鑽会のご褒美に先生からりんごのお菓子をいただきました。りんごをモチーフとしたお菓子で中にはりんごのジャムが入っていてとてもリアルで美味しい菓子です。

 

稽古風景:4月の末にお稽古したので覚えていました。風炉とは異なる部分もありますが、根本は変わりません。

0

名 谷 茶 会

11月4日土曜日 名谷の大丸前で茶会がありました。10時から16時までお菓子の外郎と北須磨高校茶道部が点てたお茶を召し上がることができます。一席500円(税込)です。お天気に恵まれて過ごしやすい気温でした。寒い日の野点はお客側は風情があっていいかもしれませんが、亭主、水屋側は寒すぎると手が悴んでお茶を点てられなくなるので、グランドコンディションが非常に大切です。

 目標の100席には届かず、91席分みんなで協力して稼ぎました。生徒が一般のお客様にお茶をお出ししたりお点前することはないので非常に有意義な経験になりました。それぞれの役割分担や動線の確保、水、お湯の供給スピードが肝になってきます。日々の厳格な茶道の先生のご指導のおかげで今回はぶっつけ本番の中、一人一人が率先して自らの役割を担っていたのでスムーズに茶会を運ぶことができました。昨日の研鑽会があったにも関わらず、複数名がスタッフとして働いてくれて助かりました。昨日の研鑽会に出場しなかった1人はフルタイムで働き、お客様を呼ぶ為に7回お点前をしてかなり疲れていました。小さなお客さんも高校生のお点前に非常に興味を示してくれました。たくさんのお客様が『美味しい』と言って下さって嬉しかったです。

0

兵庫県高等学校茶道研鑽会結果報告

11月3日金曜日 尼崎市のベイコム総合体育館にて兵庫県高等学校茶道研鑽会が行われ、今年も予定通り優秀賞をいただきました。去年のメンバーに加えて、初参加メンバー混じるチームでした。毎週水曜日、模試のように時間を計って一つ一つの所作をみっちりと稽古していたので、本番も焦らずにできました。そして、去年同様に近畿総合文化祭のチケットをゲットしました。今年は1週間後の11月12日日曜日に三重県で行われます。ということで一部の部員は10月29日の和菓子作り体験から3週間連続出勤になります。

近畿総合文化祭:毎年の様に兵庫県の茶道部門は近畿大会の2週間前もしくは今年の様に1週間前にどの学校が兵庫県代表にするかを決めるので、顧問の先生は毎年書類作成に追われています。今年は活動内容を8分のパワーポイントにまとめて発表するという1週間の日数では少しハードな課題があります。しかし、毎年のようにそのミッションを乗り越えてきたので顧問の先生を信じれば大丈夫です。今回は歓迎茶会、実践発表会、もの作り研修会、交流茶会というのが主な演目です。去年はお盆に蒔絵を施し持って帰りました。9時から受付ですが、名谷駅から会場までは3時間27分かかります。5時前には起きなければいけません。早朝は駅のコンビニが開いていないということに注意する必要があります。小旅行だと思って楽しめたらいいと思います。

 

 

0