美術部
美術部 2025年夏の活動(まとめ)
兵庫県内で全国最高気温を観測するほどの暑い夏が終わろうとしています。(まだまだ暑いですが…)
そんな中、今年の夏も北須磨高校美術部は熱く活動しました。部員たちの熱い夏を報告します。
◆7月26日~30日 第46回全国高等学校総合文化祭美術・工芸部門展出場
香川県の高松市美術館で行われた第46回全国高等学校総合文化祭「かがわ総文祭2025」美術・工芸部門展に
3年次4組 廣原 美緒 さんが兵庫県代表として絵画部門で出場しました。作品展示の他、講演会や講評会、全国
からの出品者による交流会が行われました。 写真は、廣原さんの作品「hope」 (F50号 油彩画)です。
◆8月6日~8日 美術部スケッチ合宿2025 in 丹波篠山
今年も丹波篠山市で恒例のスケッチ合宿を行いました。あいにくの雨予報で野外での制作ができるか心配しましたが、少し涼しくて活動し易いくらいで、無事F8号の風景油彩画を完成させることができました。2日目の夜には恒例の花火も楽しみました。
合宿3日目は三田市にある人と自然の博物館を見学し、午後は三田市ガラス工芸館でトンボ玉づくりに挑戦しました。火を扱うバーナーワークは緊張しましたが、学校ではなかなか体験できないガラス工芸を楽しむことができました。
◆8月20日 美術部実技講習会
京都美術工芸大学教授の 津村 健一 先生をお招きして、立体作品の制作をご指導いただきました。
今年は、石粉粘土を材料に制作しました。津村先生から、「先ず造形要素となる小さな形をたくさん作り、その後それらを組み立ててひとつの立体に構成する」という課題が出されました。なかなか思うように組み立てられず、完成することができるのか不安になったりもしましたが、とにかく先生のご指導に従ってどんどん組み立てていきました。
普段は計画を立てて試作を重ねながら行う作品制作ですが、今回のように失敗や偶然も味方にしながら一気に仕上げていく経験はとても新鮮で、美術の楽しさを改めて感じることができました。
講習会に一緒に参加した明石西高校の美術部の皆さんとも仲良くなれて、お互いに刺激を受けることもできました。
美術を通して様々な体験をし、さらに美術や美術部の仲間が好きになってくれたでしょうか。
夏休みの活動最終日にはお世話になった美術室と部室の大掃除をし、みんなでかき氷パーティーをして今年の夏を締めくくりました。