研修の様子
11月9日 リーダーシップ講座
〔研修の概要〕
講義:教職員の協働体制の確立に向けたリーダーシップの在り方
―協働体制の確立による組織の活性化をめざして―
講師:愛媛大学大学院 教授 露口 健司
演習・協議:自校に求められるリーダー像の確立をめざして
―教職員の協働体制の確立を軸に―
〔受講者の感想〕
- 講義や演習を通して、リーダーシップを発揮していくための指標や考え方について、理解を深めることができました。
- ミドルリーダーとして、若手とベテランまたは管理職との間に位置し、学校運営に参画し貢献していくことの重要性を感じました。
- 教育に関する課題意識が高くかつポジティブな問題解決思考のある先生方と関われる機会は本当に大切にしたいと思いました。
人権教育講座
〔研修の概要〕
講 義 様々な人権課題の解決に向けて
発 表 子ども多文化共生教育の実践
演 習 子ども多文化共生教育の実践の充実をめざして
・効果的な子ども多文化共生教育の在り方と工夫
〔受講者の感想〕
○児童の実態に応じて学校の教育活動全体で人権教育を進めていくことの大切さ
を再確認できた。
○自校の人権についての課題をふまえて、授業展開を考えることができた。
○実際に実践されている先生のお話が聞けて大変有意義だった。身近な生活の中で
人権意識を高く持ち続けられる教師でありたい。
「11月4日(高)実習教員のための観察・実験講座」
(高)実習教員のための観察・実験講座
11月4日(水)に高等学校勤務の受講希望者対象に(高)実習教員のための観察・実験講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義:観察・実験、実習に関する基本的な知識について
演習・協議:観察・実験、実習を効果的に行う工夫について
〔受講者の感想〕
◯タブレットの使い方が少しわかるようになり、意欲が湧いた。使ってみようと思う
ようになった。
◯他校の取組を聞くことで、自らの仕事の効率アップを図る情報を得られた。
◯実際に実験器具の使用方法などで、動画コンテンツを作りたいと思った。
11月2日(月) 高等学校プログラミング教育講座
講 義 高等学校段階におけるプログラミング教育
-小中学校でのプログラミング教育をふまえて-
・Scratch 等ツールによるプログラミング学習の例
演 習 アルゴリズムとプログラミング
-基礎から学ぶアルゴリズムとプログラミング-
・基礎的なアルゴリズム
・コードによるプログラミングの例
演習 ・ 協議
新科目「情報Ⅰ」におけるプログラミング教育の実践に向けて
-ねらいを達成するための授業づくり-
・プログラミング教育の演習・実習の進め方
〇プログラミングの記述だけでなく、フローチャートをなどの流れ図の
指導もしなければならないと改めて感じる内容だった。
〇Pythonを初めて学んだが、初心者でも記述しやすい言語であることが
演習を通して体験できた。
〇小中高の体系的なプログラミング教育が大切であると感じた。
11月4日小学校プログラミング教育講座
講義 小学校段階におけるプログラミング教育
・「プログラミング的思考」を育むためのプログラミングツール
発表 プログラミング的思考を育む授業づくりの実践
・実践校のプログラミング教育推進発表と模擬授業
協議 プログラミング的思考の育成やプログラミング的思考を働かせる授業づくり
・プログラミング的思考を働かせ、課題を解決する授業
・各教科等での学びを確実にするプログラミング的思考を取り入れた授業
受講者の感想
〇実践例を聞くことができたので、イメージしやすかった。
〇学年や教材に合わせていろいろな指導法があることが理解できた。
〇どの教科のどこで考えさせるか、学校全体で考えないといけないとあらためて感じた。
11月4日(高)カリキュラム・マネジメント講座
〔研修の概要〕
講義:学校全体で取り組むカリキュラム・マネジメント
講師:京都大学大学院 准教授 石井 英真
演習・協議:学校のグランドデザイン作成ワークショップ
〔受講者の感想〕
- 伸ばすべき生徒の資質・能力を意識した授業づくりと教員間の連携の大切さがわかった。同じ視点に立った先生方と協議をすることで、新たな視点が生まれると感じた。
- とてもためになる講義だった。ぜひ、職員研修で、オンラインで全体の先生にしっかり聞いて欲しいと感じた。これは、一部の先生からの伝達ではなく、教員全体に研修すべき内容だと感じた。
- 時代に即した内容だけに、もっと深い意見交換ができればよかった。
「(小・中)社会科授業力向上講座」
〔研修の概要〕
講 義 社会的事象を多面的・多角的に考える力の育成をめざして
-課題を追究したり解決したりする活動の充実-
発 表 (小)学習の問題を追究・解決する活動の充実をめざした授業実践
(中)課題を追究したり解決したりする活動の充実をめざした授業実践演 習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
-「公民的分野」の授業づくりを通して-
〔受講者の感想〕
○公民的資質をどうとらえたらよいかわからなかったが、今日の講義を聞いて、
根拠を持って自分の意見を述べる生徒像を目指していきたいと思った。
○学習指導要領について過去のものと比較しながら論じていただき、わかりや
すかった。また、指導と評価の一体化に基づいた授業設計の重要性がわかっ
た。
○実践発表が、その先進事例として強く印象に残った。社会科の授業を考えた
り、意見交換をしたりする場が今まであまりなかったので、どのように授業を
考えれば良いかを考える機会となった。
○演習では、実際の授業を想定しながら板書計画や発問を考えることができた。
また、比較基準を明確にする、補助発問、既習事項の確認など、学びを深める
手立てがわかった。勤務校の児童に合った授業づくりに生かせるように、教材
研究に取り組もうと感じた。
○演習において、生徒が主体的に問いを立てる授業の構成をグループで考えた。
普段は、なかなかそこまで出来ず、貴重な経験ができた。また、地域における
課題設定を行ったことで、自分の勤務校ではどうかと考えることができた。公
民的分野の授業展開を他の題材でもやってみたい。
(高)商業科教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習:商業教育におけるPBL学習
講義・演習:FPに学ぶパーソナルファイナンス教育
演習・協議:これからの商業教育を考える
〔受講者の感想〕
- お金に関する話は生徒にはなかなか伝えにくいが、電卓での計算の指導だけで終わらずに利率の意味や、色々な実践例などを教えていきたいと思った。
- お金との向き合い方、考え方、知識を改めて学ぶことができた。
- 社会が変化していく中で、商業教育はどう変化して行くべきなのかを改めて考える機会となった。
10月26日教育経営講座Ⅱ
〔研修の概要〕
演習・協議:学校の課題をチームとして解決するために
講 義:学校の課題の明確化
〔受講者の感想〕
- 先に環境を変えてしまうことで、それに影響を受け、職員の意識が変革するという考えが斬新だった。
- 先進的な取組であったとしても、職員全員が負担なく進められるものでいけないと感じた。
- 職員の身体的、精神的満足度が高まることは、生徒のそれにも直結するという視点が新鮮だった。
10月26日(月) 児童虐待問題への対応講座
〔研修の概要〕
講 義:児童虐待の問題と関係機関との連携について
講義・演習:学校における児童虐待等の問題への対応について
〔受講者の感想〕
- 学校だけでは解決に至らない事案が多くあることを知り、関係機関と児童生徒、あるいは家庭を上手くつなげることの大切さを知りました。
- エコマップやジェノグラムを書いてみると、子どもの周辺のことや家庭環境など詳しく知る必要があることに気付きました。
- 児童虐待問題は担任だけでは対応が難しいからこそ、関係機関を知ること、連携することが大切だと感じました。
(高)数学科授業力向上講座

〔研修の概要〕
発表・協議:数学的な見方・考え方を働かせる授業づくり
演習・協議:数学における探究的な学習活動を促す指導方法について
〔受講者の感想〕
- 統計分野が数学的活動を展開する上で有効だと実感できた
- 理想と現実のギャップから課題を見つけ、探究活動に繋げていくという手法を学べて良かった
- 生徒の疑問を数学で解決するという流れを確立させたいと感じた
10月23日(金)震災に学ぶ防災教育講座
〔研修の概要〕
講義 : 兵庫県の防災体制について
講義 : 心のケア基礎知識
実践発表 : 防災教育指導の充実について
実践発表・演習 : 学校に避難所が開設された時の運営方法
〔受講者の感想〕
○PTSDを抱える児童生徒に対して、見守り、代言することなどが大切だと学んだ。児童生
徒が「この先生になら、何でも話をしたい」と思えるような教 師を目指していきたいと感じ
た。
○兵庫県の教員として阪神淡路大震災の教訓を生かし、南海トラフ巨大地震に備えな
ければならないと感じた。
を通して、帰校してから防災マニュアルを確認しようと思った。
10月21日(水)「(小)(中)理科授業力向上講座」
〔研修の概要〕
講義 問題を科学的に解決する資質・能力の育成をめざして
実習 「エネルギー」領域の実験を通して
演習 主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方
〔受講者の感想〕
・見通しをもって観察や実験を行い、科学的に探究する力を身につけさせるため
の授業の工夫や計画の立て方がわかった。
・導入や問題提示の重要性を改めて感じることができた。また、タブレット端末
をつかった理科の授業をイメージする機会となった。
・新しい学習指導要領で、どのような授業が求められているのかを再認識するこ
とができた。また、自分が行なっている授業を再考するきっかけとなった。
(高)農業科・水産科教育講座
〔研修の概要〕
講義 :危害分析・重要管理点方式(HACCP)について
講義 :新学習指導要領における目標や内容を理解する
協議・演習:安心・安全な食料の持続的な生産と供給に対応した生産工程
管理に関する学習内容の在り方
〔受講者の感想〕
- 自分の中にはなかった新たな知識を得られるとても良い機会になりました。
- 安全・安心な食品を提供するためには、記録や意識向上など注意すべき重要な点が多数あることを再認識することができました。
(高)保健体育科授業力向上講座
〔研修の概要〕
講義: 主体的に健康を管理し改善していく力を育成する授業づくり
実習・協議:計画的、継続的に運動やスポーツを実践する力を育成する実
技指導の在り方
〔受講者の感想〕
- 講師の先生の説明がわかりやすく学校に帰ってから実践できるイメージを持つことができた。
- 体育や保健の授業においてどのような姿勢が主体的な学びにつながるかが理解できた。
- 運動が好きになる授業の展開を意識しやすい内容だった。
10月15日(高)工業科教育講座
〔研修の概要〕
講義・演習:新学習指導要領で求められる工業科教育について
演習・協議:実習等における安全管理と安全教育
〔受講者の感想〕
- 教科指導のみならず、防災や学校経営にも応用できる内容であった。
- 本日学んだ安全に関する取り組みを、明日から早速、勤務校で実践してみたい。
10月16日(金)情報デザイン活用講座
【講座の概要】
●講義 学校教育と情報デザイン
●演習・協議 情報デザインの考え方や方法を生かしたコンテンツ制作
●演習・協議 情報デザインの教育活動への展開に向けて
【受講生の感想】
●富士通ラーニングメディアの方から説明を受けることができて、非常に充実した講座でした。
●伝えたいことを精選することが必要と昔から言われていたことを、思い出せた。
●情報教育は、情報という科目の中だけで行われるのではなく、教科横断的に行われるものだと理解した。
●情報量でなく、情報の見せ方と情報の出し方が大事だとわかった。
職員 採用選考の結果
10月7日「政治的教養をはぐくむ教育」実践講座
〔研修の概要〕
講義:「政治的教養をはぐくむ教育」の充実に向けて
講師:福井大学 教授 橋本 康弘
実践発表:「政治的教養をはぐくむ」授業実践
演習・発表:地域課題を通して学ぶ「政治的教養をはぐくむ」授業づくり
―「参画と協働が拓く 兵庫の未来」を活用した授業づくり―
〔受講者の感想〕
- 教科を超えての学びが多くありました。
- 橋本先生の御講演から、新たな知見と教材研究の視点を得ることができました。
- 身近な課題解決をすることが政治的な教養を高めることにつながるということに気付くことができ、とても勉強になりました。視野を広げることができました。
10月2日(金) (高)情報科授業力向上講座
【講座の概要】
(1) 年間指導計画の作成を通して新科目「情報Ⅰ」の指導内容について理解する。
(2) 情報活用能力を育む実習や演習の在り方について理解する。
(3) 新科目「情報Ⅰ」の授業を実践する上で必要な知識や技能について習得する。
【受講者の感想】
・演習を通して、問題解決の手順をもとに進めていくことが「情報Ⅰ」の他の分野にお
いても大切であることがわかりました。
・データ活用の演習では、身近な地域のオープンデータが手軽に入手できることがわ
かり、授業で実践したいと思いました。
・いろいろな先生方の意見を聞くことができ、これまでとは違う授業の進め方を知る
ことができました。