高等部

2024年5月の記事一覧

高等部3年  外部専門家による授業(手話ダンス)

 5月23日(木)、高等部3年生は日本パラファンク協会の阿部さん、フクシン電機株式会社の手話ダンスチーム(5名)を講師にお迎えし、先週の16日から引き続き2回目となる外部専門家による授業を行いました。

 先週の授業では、みんなでリズムに合わせてステップを踏みながら、とても楽しく身体を動かすことができました。ダンスは言葉がなくても身体の動きや表情を通して、自分の思いや感情を表現できること、また、一緒に踊ることで互いの違いや良さを認め合い、絆を深めることができることを学びました。

 2回目の今日は、まず、手話ダンスチーム(5名)によるET-KINGの「この街の空」の曲に合わせて手話ダンスが披露されました。手話を使って歌詞のイメージを「見る言葉」に変え、ステップや表情などを組み合わせた踊りに魅了されました。その後、曲のサビの部分をチームのメンバーから歌詞の内容に沿った手話の動きを丁寧に教えていただきました。

 時間を追うごとにスムーズな手話ができるようになり、生徒たちの笑顔があふれ、あっという間に時間が過ぎていきました。

 5月30日(木)には、3回目の授業をしていただきます。生徒たちは、次回はどのような授業内容だろうと、心待ちにしながら終了の挨拶をしました。

高等部2年  外部専門家による授業(ボッチャ)

 5月20日(月)、高等部2年生は、日本ボッチャ協会の浅見さんを講師にお招きし、13日から引き続き2回目となる外部専門家による授業(ボッチャ)を行いました。

 「ボッチャ」は、ジャックボール(目標球)と呼ばれる白いボールに、赤・青のそれぞれのボールを投げたり、転がしたり、他のボールに当てたりして、いかに近づけるかを競います。ボッチャの投げ方を練習したり、作戦の立て方を教わったりしながら、楽しく頭と体を動かしました。どの生徒も真剣かつ楽しそうに試合を進め、白熱した戦いを繰り広げました。生徒たちは授業ごとに試合展開が読めるようになっています。自分の持ち球でジャックボールに当てて、自分たちの優位になる位置に動かすことで、一瞬にして逆転勝利となります。そのため、最後の最後までどちらが勝つのかと、キラキラした笑顔を見せながら取り組めていました。

 ボッチャは、年齢や性別、障害の有無にかかわらず、全ての人が垣根を超えて競い合うことができ、誰とでも一緒にできるインクルーシブなスポーツであるという魅力を感じることができました。6月20日(木)には、3回目の授業をしていただきます。生徒たちは次回の授業を心待ちにしながら終了の挨拶をしました。