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【校長ブログ・防災研修を行いました】 R6/08/28

  8月23日(金)は本校で防災研修を実施しました。

 午前中は、芦屋市の防災安全課地域防災係の3名をアドバイザーにお呼びして、本校職員による避難所開設訓練を行いました。約40名の本校教職員が参加し、実際に何名かの避難者が利用されるとの想定で開始。受付や簡易テントの設置、誘導など事前に役割分担をしていても、実際にやってみると課題は次から次へと出てきました。感染症対応の手順で進めましたが実際には省略できそうな部分や、停電するとクーラーや扇風機も使えなくなるなど…皆さん、汗だくになって取り組みました。今後の検討課題はたくさんありますが、防災安全課の方から「皆さんそれぞれが、とてもよく動いておられました」とのお言葉を励みに、避難所開設マニュアルの見直しをします。

  

  午後は、①全体会として、能登半島地震の現地支援に実際に当たられた正井佐知先生(神戸医療未来大学)とEARTH(兵庫県教職員による震災・学校支援チーム)の小寺真穂先生(県立舞子高)・堀芳美先生(県立芦屋特別支援)からの報告・講演、②分科会として、7つのグループに分かれてワークショップを実施しました。参加者は本校全教職員、遠くは「災害時学校支援チームおかやま」の3名の先生方、また近隣では潮見小・潮見中・西宮今津髙・シニアライフコート潮芦屋・本校PTAなど、総勢168名の方々が地域の防災について一緒に考える時間となりました。

 私の参加した「南芦屋地域の防災について考える」班では、EARTH員のつながりから近隣地域の学校からも参加していただき、発災時の避難方法や避難経路とそれに伴う課題についての情報交換ができました。実際発災時には、本校が避難所となっても物資は拠点避難所である潮見小に届くことになります。今回初めて潮見小の校長先生や防災担当者と顔を合わせて情報共有することができ、とても価値ある研修となったように思います。

 今後はさらに地域の自治会や施設の方との情報共有が必要と考えています。ぜひ地域の皆さんと一緒に防災について考え、準備していく機会を作っていきますので、どうぞその時はご協力ください。

 

       全体会             消火訓練               南芦屋浜地域の防災について考える

 

    発電機の操作体験            消火栓の使用体験           カードゲーム「クロスロード」