在宅訪問教育

 

 

 

 

 

 

1、在宅訪問教育について

訪問教育とは、様々な理由(身体の状態等)から学校へ通学することが困難な児童・生徒に対して、教員を派遣して行う特別支援教育の一形態です。

芦屋特別支援学校では、砂子医療福祉センター内での砂子訪問学級とは別に、自宅や病院に教員が訪問する在宅訪問教育を行っています。校区は、通学生と同じです。

 

2、訪問教育の教育目標

ア 強く明るく生きる意欲、生きる気力を育む。

イ 生活のリズムを整え、心身の安定を図る。

ウ 興味関心を広げ、感じ、考える力を伸ばし、学ぶ楽しさに気づく。

エ 人との共感的なふれあいをとおして、他者との豊かな関係性を育てる。

オ 生活年齢に応じた学習をとおして、QOLの向上を図る。

 

3、学習について

1回2時間の授業を週3回行うのが基本ですが、児童・生徒の実態や体調に合わせて柔軟に対応しています。

在宅での授業では、自立活動を中心にしながら、音楽、生活、ことば・かず(国語・数学)、図工(美術)等を学習しています。

保護者付き添いのもと来校し、学年・クラスの授業に参加することもあります。

 

4、行事について

入学式、卒業式、運動会、芦特祭(学習発表会)などの行事には、体調がよければ、本校の児童・生徒と一緒に参加をしています。

修学旅行は、日帰りで卒業学年時に計画、実施しています。訪問生単独での修学旅行や、通学生の修学旅行に部分参加するなど、その都度一人ひとりに合わせて計画しています。