学年・専門部

手話講習会 全5回が終了しました☆

 こんにちは!今日は、手話講習会終了のお知らせです。

 3年生「コミュニケーション技術」を選択している生徒向けに、三田市社会福祉協議会の手話サークル礎さんより、講師の先生を2名お招きし、全5回の日程を終えました。

 10月初めにスタートした第1回目は、聴覚障害にも聞こえない「聾者」、聞こえにくい「難聴者」、「中途失聴者」などさまざまな症状があることを学びました。また、簡単な挨拶を教えてもらいました。

  

 2回目には、手話はわからなくとも身振り、手振り、アイコンタクトなど伝わる方法がたくさんあることを学びました。筆談や、スマホ画面に文字を打ち込むなども簡単にできそうですね。また、自分の名前の表し方、趣味、好きなもの嫌いなものの表現も教えて頂いたので、自己紹介がばっちりになりました。

 

 3回目には数字を習いました。誕生日や日付、値段など数字は日常生活にあふれています。口話では読み取りにくい数字もあり、待ち合わせ時間の確認など数字を手で表すことの重要性を学びました。習ったばかりの手話で数字を伝えあい、バースデーチェーンを作るレクリエーションも実施しました。

 

 4回目は「医療についての手話」です。福祉系列には医療系に進む生徒も多いため、診察や入院時に使用する手話を学びました。聾者の先生を患者さん役、生徒が看護師さん役としてロールプレイングを実施しました。みんな伝えたいことを身振り手振りで一生懸命伝えていました。

  

  

 最後の5回目には、コンビニでの買い物場面をロールプレイング。聾者のお客さんの要望にそれぞれ頑張って応えていました。相手の伝えたいことがわからなくても、諦めずに読み取ろうとする姿勢が素晴らしかったです。これは日頃の人間関係においても大切ですね。

  

  

 

 そして、講師の先生を囲んで気になることを聞いてみました。覚えた手話を活用し、生徒たちも交流を楽しんでいました。生徒たちからは、「今後とも手話に触れ合う機会を増やしていきたい」と力強い言葉も出ていました。2名の先生方、5回にわたりご指導いただきありがとうございました。

 

タグ 74回生