進路指導部の基本方針

進路指導のテーマ

自分らしく働く。

自分らしく生活する。

自分らしく生きる。

 

  進路を考えるということは、今後の自分の生き方を選択するということになります。

 児童生徒のみなさん一人一人には、「自分らしく生きる」という大きな目標があります。進路選択・進路決定にあたっては、他人に左右されることなく、自分自身にあった進路先を見つけることが大切です。卒業後の進路のミスマッチを減らし、自分らしく継続的に働いたり、自分らしく生活したりすることができるように、「一人一人の実態に応じた進路指導」を行っていきたいと考えています。卒業後だけでなく、5年後、10年後の児童生徒の姿を想像しながら、どのようなチカラを身に付けていけばいいのかを保護者と共に考え、支援していきます。

 

 

1 重 点 目 標

  •  小学部・中学部・高等部の連携を図りながら、12年間を見据えたキャリア教育を推進する。※ キャリア教育全体計画、キャリア発達段階表に基づく組織的・継続性のある指導の充実
  •  児童生徒のニーズや発達段階、障害実態を踏まえ、自立と社会参加を目指した進路指導を行う。
  •  地域資源を活用した体験的な活動を取り入れ、現場での学びを推進するとともに地域とのつながりを深め、共生社会の実現を意識した学校・家庭・地域の日常的な連携を目指す。

 

2 指 導 方 針

(1)全体的・基本的方針  

  • 進路指導の意義や重要性を、全職員が認識し、組織的・継続的な進路指導体制づくりを進めます。 
  • 障害の程度や特性に応じた進路指導を早期から計画的に進めます。
  • 児童生徒の進路に応じた適切な教育課程の編成を進め、作業能力・就労意欲や安全意識を養います。
  • 的確な情報を提供し、保護者への啓発を深めます。 

 

(2)個別的・具体的方針

  • 保護者及び関係機関との連携を深め、施設や職場の見学及び職場実習・施設実習等を実施します。
  • 児童生徒の能力や適性に応じた適切な進路指導を行います。
  • 情報収集に努め、その活用を図ります。
  • 職場や施設等に定着するための追跡指導を計画的に行います。