看護科blog

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高齢者大学生との交流

 来年1月より始まる病院実習に向けて、看護科3年生が、目的を持ったコミュニケーションを図り、対象に合った方法で必要に応じた援助を行うことを目標に演習を行いました。今回は、高齢者大学に通う大学生21名の方に模擬患者役を依頼し、簡単なシナリオに基づいて、実際の患者さんと同じような症状や会話を再現していただきました。普段行う友達同士の演習とは違い、生徒の緊張は強く不安な表情でスタートしましたが、大学生の温かい雰囲気に包まれることで徐々にリラックスしてコミュニケーションを図ることができました。演習後の振り返りでは、「目的に合ったコミュニケーションを図ったつもりだったが、必要な情報がしっかりとれていなかった」「看護師の目線で考えるあまり質問攻めになってしまった。患者さんの目線で考える余裕も必要だった」「病気を経験したことがないからこそ疾患学習を十分して、患者さんに寄り添えるようになりたいと思った」など、反省点や思いを聞くことができました。これらを実習に活かし、一人一人の患者さんに応じた、より良い援助ができるよう努力を重ねます。