子どもみらい類型

幼稚園・保育園実習⑥

 11/22(火)3・4限 6回目の幼稚園・保育園実習を行いました。今回の実習で幼稚園・保育園実習は最後になりました。
 6回の現場実習で生徒達は大きく成長しました。6月に初めて行った実習では、午睡の寝かしつけで一緒に寝てしまったり、目の前でいきなりけんかが始まってうろたえてしまったり、何かある度にどうしたらいいのか分からず立ちすくむ姿が目立ちましたが、今回の実習では、園児達の楽器の練習の際に、手拍子で先生と一緒に指導していたり、子ども同士のトラブルにもそれなりにうまく対応できるようになっていました。
 実習後、各園で園長先生から6回の実習を振り返ってアドバイスを受けました。「人と接する時は、その人の世界に入ることが大切です。自分のペースではなく、相手のペースに入ってみると、その人のことが分かってきます。」「どのような場面でもポジション取りをしっかりして下さい。どの角度から見れば先生の動きや子どもの活動が良く見えるか意識して下さい。」など、数々の貴重なアドバイスに、生徒達もうなずきながら聴き入っていました。
 6回の実習を通して、どの園でも温かく生徒達を迎えていただきました。生徒達はますます子どものことが好きになりました。また同時に、将来の夢への思いをいっそう強くしました。お世話になった幼稚園・保育園の先生方に、この場をお借りして厚くお礼申し上げます。
 
 次回の教育入門Ⅰは、民話絵本の制作です。ボランティアサークル「さんだガイド塾」の方々にご指導いただく予定です。