高等部だより
高等部 リハビリテーションセンターでの販売学習
7月10日(水)に本校に隣接するリハビリテーションセンターにて、販売学習を行いました。高等部の作業学習で製作した商品や育てた野菜を、一般のお客様や保護者の方々に向けて販売しました。
机や商品、買い物袋やおつりなどを校内から運び入れ、見栄えするように工夫ながらディスプレイしていきました。
販売開始直後は表情が硬い生徒もいましたが、「いらっしゃいませ、〇〇班です」「〇〇1つ100円です」などと、呼び込みで声を出し始めると少しずつ緊張がほぐれて、笑顔で接客する様子も見られました。
農園班は玉ねぎ、ジャガイモといった野菜。メークイン、男爵、キタアカリといった3種類のジャガイモを販売していました。革細工班はカードケース、コインケース、眼鏡ケースといった革小物。手芸班は巾着袋、ボックスティッシュカバー、ヘアゴムなど「さをり織」を使った小物。陶芸班はお皿各種、マグカップなどの食器類。木工班は「小さなおうち」という置物。食品加工班はチョコ、抹茶、紅茶、プレーンの4種類のマドレーヌをそれぞれ販売しました。お客様とのやりとりやお金の受け渡し、商品の梱包なども頑張りました。
商品が完売した班もあり、自分たちが製作した商品を買ってもらえる喜びや充実感、感謝を感じることができた1日になりました。
高等部2年 宿泊学習
6月27日(木)~28日(金)の1泊2日で、姫路方面に宿泊学習に行きました!ひと月前から始まった事前学習…。見通しがもてるようになるにつれ、楽しみな気持ちが表情にあらわれていました。グループでの行動が中心のため、『みんなで楽しめるように』を常に頭において計画を立てました。
当日は、計画通りに進んだ部分もあれば、生徒同士話し合って予定を変更しながら楽しむことができていました。おうちの方と離れて過ごす夜をさみしく感じた人もいましたが、宿泊学習でしか味わえない楽しさもあったことと思います。ルールを守りながら、みんなで楽しんだ2日間。思い出をパワーに変え、宿泊学習の学びを生かした学校生活を送りましょう。
~生徒たちの感想~
Sさん「ニコニコで買い物を楽しみました!」
Aさん「星座の話やクイズが面白かったです。ご飯もとてもおいしかったです!」
Kさん「ポップコーンを買って、名探偵コナンを見ました。
みんなでご飯を食べたのも楽しかったです。」
農園班交流学習
高等部農園班が令和6年6月6日(木)に佐用高校に行き、交流学習を行いました。佐用高校の農園科学科の生徒のみなさんや先生と一緒にサツマイモ(紅あずま)の苗を植えました。最初はみんな緊張していたように思いましたが、佐用高校のみなさんがとても優しく説明してくださり、一緒に苗を植えてくれたのでみんな楽しく一生懸命に活動できていました。秋には2回目の交流があり、今回植えたサツマイモを掘りに行きます。今からみんな待ち遠しいようです。一緒に活動してくださった佐用高校のみなさん本当にありがとうございました。秋の交流を楽しみにしています!(^^)!
今回の交流学習で佐用高校のみなさんから教えていただいた植え方を西はりまでも実行して、おいしい野菜作りをしていきます。
高等部 木工班 県立山崎高校との交流学習に参加
5/31(金)に、県立山崎高校(森と食科 森林環境類型)の生徒と交流学習をしました。本校からは木工班10名が参加しました。
自己紹介を済ませて、木工実習棟で作品の説明を受けた後、ペアの生徒と糸ノコ盤を使いながら作品制作をスタート!
緊張もありましたが、ペアの生徒が丁寧に糸ノコ盤の使い方やコツをアドバイスしてもらい、本校の生徒たちは徐々にリラックスし、肩の力が抜けて上手に木を切ることができました。糸ノコの次は、仕上げ作業に移ります。ベルトサンダーや紙やすりを使いながら手触りが良くなるまで磨きます。紙やすりで磨きながら、山崎高校の生徒たちと学校や授業の話をしている姿は、笑顔も見られ楽しそうでした。
最後は、みんなで完成した「木のオブジェ」を持ち、記念撮影をして学校に戻ってきました。生徒たちは、「また、交流学習をすることが楽しみ!」と言っていました。次は、2学期に交流学習を予定しています。
高等部農園班 チューリップ球根掘り起こしに参加
春、学校周辺の光都チューリップ園では、本校児童生徒だけでなく、多くの地域のみなさんの目を楽しませてくれくれました。見頃を終えたチューリップ球根の掘り起こしに、農園班(作業学習)が参加しました。これは、西播磨地域の公共施設等の「花いっぱい運動」に資するボランティア活動です。5月とはいえ日差しも強く、生徒たちは汗をいっぱいかきながら、約900球の球根を一生懸命掘り起こしました。次は、11月に球根植えに参加します。
4月満開のチューリップ