令和7年度ユネスコスクール国際交流事業

令和7年12月15日(月) 正午に西オーストラリア州のオーシャンリーフ高校から生徒が21人、先生が3人の24人が本校を訪れました。2年前からWebで生徒たちは毎月交流会をしており、今回初来日となりました。本校では50人を超える生徒が手を挙げてオーストラリアの生徒たちと直接交流をし、日本の伝統や文化を生徒たちを通じて発信し、オーストラリアのことを学ぶ良い機会となりました。

最初に歓迎会では、本校の生徒が司会をつとめ、歓迎のあいさつをしました。またパワーポイントを使って本校の学びや部活動を紹介し、オーシャンリーフ高校の紹介では学校のモットーや学びについて説明してくれました。オーシャンリーフ高校(Ocean 海 / Reef サンゴ礁)というだけあってビーチまで5分、趣味はサーフィンという生徒もいました。次に本校合唱部による歌のパフォーマンス(校歌・上を向いて歩こう)、オーシャンリーフ高校からはダンスパフォーマンス披露があり、途中からは本校の生徒たちも交えてのダンスとなり、和気あいあいとスタートしました。本校、津田校長先生からも歓迎の挨拶がありました。

      

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

歓迎会後、本校生徒たちが準備していた自作のネームカードや折り紙などを渡し、グループで自己紹介の時間となりました。最初は緊張した面持ちでしたが、生徒たちは自分たちの英語をフルに発揮し伝えようと頑張っていました。

 

 

 

 

 

 

   

 

 

 

 

 

    

 

 

 

 

 

 

ここから、2つのグループに分かれて、茶道部・剣道部・美術部・書道部の活動に参加しました。部活動の生徒たちもこの日のために、活動内容が伝わるように英語を用意し、美術部や書道部では作品制作のための準備を前もって行ってくれていました。

(茶道部)

  

 

 

 

 

 

(剣道部)

  

 

 

 

 

 

(美術部)

 

 

 

 

 

 

 

 

(書道部)

  

 

 

 

 

 

 

 

 

部活動体験の後は、日本の伝統・文化を学び、会議室へ戻って記念撮影をしました。もうこの頃には参加生徒たちはすっかり打ち解けて笑顔も溢れとても楽しく過ごしました。交流中は同時に写真部の生徒たちもたくさんの写真を撮影してくれました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

記念撮影の後、校内散策の時間となり焼き芋、ぜんざい、柚子みそおにぎりをボランティア部の生徒が中心となってふるまいました。ちょうどお腹がすいた時間ということもあってとっても甘いとろけるようなお芋と餅入りぜんざい、炊飯器のご飯もからっぽとなり大盛況でした。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

並行して校内ではサイエンス部、吹奏楽部、放送部、合唱部、体育館では卓球部、男子バレーボール部に部活動体験や見学を行いました。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

また、1年4組の教室ではけん玉・こま・だるま落とし・かるた・羽子板・お手玉・あやとり・黒ひげ危機一髪など生徒が家から持ち寄ったおもちゃで遊び、大盛り上がりでした。1年4組の生徒が教室の準備をしてくれました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

楽しかった交流会もいよいよお別れの時となりました。本校生徒とオーシャンリーフ高校の生徒たちはスピーチを交換し、とても有意義な会になったことを感謝しあいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

本校の生徒から、手作りの箸置き・本校マスコットキャラクターのきーちゃんバッヂ・きーちゃんステッカーのセットをプレゼントしました。箸置きとバッヂはソフトボール部の生徒・吹奏楽部の生徒・ボランティア部の生徒などが中心となって心を込めて作りました。可愛いステッカーは美術部が製作しました。オーシャンリーフ高校の生徒と何度も握手をしハグをし、中には涙を浮かべている本校生、オーシャンリーフ高校の生徒がいました。とても楽しかった分、名残を惜しんでいました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーシャンリーフ高校の団長からも校長先生へプレゼントを贈ってくださいました。中には、西オーストラリアの植物の写真集・現地の動物の絵本・文具・絵葉書・Noongar(先住民)の絵のしおりなどが入っていました。図書室前に飾っています。ありがとうございました。

 

半日という短い時間ではありましたが、生徒たちはこの体験からたくさんのことを学び、この時間は心を通わせられた忘れられない貴重な宝物になったことだと思います。この経験を生かして世界に目を向け立派な国際人になってくれるように期待しています。(ユネスコ委員会)