令和7年度 防災講演会

 6月27日(金)6校時に防災講演会を行いました。

 神戸市内に拠点を置くCODE海外災害援助市民センターに所属し、世界中の被災地に出向いて精力的にボランティア活動をされている 吉椿 雅道 様、 山村 太一 様 のお二人をお招きし、「被災地・ミャンマーの現状」についてお話しいただきました。

 今年3月に大地震が発生したミャンマーの被災地は、貧困率が非常に高く、軍事政権下にある場所でもあり、海外からの支援が届きにくい現状にあるとのことでした。お二人は、そういった被災地に赴き、食糧支援をしたり、簡易の住居を提供したりして活動されています。

  また、昨年の能登半島地震の際には、地震の翌日1月2日から現地に入り支援活動をされた様子を詳しくお話しくださいました。

 災害支援というと、私たちは人命救助やがれきの片付けなど体力のいる仕事をイメージすることが多いですが、例えば足湯を提供したり、手をマッサージしたりするなどの触れ合いを通して被災された方のお話を聞くことも支援の一つだと教えていただきました。また、被災地の方々に関心を持つことが支援の第一歩だとも学びました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

この講演会に先立ち、各クラスの管理委員が中心となってミャンマー地震災害援助募金を文化祭の2日間と講演会前の2日間校内で行い、講演会の後、お二人にお渡ししました。ご協力いただいた皆様、ありがとうございました。