2024年8月の記事一覧
8月29日(木)ⅢC1205(高)理科教育講座
〔研修の概要〕
講 義 科学的に探究するために必要な資質・能力の育成
京都教育大学 名誉教授 村上 忠幸
演習・協議 探究の過程を踏まえた授業づくり
・観察、実験を中心とした授業プランの作成
〔受講者の感想〕
- メタ認知に関する演習では、これまでの自分を振り返って言語化したり、他の人からの質問を受けたりする中で、気づいていなかった自分に気づくことができました。
- 自分がこれまで探究活動として行ってきたことが、本当の探究活動であったかを振り返る機会となりました。探究活動の本質を捉えて今後の実践に活かしていきたいと思いました。
- 限られた時間の中でも生徒の思考力を向上させ、深い学びにつなげることができる授業づくりを考えたいと思いました。
8月29日(木) ⅢF1310 先端技術体験講座
〔研修の概要〕
講 義 授業における先端技術の活用
演 習 先端技術の実機体験
・3Dプリンタ
・ドローン
・VRゴーグル
・生成AI
演習・協議 授業等における先端技術の活用
〔受講者の感想〕
・既存の環境でのSTEAM教育には取り組んだことがありましたが、先端技術を組み合わせることで児童の興味関心や意欲の向上だけではなく、実社会とのつながり等も意識させることができると考えました。そうすることで、主体的な学びにもつなげることができ、新たな時代に求められる力を育むこともできると思いました。
・先端技術に触れる機会がほとんどなかったため、今日は新鮮な気持ちで参加することができました。生成AIであればインターネットの環境さえあれば活用できるため使っていきたいと思いました。その他の体験は機器が必要になるため、導入には少し時間がかかりそうであるが、いずれ導入され活用場面も増えてくることから、体験して慣れておくことが大切だと感じました。
・4つとも耳にしたことはありましたが自分で操作するのは初めてだったので、貴重な経験になりました。現在学校に導入されているICTも活用しきれていないことがあるので、こうして最先端の技術に触れる機会は大切だと思います。時代の移り変わりを実感する機会にもなりました。
8月27日(火) ⅢF1314 先端技術活用講座ーSTEAM教育の推進(生成AI)ー
〔研修の概要〕
講 義 授業における先端技術の活用
演 習 生成AIの活用
・各種対話型生成AIの違い
・校務や授業での活用
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用
〔受講者の感想〕
- この研修を受けるにあたり、事前にとりあえずやってみよう精神で生成AIを活用してみて、何となくわかったこともあり、「楽しい」という気持ちを持つようになりました。今回の研修を受けて、さらに多くの活用方法を知り驚くと同時に、「どのような場面で活用できるだろう」と考えながら受講することができました。今は使い始めたばかりなので、なんでもかんでも生成AIを活用できないかと検討しているところがありますが、それを繰り返しながら有効な活用方法を考えていきたいです。
- 生成AIを文書作成ソフトや表計算ソフトなどと同じく1つのツールとして捉え、必要に応じて日々の業務や授業に組み込み効率化を図ることによって削減できた時間を、授業内容等を創造する時間や、生徒との対話との対話する時間に活用していくことができると良いなと感じました。
8月27日(火) ⅢF1313 先端技術活用講座-STEAM教育の推進(VRゴーグル)-
〔研修の概要〕
講 義 授業における先端技術の活用
演 習 VRゴーグルの活用
・VRゴーグルの操作方法
・仮想空間の作成
演習・協議 STEAM教育における先端技術の活用
〔受講者の感想〕
・初めて知ったこと体験したことがあり、すぐに実践できることがあれば取り入れていきたいと思いました。
・実習の電気工事の現場で360°をカメラを使って見学、行くことが難しい施設(変電所や発電所)の見学などの利用が可能だと考えました。
・理科の実験器具の使い方、防災学習、空間図形の学習などで活用ができそうだと考えました。
8月22日(木) ⅢG1413発達障害のある子どもの就労支援講座-自立と社会参加に向けた指導・支援-
〔研修の概要〕
講 義 発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援
・発達障害のある子どもの就労に関する現状と課題
・発達障害のある子どもの自立と社会参加に向けた指導・支援
演習・協議 社会的・職業的自立に向けた学校段階での取組の充実に向けて
-就労に際して求められる能力と、自立活動の内容の接点から考える-
講 師 国立特別支援教育総合研究所発達障害教育推進センター
主任研究員 榎本 容子
〔受講者の感想〕
・発達障害のある子どもにとって、合理的配慮があれば働く上で大いに助けとなり役立つということがわかりました。
・体験的な活動を大切にし、様々な人とのやりとりを通じて自己理解を深めるということを、今後の学校生活に生かしていきたいです。
・就労に向けた道筋が学べ、保護者理解の重要性を実感しました。
8月23日(金) ⅢD1502いじめ問題への対応講座B
8月23日(金) ⅢD1502 いじめ問題への対応講座Bを実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習:発達障害の可能性のある児童生徒のいじめ問題の理解と対応
・いじめ問題の現状への理解
・学齢期におけるいじめと発達障害の可能性のある児童生徒の関わり
兵庫教育大学大学院 教授 井澤 信三
講義・演習:いじめ未然防止のための児童生徒の関係づくり
・互いに認め支え合う集団づくりに生かせる「いじめ未然防止プログラム」の体験
〔受講者の感想〕
○ 学級に発達障害の可能性のある児童が複数在籍しており、周りの児童との関わり方が難しいと感じていました。2次障害を防ぎ、多様性を認め合えるクラスの雰囲気が大切と学び、2学期からどの子も認めてもらえていると感じられる居場所にしていきたいと思いました。また、トラブルが起きた際には、井澤先生の講義にあったように、ノートに書きながら振り返りをして、お互いの児童の学びとしていきたいと思いました。
○ 午後の講義では実際に「いじめ未然防止プログラム」の「私って、どんな人?」を体験することで、自分自身の自己有用感が高まったことを実感できました。また、他者の良いところを探すきっかけになると思ったので、児童にあった形で実践したいと思いました。
8月9日(金)ⅢC1209(高)芸術科(美術)教育講座
〔研修の概要〕
講 義 生徒一人一人の創造的に表現する力を育成する美術教育について
-ICTを活用した授業場面における表現方法の工夫-
大阪教育大学 准教授 渡邉 美香
発 表 授業におけるICT活用の実践事例について
演習・協議 生徒が創造的に表現するためのICTの特性を生かした指導方法
〔受講者の感想〕
- ICTの力を借りながら生徒の創造力・想像力を育んでいきたいです。
- 生徒が美術の授業以外のことにもICTというツールを活用できるように指導していきたいと思います。
- タブレットを使うことが目的とならないよう、授業のねらいと学習の目的を中心に据えた授業づくりを心掛けていきたいと思います。
8月16日(金) ⅢG1410ユニバーサルデザインの視点を生かした集団づくり講座 a
〔研修の概要〕
講 義 ユニバーサルデザインの視点を生かした集団づくり
・一人一人の児童生徒が安心して学ぶことができる場づくり
・障害のある児童生徒の理解と適切な指導・支援
演習・協議 特別な支援を必要とする児童生徒への配慮
・個に応じた指導と集団への指導
講 師 桃山学院教育大学 教授 松久 眞実
〔受講者の感想〕
・特別支援教育のアプローチを、ハード面、ソフト面で整理されて教わり、とても分かりやすかったです。
・集団の支援を底上げして個別の支援の負担を軽減させる考え方を知ることができて良かったです。
・落ち着かない子たちの背景にある課題を知識として得ると同時に、先生の経験談が非常に参考になりました。
8月9日(金) ⅢC1217(高)農業科・水産科教育講座A
〔研修の概要〕
講 義 農業の技術革新と高度化に対応した学習の充実
県立農林水産技術総合センター 専門技術員 九村 俊幸
演習・協議 農業教育に求められる実技指導力の向上
株式会社エアーアシストジャパン 代表取締役 椿 祐樹
実技指導に関する知識・技術の習得
県立農業大学校 農業教育専門員 三木 直樹
〔受講者の感想〕
・ドローンや営農支援ツールの活用法など、スマート農業に関する最先端の知
識を得ることができました。教員が最新技術を学ぶことで、常に生徒に最新
の技術や知識を伝えていきたいです。
・農業を教える上で、ICTなど先進的な技術を学び活用していくとともに、農
作物の特性や環境に関する理解を深めることが、それらの先進技術を活かし
ていく上で重要だと感じました。
・実習を通して、今まで知らなかったことや生徒に伝えられていなかったこと
がたくさんあると気づきました。今後も時代に応じた農業を学んでいきたい
です。
8月9日(金) ⅢC1212 (中高)家庭科教育講座B
〔研修の概要〕
講 義 家庭科における個別最適な学びや協働的な学びを実現するためのICTの活用
発 表 家庭科の学習場面に応じた効果的なICTの活用
演習・協議 1人1台端末を用いた家庭科の授業実践
〔受講者の感想〕
- 様々なICT活用の実践例やアイディアを聞くことができ、大変有意義な研修となりました。特に実習の場面における効果的な活用方法について考えていきたいと思います。
- 個別最適な学びや協働的な学びの実践にあたり、ICTを効果的に活用する授業実践をめざして自分自身をアップデートしていきたいと思います。
- CanvaやPadletなど、今回の講義で学んだことを授業で活かすとともに、仕事の効率化にもつなげていきたいです。
8月9日(金) ⅢD1506 自他の命を大切にする心を育む教育講座
8月9日(金) ⅢD1506 自他の命を大切にする心を育む教育講座を実施しました。
〔研修の概要〕
講義・演習:児童生徒の命を守るための予防教育
講義・演習:児童生徒の命を守るための危機介入
関西外国語大学 教授 新井 肇
講義:「自殺予防に生かせる教育プログラム」の活用
〔受講者の感想〕
- 子どもの命を守ること、これは個人で取り組むべき課題ではなく、学校が組織として対応すべき課題であると感じました。教師も子どもも健康に過ごせる環境をつくるために、まずは大人が意識を変えていく必要があると思います。自分が職場に戻って啓発したり実践したりしたい内容が詰まった研修でした。絆と気づきが自殺予防の鍵、これをキーワードに頑張ります。
- 「病は市に出せ」という言葉を意識していきたいと思いました。困ってからではなくて、困らないように相談、何でも言える環境づくり等を意識して頑張りたいです。また、子どもにとって信頼できる大人の一人になれるよう心がけていきたいと思いました。困る前に、大きなことになる前になんとかできる子どもの育成や、環境づくりにチームで取り組む必要があると改めて思いました。
- 自殺予防教育の構造を理解することができました。生徒指導に関して、困難課題対応的生徒指導に意識が向きがちでしたが、特定の課題が生じる前に、生徒に働きかけを行うことが重要であると認識できました。これまでは、自殺予防に関する授業は年に数回の特別なものでしたが、今後は自殺予防教育の構造を意識した取り組みに努めたいと思います。
8月6日(火) ⅢF1308 Office365実践講座a
〔研修の概要〕
講義・演習 Office365の各アプリケーションの効果的な使い方
発 表 児童生徒によるOffice365の授業での活用
西脇市立黒田庄中学校
山本 友之 先生
演 習 単元を通した児童生徒の学びを深める活用
・アプリケーション連携
〔受講者の感想〕
- 学校に帰ってすぐに使いたいと思う内容ばかりでした。子どもの実態を見ながら、どの教材の、どの単元でアプリケーションを利用するか夏休みを使って、研究したいと思いました。子どもたちがの学びがアナログ的なものだけにならないように、これからも進んで研修を受けていきたいと思います。
- 本研修で学んだことを2学期から授業に取り入れたいと考え、受講しました。本日実際に生徒目線で使う体験をさせていただいたので、夏休み中に指導者側の知識やスキルを習得したいと思います。
- まだまだ、ICTを使いこなせず、昔のアナログ的な授業を行っています。まずは、単線的な学習から始めて、少しでもいいので複線的な学習に近づくように意識していきたいと思います。演習の中で、指導計画を作成し、実際にアプリケーション使った教材を作ることができたので、前向きな気持ちで今後も取り組める気がします。
7月24日(水)ⅢG1408特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導講座-豊かな音楽活動を実現する授業づくり―
〔研修の概要〕
講 義 特別支援教育の視点を取り入れた音楽指導
・全ての子どもが参加できる音楽活動
演 習 音楽ワークショップ
演習・協議 特別支援教育の視点を取り入れた授業づくり
・全ての子どもが参加できる音楽の授業づくり
講 師 ヴァイオリニスト
生涯学習開発財団認定 認定ワークショップデザイナー 南條 由起
〔受講者の感想〕
・児童生徒や教員の全ての人が参加できる活動という視点で、使用する楽器や音階の選び方等、参考になった。参加者ファーストで自分自身も楽しみながら授業を実践していきたい。
・誰もがうまくいかなくても失敗と捉えないエラーフリーという考え方を常に授業づくりの根底において、授業を組み立てていきたい。
・正しいリズムやメロディーを奏でることだけが大切なのではなく、誰もが楽しく活動できることが大切であると気づかされた。音楽指導は難しいと思ったが、自分にもできそうなことが見つかり、実践したい。
7月30日(火) ⅢC1225 (高)生徒の探究的な学びを実現する授業づくり講座
〔研修の概要〕
講 義 新しい時代に求められる資質・能力を育むための探究的な学習
-問いづくりを中心に-
大阪大学 教授 佐藤 浩章
演習・協議 探究的な学習をデザインする
-質の高い探究的な学習活動にするために-
〔受講者の感想〕
- 佐藤先生から「まず教師が探究者であれ」というお言葉があり、非常に感銘を受けました。
- 今勤務している学校が、これまでの成果からより良い価値を創造していく段階に来ていると感じました。取組内容の精選・ブラッシュアップを行う必要性に気づくことができました。
- それぞれに個性がある生徒に教師として適切に関わる方法を学校全体で模索しながら、生徒が「できた」「分かった」という達成感を味わえる取組を続けていきたいです。
8月2日(金) ⅢC1221 (高)商業科教育講座A
〔研修の概要〕
講義・演習 マーケティング分野・マネジメント分野における指導の充実
実 習 ビジネス情報分野における指導の充実
・プログラミングを活用した実践的・体験的な学習活動
講義・演習 会計分野における指導の充実
〔受講者の感想〕
- 体験的な学習活動の大切さを確認することができました。日々の授業でも取り入れていきたいと思いました。
- 生徒に興味を持ってもらえる教材づくりに、他校の先生方と情報交換をしながら取り組めたことがとても良い学びとなりました。
- 生徒の思考力を高める授業ツールや授業計画についてさらに学びたいと感じました。単純な授業ではなく、仕掛けのある実践例についても学び、今後の授業に取り入れたいと感じました。
7月31日(水) ⅢC1211 (中高)家庭科教育講座A
〔研修の概要〕
講 義 主体的に家庭や地域の生活を創造する資質・能力の育成に向けて
-持続可能な社会の構築につながる課題解決学習を通して-
茨城大学 教授 石島 恵美子
演習・協議 家庭や地域及び社会における生活の中から問題を見いだし解決する力を育む授業づくり
〔受講者の感想〕
- 本日の講義を受け、食品のフードロスについて生徒自身の生活と結びつけ、生きた学びとなるように内容を深めていきたいと思います。
- 他校における実習や地域との連携についての工夫等を聞くことができました。自校の取組のブラッシュアップにつなげたいと思います。
- SWOT分析を行ったことで本校の強みを再確認し、それを踏まえた授業展開を考えることができました。