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研修の様子

9月11日(高)国語科授業力向上講座

 

〔研修の概要〕

講義:文学教材で生徒の人生と学習を活性化する
    ―読解方略×論理×レジリエンス―

講師:広島大学 副理事 教授 難波 博孝

演習・協議:自校の生徒の思考に着目した学習課題の作成


〔受講者の感想〕

  • 読書での読み方と、教材研究での読み方がどうも違うという感覚はありましたが、今日の講義で「日常読み」と「分析読み」という見方を提示していただき、整理がついたように思います。
    作品への介入や、三角ロジックを評価・構造把握・推理に用いた問いの設定、状況を設定せずに推理させるなど、授業のヒントをたくさんいただきました。
    授業実践に生かしながら、文学教材を用いる意義を考え続けたいと思います。
  • 自分の今悩んでいる教材について時間をかけて検討できたのがよい機会となりました。機会があれば、一つの教材についてみなさんで話をしてみたいとも思いました。ありがとうございました。
  • 古典の授業をしていて、私は内容を知っているから授業していて楽しいが、生徒になぜ楽しさが伝わらないんだろうと思っていたが、日常読みと逆の読み方をしているので、生徒にとっては面白くないという説明がすごく腑に落ちた。


9月11日(高)キャリア教育推進講座

 

〔研修の概要〕

講義:キャリア教育の充実に向けて
     -体系的・系統的なキャリア教育の在り方について-

講師:筑波大学 人間系 教授 藤田 晃之
 発表:キャリア教育推進に向けた取組

演習・協議:キャリア教育の視点から自校の教育活動を振り返る


〔受講者の感想〕

  • 自分自身の教育活動に当てはめて考えることができました。将来、生徒が社会に出たときに、必要なことを取捨選択し、状況に応じた適切な行動を取ることができるように指導していくことが必要だと思いました。
  • キャリア教育の視点を広げることができました。授業や行事、様々な場面でキャリア教育の視点を持って生徒と接することが大切だと分かりました。
  • 自分の学校では、将来の目標が分からないという生徒が多くどうすればいいか困っていた。教師が、学校やキャリアの教育目標をはっきりさせて共有することで、キャリア教育の視点を取り入れた授業をするための方向性が見えると感じました。

8月26日 IIIE1209 (高)読み手に伝わる文章作成講座

午前の講義の様子です。 午後の演習の様子です。

〔研修の概要〕

講義:読み手に伝わる文章の基本

講師:神戸新聞社姫路本社 編集部長兼論説委員 田中 伸明

演習・協議:読み手・目的・主題が明確な文章


〔受講者の感想〕

  • 学校外の専門家のお話を聞くことができる機会はなかなかないので、とても有意義であった。特に業務に密接に関係する内容であり、自分を振り返ることができた。
  • 実際に文章を作成してみると、自分の表現力のなさを痛感した。毎日読んでいる新聞のひとつひとつの記事がこのように試行錯誤されてつくられた文章なのかと思うと、もっと時間をかけて読みたくなった。
  • 文章のプロが心がけておられることを聴くことができてとても勉強になりました。自分でも正平調の書き出しを書いてみましたが、リズムよく読み手に興味を持ってもらえる書き出しとはどのようなものか悩ましかったです。実際の文章を読んで、なるほど、と納得できました。


8月28日(金)ⅢD1107(小)算数科授業力向上講座

8月28日(金)小学校及び特別支援学校(小学部)の教員を対象として、(小)算数科授業力向上講座を実施しました。
 
 〔研修の概要〕

 講      義数学的に考える資質・能力の育成をめざして

       -数学的活動を通して-
 発      表:考えを表現し伝え合う活動の充実をめざした授業実践

 演   習:主体的・対話的で深い学びを実現する授業の在り方

       -「データの活用」領域の授業づくりを通して-

〔受講者の感想〕

 ○午前中の講義を聞き、児童の理解を促すために、定義に戻って考えることがで
  きるよう教師が意識しておくことで授業づくりの広がりがもてると感じた。

  ○授業実践の発表を聞いて、子ども達から出た意見をとても大切にされていると
  感じた。自分の授業を見直して、子ども達の言葉を大切に一緒に授業をつくっ
    ていきたい。

  ○学習指導要領に示されている目標を達成するために、担任するクラスの児童
    にとって、どのような学習や活動を考えれば良いのかを考える機会になっ
    た。

 


8月19日・26日いじめ問題への対応講座

8月19日(於:県立但馬長寿の郷)及び26日(於:県立教育研修所)にいじめ問題への対応講座を実施しました。
        

講義:いじめ問題に適切に対応するために
   ・互いを認め合える集団づくり
   ・児童生徒の内面の理解に基づく指導
講義・演習:児童生徒自らいじめについて学び、取り組んでいくために
      ・「いじめ未然防止プログラム」の活用

<主な感想>
○大変わかりやすい内容で、現場に持って帰れるところが多くありました
○「授業プラン」については初めて知ったのでぜひ活用していきたいです
○普段の環境づくりがいじめの未然防止のために必要だと感じました