学校長挨拶

 兵庫県立農業高等学校定時制課程のホームページをご覧いただき、誠にありがとうございます。

 本校は、創立77年目を迎える歴史と伝統ある定時制普通科高校として、兵庫県が掲げる「兵庫が育む こころ豊かで自立する人づくり」を基本理念としながら、校訓「ゆたかな情操 たゆまぬ研鑽」の精神を基に、21世紀の日本・地域を支える担い手の育成を目指しています。

 

 本校では、3修制を導入し、本来4年間で卒業する教育課程と、生徒の学習ニーズに応え、3年間で卒業できるカリキュラムも設定しています。

 生徒たちは、昼間、仕事、アルバイトに汗を流し、その疲れも感じさせることなく夕刻から登校し勉学に勤しむ生活送っています。また、キャッチフレーズ「明日の自分にワクワクしよう 輝き見つかる県農定時制」のもと、高校という同じスタートラインから、新たな学校生活のスタートを切り、クラスメイトと共に学校行事や学習活動に励んでします。  

 生徒会役員が中心となって運営される学校行事では、生徒たちの伸び伸びと主体的に活動している姿が見られ、日々の授業では、真剣に学びに取り組む生徒の姿勢が躍っています。また、他者への思いやりの心も醸成され、地域での清掃活動への参加や、神戸マラソン給水ボランティアとして積極的に取り組んでいます。さらには、授業後の限られた時間も最大限に生かし、クラブ活動に意欲的に取り組み、昨年度は県大会、近畿大会、そして、全国大会に駒をすすめ、大きな成果もあげています。

 引き続き、地域に愛される学校を目指し、社会の一員としての自覚と、郷土を愛し、地域を支える人材の育成を推進しています。

 県農定時制は、これまでの輝かしい伝統と歴史に支えられながら、更なる躍進をしていきます。今後とも、皆様方のご支援をいただきますよう、よろしくお願い申し上げます。

 

令和6年4月1日

兵庫県立農業高等学校長  村中 利章