河川流水デジタル制御実験システム一式
水理実験装置は、セキの流量測定、開水路や管水路に関する種々の実験を同時に行うことができます。
レイノルズ実験装置とベルヌーイ試験装置は、水理基礎実験を行う装置です。
河川等で直接調べることが困難な水の流れに関わる現象を実験できます。
実際の河川等の流れを予測し、洪水対策や農地における効率的な水利用を論理的に学ぶことができます。
千種川水系の、治水と自然環境とが調和した河川構造を提案することを目指します。
主な整備内容
- 水理実験装置
- レイノルズ実験装置
- ベルヌーイ試験装置
(設置場所:土地改良実習棟 水理実験室)
省力・環境制御型遠隔草花生産システム一式
温室とビニールハウスに各種自動装置が付きました。
温室・ハウスの内外の温度、湿度、日射量、通風、二酸化炭素濃度などのセンサーで制御されています。
また、センサーの測定値は、インターネットを通じて情報が蓄積され、タブレットやスマートフォンで監視することができます。
草花生産において、経験や勘を頼りにしていた「種まき」から「育苗・出荷」までの一連の工程で、理論と実証データを蓄積して、高度な生産工程管理をし、季節や天候に左右されない、かつ環境負荷の少ない持続型農業モデルを目指しています。
主な整備内容
- 2・3号温室環境制御設備
- 5号温室環境制御設備
- 9号温室環境制御設備
- 8号ビニールハウス環境制御設備
- 9号ビニールハウス環境制御設備
- 温室内無線LAN
ICTを活用した繁殖和牛の健全育成管理システム一式
アニマルウェルフェアに対応した健全な和牛の飼育のため、放牧飼育に移行しました。放牧場に、自動給餌器とセンサ―式の給餌ドアを設置することで個体ごとの飼養管理が可能となりました。ストレスの無い健康的な繁殖和牛の飼育に取り組み、県内の農家に示せるような経営改善モデルを学んでいます。
主な整備内容
- 自動給餌機設備 21頭分
- 監視カメラ設備8台
- 木柵 218.5m
- 出入口単管柵 2か所
- 電気設備、給排水設備、付帯工事 一式
省力・環境制御型遠隔野菜生産システム一式
温室に各種自動装置が付きました。
温室の内外の温度、湿度、日射量、通風、二酸化炭素濃度などのセンサーで制御されています。
また、センサーの測定値は、インターネットを通じて情報が蓄積され、タブレットやスマートフォンで監視することができます。
野菜生産において、経験や勘を頼りにしていた「種まき」から「育苗・出荷」までの一連の工程で、理論と実証データを蓄積して、高度な生産工程管理をし、季節や天候に左右されない、かつ環境負荷の少ない持続型農業モデルを目指しています。
主な整備内容
- 6号温室環境制御設備
- 7号温室環境制御設備
- 温室内無線LAN
河川構造物等力学特性デジタル管理システム一式
豊かな水環境を守り、水田を維持し続けるために、治水対策として河川堤防の表面をコンクリートで覆うだけではなく、一部を土手として残し、あえて川の自然を活かした川づくりや水路の整備に役立てます。
一軸試験機、一面せん断試験機、三軸圧縮試験機は、土の強さと安定性を検証できる試験装置です。
現場の試験データを蓄積し、水環境保全型河川整備を地域に提案することを目指します。
主な整備内容
- 土の電動一軸試験機20kN(高剛性型・データ収録処理装置付)
- 地盤工学会型 一面せん断試験機 2kN(データ収録処理装置付)
- 標準三軸圧縮試験機
- 定温乾燥炉
(設置場所:土地改良実習棟 土質試験室)
氷温貯蔵を活用した食品加工システムの整備
食品加工実習では、製造工程中の衛生管理や、適切な技術を選択して製造することが求められます。 HACCPに対応した安心・安全な加工品の製造が行える環境が整備されました。
エアシャワーを通って室内に入ります。
細かな温度調節が設定できる冷凍庫では、。氷温貯蔵による果実等の糖度上昇効果を用いて、地域の特産品開発に役立てます。
主な整備内容
- 自動ドアタイプエアシャワー設置
- 間仕切、サッシ、換気扇設備改修
- 1.0坪プレハブ冷凍庫
- スチームコンベクションオーブン
- パズル充填機
- 器具消毒保管庫
(設置場所:農業管理棟 食品加工実習室)
情報教育連動 環境制御型農業生産システム一式
温室とビニールハウスに各種自動装置が付きました。
温室・ハウスの内外の温度、湿度、日射量、通風、二酸化炭素濃度などのセンサーで制御されています。
また、センサーの測定値は、インターネットを通じて情報が蓄積され、タブレットやスマートフォンで監視することができます。
そして、農業情報処理の授業では、これらの設備を制御するプログラミングを学びます。温室の内外からタブレット端末を使って農業をする風景が近くみられると思います。
主な整備内容
- 4号温室環境制御設備
- 9号ビニールハウス環境制御設備
- 11号温室長時間燃焼強力薪ストーブ設置
- 制御用タフネスPC
- 温室内無線LAN
コンクリート構造物の力学特性デジタル分析システム一式
本校では、地域のコンクリート水路等を補修する授業もあります。
圧縮試験機、ビカー針装置、生コン単位水量計が整備されました。
これらの装置は、コンクリートの強度や水分量を計測できます。
コンクリートの材料の配合割合等を変えながら強度試験を行い、強度と施工性、経済性の優れたコンクリートの条件を導き出して、より良いコンクリート構造物を地域に還元できることを目指します。
主な整備内容
- パソコン式セメント自動凝結試験機
- 生コン単位水量計W-Checker
- 全自動圧縮試験機
- 定温乾燥炉
(設置場所:土地改良実習棟 土木材料実験室)
車両消毒機
令和2年に家畜伝染病予防法が改正され、畜舎の出入りする車両には消毒が必要になりました。
車両消毒槽による消毒では、車両が通過するたびに泥の混入や薬液の流失があり、頻繁に水槽の掃除や薬液の補充・入れ替え作業が必要です。
センサー感知の車両消毒装置を設置することで、確実な車両消毒作業を実施できるようになりました。
家畜伝性病の予防についても、私たちの学びの中の一つです。
主な整備内容
- センサー制御車両消毒装置一式
(設置場所:羽山農場入口)
ハウス環境の自動制御装置一式
ビニールハウスに各種自動装置が付きました。
ハウスの内外の温度、湿度、日射量、通風、二酸化炭素濃度などのセンサーで制御されています。
また、センサーの測定値は、インターネットを通じて情報が蓄積され、タブレットやスマートフォンで監視することができます。
草花生産においても、野菜生産においても、経験や勘を頼りにしていた「種まき」から「育苗・出荷」までの一連の工程で、理論と実証データを蓄積して、高度な生産工程管理をし、季節や天候に左右されない、かつ環境負荷の少ない持続型農業モデルを目指しています。
主な整備内容
- 5号ビニールハウス環境制御設備
- 6号ビニールハウス環境制御設備
- 7号ビニールハウス環境制御設備
牛動態モニタリングシステム
牛の採食、飲水、反芻、動態、横臥、起立などを記録し、蓄積したデータを元に牛の状態を予測することができます。
牛の状態の変化は、パソコンや携帯電話で知ることができます。
分娩センサーを使うと、より確実な繁殖管理を行うことができるようになり、今後、もっと母牛が増えても大丈夫です。
家畜の安全と畜産業のスマート化に貢献してくれる装置です。
主な整備内容
肉牛10頭分の動態モニタリングセンサーと2頭分の分娩センサーとレシーバー及びネットワーク設備
(設置場所:羽山農場 放牧地及び畜産実習棟)
カーフフィーダー
これまでは、子牛1頭ずつ、哺乳バケツにミルクを作って与えていました。
そのため、粉ミルクの調合から哺乳完了まで常につきっきりとなり、その間、他の実習を行えない至福の時間がありました。(笑)
哺乳ロボットが導入されて、これらの時間が大幅に削減され、より充実した実習ができるようになるそうです。(怒)
だけど、子牛の個体管理が確実に行えるようになり、発育のよい子牛を生産できるようになるのは、大変うれしいことです。
主な整備内容
パウダー仕様哺乳ロボット(10頭対応可能)
(設置場所:羽山農場 牛舎)
鶏糞乾燥機
養鶏で発生した鶏糞には、植物の成長に必要な、窒素、リン酸、カリウムがバランスよく含まれています。 本校においても、飼料作物や園芸作物の圃場に還元して利用しています。
この装置は、搬送、攪拌、逆搬送、粉砕の動作をこなし、自動運転します。火力を使用しない、自然大気を利用しているため、鶏糞たい肥の出来は、気温と湿度に左右されます。そのため、本校の装置には、気温と湿度による制御装置が付いています。
良質なたい肥生産の研究に取り組み、循環型農業や環境保全について学びます。
主な整備内容
温湿度制御畜ふん乾燥装置設置
(設置場所:羽山農場 鶏糞乾燥室)
空気調和装置設置工事一式
地域環境実習室と農業生産実験室に空調設備がはいりました。
地域環境実習室では、「地域農業」や「地域環境」で地域の方々に講義や実習をしていただいています。
人工授精機器(設置工事)一式
牛の繁殖診断および妊娠診断は、大変難しく、誤診することがあります。この機械を使うと、リアルタイムでの動態画像が観察でき、信頼性が高くなります。
プローブは、そんなに大きくない部品ですが、大変精密な機械で、定価では100万円を超えるのだそうです。実習で使う場面では、緊張して使わなければなりません。
主な整備内容
超音波妊娠診断装置
(設置場所:羽山農場 畜産実習室)
実態顕微鏡システム(設置工事)一式
農業生産科が掲げる目標の一つ「県の基幹家畜である但馬牛の飼育から流通までを総合的に学ぶ」ために、体内受精卵回収後の受精卵操作を行い、仔牛の生産能力向上を図ります。
顕微鏡に接続する高性能のカメラで、ニワトリに寄生するダニも大写しすることができます。真ん中の赤いのはダニです。
主な整備内容
- 実体顕微鏡4台
- 専用カメラ1台
(設置場所:羽山農場 鶏舎)