〔本部事務局〕
兵庫県立小野高等学校
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本部からのお知らせ
令和5年度全国理科教育大会和歌山大会・第94回日本理化学協会総会の開催(R5.8.2~4)
8月2日(水)~4日(木)の3日間、和歌山県御坊市において、全国理科教育大会和歌山大会が実施されました。
10年前に兵庫県西宮市で開催されて以来の近畿地区での開催で、兵庫県の科学部会から20万円の開催支援をして、コーディネーター、座長、助言者なども派遣して協力しました。
1日目は、御坊市民文化会館で全国理事会のあと、「これからの理科教育を考えるー学習評価の在り方から授業改善を考えるー」と題して、文部科学省初等中等教育局教育課程課教科調査官の真井克子氏から文部科学省講話が行われました。
2日目は、午前中は開会式、表彰式、総会のあと「宇宙開発利用の現状」と題して公益財団法人日本宇宙少年団専務理事 スペースワン株式会社最高顧問の遠藤守氏から記念講演が行われました。教育功労者表彰は、全国から30人の貢献された人たちが表彰を受け、兵庫県からは、県立御影高校の森本成己校長と県立北摂三田高校の吉野浩司校長が表彰を受けました。おめでとうございました。
午後は、和歌山県立紀央館高等学校に場所を移して、9分科会に分かれて研究協議が行われました。兵庫県からは、第3分科会の「物理教育における生徒が主体的に取り組む実験・実習」の意見提示者として、県立須磨東高等学校の飯田洋祐先生が、「演示を大切にした体感して現象を理解する物理授業を目指して」と題して発表し、他府県の理科教員からも感動されていました。また、コーディネーターとして、県立北摂三田高等学校の吉野校長、県立姫路飾西高等学校の福田校長、県立西宮甲山高等学校の田中校長には、各分科会のスムーズな進行に協力頂きありがとうございました。
3日目は、和歌山県立紀央館高等学校で、9会場に分かれて研究発表が行われました。兵庫県からは、県立大学附属高等学校の那須健治先生が「ものづくりの視点を取り入れた高校化学の授業展開 3Dプリンター活用を通じて」と題して発表し、助言者からも探究に繋がる取組であるとの評価を受けました。また、座長として県立赤穂高等学校の大角校長、県立北条高等学校の臼井校長、発表助言者として県立但馬農業高等学校の岸本校長に協力頂き、ありがとうございました。午後からは、コース別研修が行われました。
兵庫県からは17人の参加があり、意義ある3日間になりました。