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高等部3年 招待ボウリング

 令和7年2月3日(月)、姫路白鷺ライオンズクラブの招待により青山ボウリング場でボウリングをさせていただきました。自分が投げたボールをじ~っと見つめる表情、スペアやストライクを出した時のいきいきと喜ぶ姿など、参加生徒一人一人が仲間と一緒に楽しい充実した時間を過ごすことができました。

仲間との楽しい思い出を作ることができ、大変貴重な経験となりました。姫路白鷺ライオンズクラブのみなさん、本当にありがとうございました。

 

兵庫県特別支援学校技能検定(パソコン部門)を実施しました

 12月10日(火)、17日(火)、兵庫県特別支援学校技能検定(パソコン部門)が行われました。パソコン部門の検定には、文字入力・文書作成・データ入力があり、時間内に指示された作業をどこまで入力できたかを審査します。兵庫モデル審査評価表に基づいて審査し、1~10級を県教育委員会が公式に認定します。

 高等部1~3年の希望者が、時間内にどれだけ正確な作業ができるかという緊張感の中、それぞれの部門において練習の成果が発揮できるよう頑張りました。

高等部 保護者参観 ~ 販売及びデモンストレーション ~

 12月13日(金)、高等部保護者参観では、作業学習の日頃の学習成果を発表しようと「販売及びデモンストレーション」を実施しました。

 ものづくり系作業班の6班(農園芸、木工、手芸、陶芸、レザークラフト、リサイクル&ハンドワーク)では、作業学習で製作した製品の販売を行いました。お客様に喜んでいただけるように色合いや大きさのバランスなどを考えながら丁寧に製品作りに取り組んできました。お客様と直にふれ合う中で、一生懸命に作った製品が売れていく様子は、充実感や満足感をその場で味わうことができ、とても貴重な経験となりました。

 サービス系作業班の3班(環境サービス班、喫茶サービス班、物流・パソコン班)ではデモンストレーションを行いました。事業所や企業が求めている知識や技能を身につけようと、何度も繰り返し練習を積み重ねてきました。その成果を披露できたこと、そして、肯定的な評価をいただいたことは、生徒たちにとって自信につながる機会となりました。

 作業学習での成果の披露に至るまでには、友達との関わりの中での成長があります。自分一人では、なかなかできないことも友達と一緒ならできたことが多くあります。授業で辛くなった時、友達の支えで乗り越えられたこともあったと思います。これからも集団の中だからこそ学べることを大切にし、友達の良いところを認め、励ましあい、思いやりをもって、互いに高めあえるよう支援していきたいと思います。

高等部 生徒間の販売・購入学習及びデモンストレーション

 12月12日(木)、高等部では作業学習班による「生徒間の販売・購入学習及びデモンストレーション」を実施しました。学年ごとにものづくり系作業班の商品をお客として購入したり、サービス系作業班のさまざまな作業見学や体験をしたりしました。

 生徒達は、販売やデモンストレーションを通して、これまでの作業学習を振り返る機会となると共に様々な作業種に取り組む友達の頑張りを知り、互いに認め合う良い機会となりました。友達から学んだこと、友達の後ろ姿に感じたことをしっかり捉えると共に、友達との融和を持って更に「自分磨き」をしてほしいと思います。

 この取組を明日は保護者の方に披露します。是非多くの方々に来校していただければと思います。

 

高等部2年  出前授業(サッカー)

 12月6日(水)、高等部2年生は昨年に引き続いて播磨地域をホームタウンに活動されている、なでしこリーグ1部所属「ASハリマアルビオン」から4名(選手、スタッフ)を講師にお招きし出前授業を行いました。

 まず始めに生徒からの様々な質問にユーモアを交えながら答えてくださり、あっという間に生徒たちの緊張がほぐれ、笑顔があふれていました。そして、選手自身が10回の手術を乗り越えて夢に挑戦してきた体験談などを通して「夢を持つことの素晴らしさ、それに向かって努力することの大切さ」などを改めて感じ取ることができました。

 次に、サッカーを基本とした身体作りでは、工夫を凝らしたメニューでウォーミングアップをした後、始めはボール遊び、ドリブルやコーンを使った的当てなどボールの蹴り方を教えていただきました。そして、最後にゲームを楽しみました。生徒たちからは、「楽しかった」「もっとうまくなりたい」との声が上がり、楽しみながら、スキルアップする学びとなりました。

 ASハリマアルビオンの皆様、本日はご多用中にも関わらず、ご指導いただき誠にありがとうございました。今後も効果的な学習活動を考えながら外部機関等とも連携し、生徒たちの学習意欲が向上できるよう努めていきたいと思います。

高等部1年 校外体験学習

 11月29日(金)、高等部1年生は校外体験学習で「神戸須磨シーワールド」に行ってきました。公共交通機関や公共施設の利用においてのルールやマナーを守ること、集団活動を通してお互いの親睦を深めるなど、社会性を養うことを目的に実施されました。行き帰りはJRを利用しました。車内でのマナーは良く、乗降車や乗り換えもスムーズに行うことができました。「神戸須磨シーワールド」では、エントランスで学年写真の撮影した後は、各クラスに分かれての活動となりました。事前学習で決めた活動計画に沿って活動しました。オルカ・イルカショーやアクアライブの見学を楽しみました。また、予算を考えながら昼食を選んだり、お土産を買ったりすることもできました。みんなで協力し合って楽しく充実した体験学習を行うことができました。

高等部 保護者参観(体育)

 11月16日(土)、高等部保護者参観(体育)を実施しました。コロナ禍以降はティーボール(球技)を行っていましたが、5年ぶりに競技種目を中心とした徒競走、二人三脚、玉入れ、箱積み、綱引き、学年対抗リレー等が繰り広げられました。

 競技では、生徒達の全力で取り組む真剣なまなざし、たくさんの笑顔、悔しがる様子など、さまざまな表情が見られました。みんなで声を掛け合い一致団結して取り組めたことは、一体感を感じることができ、何とも言えない達成感を味わえたようです。

 今回の参観では、クラスや学年だけでなく学年の垣根を超えて互いに応援し合う姿、勝ち負けだけにこだわらず健闘を讃える姿は何よりも素晴らしかったです。また、仲間との絆を深める貴重な機会となり、あらためて行事を通して学べること、行事でしか味わえないものがあると感じました。仲間との思い出や絆をこれからの学校生活でも生かしてほしいと思います。

高等部1年  第2回現場見学会

 高等部1年生は、11月13日(水)に2グループ(障害福祉サービス事業所たつのGHO、障害福祉サービス事業所スワン及び三光園)に分かれて現場見学会を実施しました。

 実際に利用者さんが仕事をしている様子の見学や施設の概要説明をしていただきました。生徒達は、仕事内容や質問に対しての回答をメモしながら真剣に聞いていました。また一部作業体験(野菜の袋づめや給湯器の解体作業)をさせていただく等、たくさんのことを学ばせていただき充実した時間を過ごすことができました。

高等部2年 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習 ~ボッチャ交流~

 高等部2年生と県立姫路商業高等学校3年生の13名(「発達と保育」選択生)との交流が、9月の事前交流に続き、10月22日(火)に本校体育館にて行われました。

 2年生の生徒皆で姫路商業高校の生徒を拍手で迎え、各クラスに分かれてボッチャ交流を行いました。ボッチャは、白のジャックボールに自分のチームのボールをどれだけ近づけるかを競うゲームです。今回、初めて体験する姫路商業高校の生徒には、本校の生徒が実演を交えてルールを説明しました。各グループ皆で話し合ってAチームとBチームに分かれ、練習した後、ゲームがスタートしました。

 ボールを渡し合ったり、順番を相談したりしながら和やかな雰囲気でゲームが進みました。ボールがジャックボールに近づいたり、ジャックボールを通り過ぎたりする展開に「すごい」「やったー」「惜しい」などの声が上がりました。1エンドが終わるたびに勝ったチームからは歓声が上がるなど、最終までどのチームも盛り上がっていました。

 両校の生徒達から「一緒に交流できて楽しかったです」「また交流したいです」という声が聞かれ、ボッチャを通して有意義な交流ができました。

高等部1年 県立姫路商業高等学校との交流及び共同学習

 10月25日(金)、県立姫路商業高等学校情報科学科との交流及び共同学習が行われました。本校からは、高等部1年生7名の生徒が参加しました。

 始めに、パソコンのソフトを使ってドラムのリズムやピアノの音を入れてオリジナルの曲を作りました。マウス操作やソフトの使い方に戸惑いつつも、ペアになった姫路商業高等学校のみなさんに操作方法を教わり、4小節分の曲を完成させて一緒に聴くことができました。オリジナル曲を共有することで、緊張した面持ちだった生徒たちも、次第に笑顔がこぼれていました。次に、ロボットによる相撲の様子やドローンの飛行を見学しました。ロボットやドローンの動きがプログ ラミングされていることを知り、「すごい!」と感心する生徒が多くいました。その後、3Dポリゴンを作成するソフトで写真立てを設計しました。姫路商業高等学校のみなさんからアドバイスを聞きながら操作しました。出来上がった写真立てをお土産にいただき、生徒たちも喜んでいました。

 日頃、関わる機会の少ない同世代の高等学校、特別支援学校高等部の生徒が、「教える」「教わる」ことでコミュニケーションを図り、相互理解が深まったように思います。

 今後もこのような交流を通して、障害の有無に関わらず、互いを尊重し合える共生社会の実現に進んでいきたいと思います。姫路商業高等学校のみなさん、ありがとうございました。