2022年11月の記事一覧
常瀧寺大イチョウ「YELLOW FOREST FESTIVAL」
今年の4月から、青垣町大名草の常瀧寺にある大イチョウを復興させるプロジェクトに、本校まちづくり部と3年B類型地域ビジネスが関わらせていただいていましたが、ついに11月26日、27日に秋のイベント「YELLOW FOREST FESTIVAL」当日を迎えました。
山の上にある樹齢1300年以上の大イチョウまでは30分の登山、登り慣れていない人には心の折れる試練…なので登山客を励ますため、地ビジのメンバーが案内看板をつくって設置しました。また、途中の休憩場所でクッキーの販売をして登山客と交流しました。
大イチョウの下では特設のカフェが出店し、まちづくり部の生徒はイチョウの黄色に合わせたエプロンを着けてお手伝いをしました。最初は緊張しましたが、コーヒーの淹れ方やメニューの聞き方を教えていただき、だんだん上達しながら店員らしく動けるようになりました。
夏に製作のお手伝いをした木道も完成し、整備の進んだ大イチョウは青垣の新名所になりそうな予感です。登山は少しハードですが、みなさんもぜひ大イチョウに会いに行ってみてください。
第10回たんばっ子!学びフェスタ
11月23日(祝)に開催された「第10回たんばっ子!学びフェスタ 丹波地区縦断オンライン チャレンジQ」に、本校1年生の探究班「NYATOWANS」が参加しました。
丹波地区6校の高校生が、各校の授業や特色をクイズ形式で紹介し、丹波市、丹波篠山市の小学生がそれに答えるというイベントで、NYATOWANSは猫の殺処分ゼロを目指す活動を紹介しました。
事前に作成した映像で「日本で1年間に殺処分される猫の数は?」「『さくら猫』とは?」という問題を出題しながら猫を守る活動について語り、NYATOWANSのアドリブの効いたハイテンションな発表で児童たちの反応もよく、「なぜ猫を守る活動をしようと思ったんですか?」「命の大切さに気づきました」「私も何か活動したいと思いました」など、児童たちにたくさんの質問や感想をもらい、そのすべてにうまく回答していました。
NYATOWANSの活動や本校の探究の学びを、小学生にも、他校の高校生にも伝える良い機会となりました。
第65回兵庫県学校ダンス研究発表会
11月17日(木)に開催された「第65回兵庫県学校ダンス研究発表会」に本校ダンス部が出演しました。
県内の幼稚園、中学校、高校が授業や部活動でのダンスを発表する場で、27校がストリートダンスやチアダンス、コンテンポラリーの作品を披露する中、本校ダンス部9名は夏の全国大会予選に挑戦した曲を踊りました。
夏の大会や文化祭での反省点を話し合い、練習を重ねて可能な限り改善し、当日は過去最高のクオリティのパフォーマンスをすることができました。
また、他の学校の様々なジャンルのダンスや表現方法を観て、大きな刺激を受けました。参考になる点をメモしながら観る生徒もおり、今回の経験は今後の活動に活かされそうです。
台湾治平高級中学校との交流
2学年A類型英語表現の授業では、11月9日、16日の授業で治平高級中学校とのオンライン交流を行いました。初日は自己紹介、2回目は「食べ物紹介」「文化祭」「覚えてほしい日本語・中国語」というテーマで、写真や動画を見せながら、お互いの文化や生活について話し合いました。
食べ物では西高側から、ぼたん鍋、ラーメン、おでんなど、治平からはルーローハン、カキオムレツ、豚の血ケーキなどが紹介されました。治平の文化祭ではプロの歌手のようなライブ映像や、アイドルが踊っているようなシーンがあり、それらがすべて生徒だと聞いて驚いていました。
一番盛り上がったのは、ことばの紹介で、関西弁の「あかん」「~やねん」「がち、ええて」「知らんけど」などを紹介すると、治平からも「サーイエン」(ドン引き)「メープ」(ぴえん)など日本の流行り言葉にあたる言葉を教えてもらいました。
NYATOWANS 活動記録
11月13日(日)探究Ⅰで「動物の殺処分ゼロ」をめざすNYATOWANSが氷上西高校で保護猫のミニ譲渡会を開きました。
NPO法人たんばコミュニティハブさんが保護猫5匹を連れてきてくださいました。この5匹は10月末にメンバーの3人が保護施設の見学に訪れた際に懐いていて「この子達の里親を探したい」という想いから、譲渡会の開催にこぎつけました。校外から5組(9人)の方に来校いただき、そのうちの2組は小学校での発表を聞いてきてくれた小学生とそのお母さんでした。本校からも職員5名、生徒8名の参加がありました。