日誌

分教室の日々2019

第2回 卒業生が進路を語る会


11月18日(月)、この春卒業しました2期生の先輩を講師としてお招きし、在校生に向けて分教室で頑張ったことや社会人と学生の違い、今の生活などのお話をしてもらいました。

株式会社川重ハートフルサービスから1名、日本パーソネルセンター株式会社から1名と上司の方1名に来校して頂きました。

 

分教室在学中は、自分から話すことが苦手で、あまり人と話ができなかったそうですが、ビルクリーニングのリーダーの仕事を通じて、相手に指示を出すことや話し合いなどで努力し克服した話をしてくれました。

今では立派に後輩たちの前で話をしてくれています。

 

 

仕事のやりがいの話では、書類などを振り分ける作業をした際に、作業を一人で任せられたお話をしてくれました。

責任感を持って作業することで、自分の成長を感じることができたそうです。

余暇活動では、散歩やカフェに行き、気分転換をしながら仕事を楽しんでいるようです。

 

 

上司の方からは、日本パーソネルセンター株式会社では1分間スピーチに取り組み、人前で話す訓練をしていることを教えて頂きました。

自分が困っていることや考えていることを自分から発信することが円滑なコミュニケーションに繋がるというお話をしていただきました。

  

 

在校生たちも「仕事で苦労したことはありますか?」「休日はどんな風に過ごしていますか?」などたくさん質問が出ていました。

日々の業務に忙しい中、分教室の在校生のために貴重なお話をしていただき、本当にありがとうございました。
 

 

 

 

 

 


交流及び共同学習(家庭科交流)

武庫総高校2年(家庭論選択者)と分教室2年生が家庭科の授業で交流及び共同学習を行いました。

交流は今年で3年目、「栄養バランスのとれたカレーを作ろう」というタイトルで行いました。
①10/31(木)自己紹介とカレーのネーミングを行いました。

「秋カレー」「チーズドリア」「キーマーカレー」とアイディアが出てきました。また、今年はカレーうどんという班もありました。
②11/7(木)カレーの作り方、材料、役割について話し合いました。
カレールーお米を除いて200円の予算でしたが、「牛肉は使えないね」「パプリカ入れたいけれど無理やね」「チーズは高いから他の班とまとめたら」と意見を出し合っていました。


   
11/12(木)武庫総高校調理室で実習をしました。

1時間の授業でしたがどの班も時間内に完成しいただくことができました。

1班                2班                  3班                     4班                     5                     6 

シーフードカレー     チーズカレードリア   秋カレー              月見チーズカレー        キーマーカレー            チーズカレー
うどん

③11/15(木)模造紙にまてめて発表しました。

分教室生の感想
初めて武庫総生と一緒に秋カレーをつくりましたが、楽しく調理することができました。かぼちゃとさつまいももとても合うんだなと思いました。チーズをかけて食べましたがとても美味しかったです。一回しかできないのかなと思うと少し残念です。

・とても緊張していて序盤はあまりしゃべることができていませんでしたが、後半になるにつれて話ができるようになりました。

・武庫総生さんとたくさん話をしながら作業ができました。役割分担もうまくできていてとても楽しむことができました。今回の調理実習は自分のためにもなりましたので本当によかったです。

 



WORKビルメンテナンス(食堂清掃)

10月28日(火)の午前中に、武庫荘総合高等学校食堂の清掃をさせていただきました。

毎年恒例の行事で、いつも武庫荘総合高等学校の試験期間中にさせていただいています。
2年生はこれまで身に付けた技術を発揮し、後輩たちに指示ができるようなコミュニケーションがとれるのか、1年生にとっては入学して約半年間の練習の成果が出せるのか、力だめしです。

今年度も分教室1・2年生を学年混合の縦割りにして2グループに分け、清掃班を構成しました。

実施前の18日()に班のメンバーを発表し、リーダー・サブリーダー等の役割を決め、リーダー中心に作業の段取り等の話し合いをしました。

当日は班ごとに必要なものを準備し、分教室実習棟から食堂へ向かいました。
2年生が中心となり、1年生に指示を出しながら床・窓の清掃作業を進めました。

具体的には、窓掃除 → 乾式モップ → ポリッシャー → バキューム → 水モップ → ワックス の順で作業を進めました。
片側半分の清掃が終わるとリーダーの指示で机を運び、残りの半分の作業を行いました。

    
     
    

これが・・・・・。
     ⇩
こうなりました!!!



作業に時間はかかりましたが、スムーズに作業が進められていました。
特に2年生がリーダーシップを発揮し、班ごとに声を掛け合って作業を進めることができたことがその要因だと思います。


来年は1年生が中心となり作業を行う予定です。今年見た先輩たちの動きをしっかり覚えておきましょう。

2年生は今回の事を糧にし、進路実現に向けて頑張っていきましょう。


ふれあいひろば武庫21(武庫まつり)参加

 10月26日(土)第17回ふれあいひろば武庫21(武庫まつり)が西武庫公園で行われました。3年ぶりの開催でした。 分教室から1年生3人、2年生2人、3年生2人の7人が参加しました。
 10時半からお店を開きました。はじめは、販売の声も小さかったのですが、お客様に買っていただけると笑顔も見られるようになり、徐々に呼び込みの声も大きくなりました。
 クッキーをもう少し増やした方がよい。小物を売ったほうがよい。布の柄を違うものにした方がよいなど、どうしたら買っていただけるかと自分たちで意見を出していました。
参加した生徒からは、楽しかった。来年もしたいという感想が聞かれました。
とても有意義な体験ができたと思います。
 分教室のお店に足を運んでいただいた地域の皆さま、保護者の皆さまありがとうございました。                    

ヒロコーヒー伊丹いながわ店 喫茶サービス校外学習

10月8日(火)、株式会社ヒロコーヒー伊丹いながわ店に校外学習に行きました。

 

WORK喫茶サービスの授業は、昨年度より尼崎市支え合いを育む人づくり支援事業に参画させていただき、地域の方々や企業と協力・連携して行っています。その一つとして、株式会社ヒロコーヒー様のご協力を得て、接客技能やコーヒーの抽出方法などを教えていただいております。

 

今回は、昨年の3期生に引き続き、4期生がヒロコーヒー伊丹いながわ店を訪問し、実際の店舗の様子やコーヒー焙煎工場を見学させていただきました。

焙煎工場では、世界中の農園と提携し品質にこだわったコーヒー豆、焙煎前の黄緑色をした生豆を実際に見て匂いをかぐという体験、巨大なサイロや色々な種類の焙煎器という普段目にすることのないコーヒーに関わる様々な機械をすぐそばで見学するなどの体験ができました。
              

 

その後、雨の上がったテラス席に移動して喫茶体験をしました。アイスコーヒー、ホットコーヒー、アップルジュース、オレンジジュースの中から好きなものを選び、異国情緒あふれる空間の中で飲み物を堪能しました。
          

 

飲み物を楽しみながら、担当者様からヒロコーヒー伊丹いながわ店の立地や内装、また提供するコーヒーにそそぐ気持ちを詳しく話していただきました。生徒からの質問にも丁寧に答えていただきました。 

 

学校へ戻ってから、振り返りを行いました。

「これまで見たことがなかった焙煎前の豆の色を初めて見ることができて、いい勉強になりました。」「景色のいいお店で、ブラックコーヒーを飲むことができました。」「焙煎の機械の種類が沢山あって驚きました。」「トレイの持ち方を水平に保つ方法が分かって良かったなと思いました。」「説明して頂いた担当の方のようなしっかり聞き取れる良い声、お客様に分かりやすい声で出張喫茶をやっていきたいです。」等の感想が書かれていました。生徒たちにとって本当に貴重な経験となりました。

 

ヒロコーヒー様、有難うございました。今後ともどうぞよろしくお願いします。