48回生修学旅行 糸数アブチラガマ入壕体験

ひめゆり平和祈念資料館をあとにして、糸数アブチラガマに向かいました。

■アブとは・・・

深い縦の洞穴。

■チラとは・・・

崖のことで、沖縄の方言で崖が縦に大きく落ち込んだ所をいう。

■ガマとは・・・

沖縄の方言で洞穴や窪みの事をいいます。沖縄本島中南部はほとんどが隆起サンゴ礁でできており、数十万年にわたる雨の浸食によってできた自然の洞窟が各地にあります。沖縄戦では、この洞窟が住民の避難場所となり、日本軍の作戦陣地や南風原陸軍病院の糸数分室となりました。戦争が激しくなると、ガマは軍民同居の状態になって米軍の攻撃の的となり、多くの命が失われることになりました。

 

約1時間、真っ暗なガマに入りました。

光も風もない、音もしない、じめっとしていて不気味さと戦争の悲惨さを表した空間でした。

慰霊碑に向かい黙祷をさせていただきました。ここで感じたことを地元に戻って語ることで風化させないことが大切だとわかりました。