令和7年4月1日
兵庫県立姫路別所高等学校
校 長 春 名 正 章
令和7年度、本校は、100周年に向けて新しい歴史を刻み始めました。
本校は、昭和50(1975)年に兵庫県立姫路東高等学校御国野校舎として開設され、翌年、兵庫県立姫路東別所高等学校として現在地に開校。昨年度、創立50周年を迎えました。
50年の歴史はこれまでの卒業生の活動の積み重ねですが、これからの歴史は、在校生が活動する「今この時」が記憶として、記録として残るものです。生徒の皆さんには、未来の自分を思い描きつつ、本校での「今この時」の高校生活を充実させてほしいと願っています。
本校は、本年度も「挨拶日本一の高校・遅刻ゼロの高校」を目指し、学校づくりに取り組んでまいります。この目標は、生徒が他者との関わりを考え、自分の行動を律することによって実現できるものであり、校訓「友愛 責任 自立」の実践につながっています。私達教職員一同は、生徒の自立を目指し、心配しすぎて生徒の自律を損なうことのないよう心がけ、生徒を信頼し、自分で考えて判断する、自分の判断に基づいて前向きに実践する「自分で考え、行動する生徒」の育成に取り組んでまいります。
子どもは、自分を取り巻く様々な世界と関わり、影響を受けて、大人へと成長していきます。教育は学校だけで成り立つものではありません。家庭と学校の連携が大切です。生徒たちが夢に向かい、前に進んでいけるよう、日々のお力添えをお願いいたします。
また、学校は、若者が集まる場所ですから、地域に活力をもたらす役割も担っていると思っています。どうか、地域におかれましては、本校の活動にご理解いただき、お力をお貸しいただきますよう、お願いいたします。
私達は、家庭や地域の皆さまと力をあわせて姫路別所高校生を育ててまいります。
本年度も、一層の連携、ご協力をたまわりますよう、お願い申し上げます。