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2023年8月の記事一覧

環境建設工学科:青少年のための科学の祭典2023

みなさ~ん、こ・ん・に・ち・は~。何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート☝」です。

 

今回は、環境建設工学科の課題研究「防災模型班」3年生7名の『青少年のための科学の祭典2023』をのぞき見したいと思います。

今回のタイトルは「ザ!科学の祭典に潜入」です。

 

ここで豆知識を・・・・

総合治水対策

『総合治水対策』って知っていますか?兵庫県土木部総合治水課が行っている取組みです。近年の豪雨災害は、河川の整備だけでは対応が困難となってきています。そこで兵庫県では、河川や下水道の整備(「ながす」対策)に加え、降った雨水を田んぼや学校のグラウンドなどで一時的に「ためる」対策と、洪水が起きても被害をできるだけ少なくする「そなえる」対策を組み合わせた「総合治水」により豪雨災害の被害を軽減しようとする対策をしており、その対策の普及啓発活動に取り組んでいます。

 

本校は県からの依頼を受け、まちを自然災害からまもる総合治水の仕組みを説明するため、ジオラマ模型を製作し普及啓発活動に取り組みました。では、さっそく潜入の様子を見てみましょう。

 

 
写真のように真剣に話を聞いていますね。

実験では模型にジョウロで雨を降らせて、田んぼや校庭などで雨水を一時的にためることにより、河川に流れ出す雨の量にどんな変化があるかを見て、どちらの模型の川の水が先に氾濫するかを調べているよ。次に右の図のように、川が氾濫していない方の模型の方で、雨水がどこにためられているかを確認しているよ。子供たちは、水遊びもでき学習することもでき、終わった後には「ありがとう。」という言葉をかけてくれました。生徒も話すことの難しさや安全面の大切さを実感し、最後には大きく成長した姿を見せてくれました。

 

今後も生徒の頑張りを発信していきますね。

 

以上、何事にもピュアな心で突っ走る、環境建設工学科の「キュート☝」がお知らせしました。

環境建設工学科:令和5年度 建設サマーセミナー(西部地域)

残暑お見舞い申し上げます。環境建設工学科長のグリーンTです。

もうすぐ夏休みが終わってしまいますねえ(泣)。

今年も兵庫県建設業協会のインターンシップである「建設サマーセミナー(西部地域)」に参加しました。

今年は1年生が3名、2年生が3名、計6名の生徒が参加しました。実施期間は8月22日(火)から23日(水)までの2日間です。

今回のブログは写真多目でいっちゃいましょう!!

  

 
 

1日目に訪れたのは加古川市にある「CLTモデルハウス」です。

CLTとはクロス・ラミネーティッド・ティンバーの略称で、欧州で生まれた住宅工法です。(詳しいことは各自で調べてみてね)生徒たちは工法の特徴を学びながら、桧の香りが漂うあたたかな空間を満喫した様子。私もこの住宅が欲しくなりました!

  

 

午後からは姫路市で建設中のマンション基礎工事の見学、そして新築介護老人ホームの内装工事を見学しました。職人さんに指導を受けながら、電動工具で「えいっ!」。壁のネジ止めを体験しました。

 

 

2日目は加西市に行き、鋼材センター新築工事を見学。大きな鉄骨造の建物に驚きました。生徒たちは現場監督さんや職人さんに指導を受けながら、床の配筋工事を体験。みんな慣れない手つきでしたが、上手に完成できました。そして今年も三木市にある兵庫耐震工学研究センターを見学し2日間が終了しました。建設業って沢山の仕事があるんですよ。建設業についてもっと興味を持ってもらいたいグリーンTでした。

環境建設工学科:3年環境建設工学科課題研究 「建築設計競技班の夏!」

みなさん、こんにちは!環境建設工学科愉快な先生こと ハッピー です。(^^♪

非常に暑い日が続きますねぇ…。

ブログをご覧の皆さんも熱中症に気をつけましょう。

 

今回は、3年生が挑戦している「建築設計競技」の状況をリポートします!「建築設計競技」とは、以前ブログでも紹介しましたが、全国の建築を学ぶ高校生たちが奮って応募する、全国規模の設計コンテストのことです。このコンテストに挑戦すべく、3年生は夏休みも返上して、毎日登校して作品作りに力を注いでいます。今回は活動の様子を写真で紹介していきますね!

 

活動写真 その1

このスケッチブックには生徒が4月~7月まで考えたアイデアがぎっしり掲載されています。いわゆる建築の「ネタ帳」です。今回特別に見せてもらいました!

これを基本として設計図を描いていきます。

 

活動写真 その2

アイデアスケッチを参考にして、設計図を作図しています。建物全体のイメージを大切にしながら描いていきます。イメージが少しずつ形になっていく一番楽しい過程ですね(^^)

 

活動写真 その3

設計図が用紙の中にキチンと入るか、レイアウトを確認しています。せっかく描いた図面も用紙の枠の中に入らなければ意味がありませんので、緊張の一瞬ですね…

どうやら、今回はうまく入りそうで一安心ですね!

この後、このレイアウトを参考に清書の作業に入ります。

 

活動写真 その4

設計図に基づいて、模型を作っています。建築は「描く」だけでなく「作る」作業がとても大切です。頭の中のイメージをここで再確認していきます。