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2023年1月の記事一覧

環境建設工学科:3年 建築類型18名

 みなさん、こんにちは。非常に寒い日が続いていますね。体調は崩していませんか?毎度おなじみの環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」です。

 今回は、3年生の「建築設計製図」の授業を紹介します。

この授業は2年生で建築類型に分かれてから、通年で2年間学習します。そしてこの授業も、3年生にとって今回が最終回となりました。最後の課題はこれまでの総まとめとして、2階建て住宅の自由設計をしました。これまでも何度か自由設計に取り組みましたが、平面図だけの自由設計をしていました。平面図とは住宅メーカーのチラシでもよく見かける「間取り図」のことです。
しかし今回は「平面図」だけでなく、「立面図」という外観デザインの図面も描きました。家の外観デザインはファッションと同じだと思って下さい。どのような服装をコーディネートするかで、その人の印象は大きく変わりますよね。それと同じで、屋根の形や窓の位置で建物の見た目は大きく変わります。「良い間取り」と「良いデザイン」この両方を満たした家を設計するには、かなり高度なテクニックが要求されます。しかし、さすがこれまで学びを深めてきた3年生。全員が時間内に図面を完成させました!中には色鉛筆で着色する強者も。完成した図面を最後に生徒全員で講評会を行い、自分が好きな作品3つに投票しました。生徒達にとっても良い経験となったようで「将来、本当にこんな家を建ててみたい」と言っていました。最終回にふさわしい良い授業になったことと思います。特に生徒から人気の高かった作品も掲載しましたので、ご覧ください。

 

 

 

環境建設工学科:2年生 建築類型

 皆さん、新しい年になりましたね。今年も環境建設工学科 愉快な先生こと「ハッピー」をよろしくお願いいたします (^^)/

 昨年の6月27日掲載のブログに、2年生建築類型の活動の様子として「軸組模型」の製作風景をアップしました。今回はその続編になります。

さて皆さん、「軸組模型」とはどんな模型だったか覚えていますか??

「軸組模型」は理科室などにある、人体骨組模型の建築版だという話をしたと思います。忘れた人は思い出しましょうね。

あれから約半年…月日が流れるのは早いものです。その間も2年生は模型作りに汗を流しておりました。そして、ついに完成まであと少しの所までたどり着きました。

今回はその活動の様子を写真で紹介します。どうです?ずいぶんと家の形が見えてきたと思いませんか?皆さんの住んでいる木造の家もこんな骨組で構成されているのですよ。

完成したら、またブログを通じてアップします。皆さんも、完成に向けて頑張っている2年生の模型作りを応援して下さいね!

  

 

環境建設工学科:課題研究発表会

 環境工学科科長の『グリーンT』です。今回は1月19日に行われた課題研究発表会の報告をします。以前のブログで少しお話したと思いますが、課題研究とは3年生の授業のひとつです。この授業は工業に関する課題(テーマ)を設定し、その課題を解決するなかで、専門知識や技術を深めたり、クラスメイトと協力して作業を行う中で協調性を育んだり、そして自分で考え行動する力を育てるための授業なんです。

 今年度の課題研究では、「フィールドサーベイ班」が測量競技大会出場に向けて努力したこと、「造園現場実習班」が近隣施設において、自分たちの手で憩いの場を造ったこと、「設計競技班」が全国の大学が主催している設計競技大会で入賞した報告、「地域貢献班」が近隣の神社から依頼を受け、神具製作を行ったこと、最後に「コンクリート班」がコンクリートコンクリートカヌーを製作し、大会に出場したことなどを発表しました。5つの班が、一年間を通して同じテーマで取り組み、その報告を1・2年生と、お世話になった方々の前で発表しました。

 発表については「さすが3年生!本当によく頑張った!!」と褒めてあげたい内容でした。このブログを見てくれている皆さんにも、是非見ていただきたいと思うものです。今回のブログでは写真を掲載することしかできませんが、新型コロナウイルス感染拡大が収束すれば、中学生や保護者の皆さんにみてもらえるような計画を考えています。

 環境建設工学科では、授業や行事の様子を定期的にブログ掲載していますので、今後の情報もチェックしてくださいね!

 

 

環境建設工学科:課題研究 地域貢献班を選択した3年生10名

 みなさんこんにちは。環境建設工学科長のグリーンTです。3年生の課題研究で取り組んでいた地域貢献活動が1月12日(木)に終了し、依頼されていた物品の引き渡しを無事終えることができましたのでご報告します。今年度依頼をいただいた内容は、新宮八幡神社境内で使用する傘立てとホウキ立て、神事で使用する棚と椅子(胡床)の奉納です。

7月から本格的な製作に入りましたが、切断してはいけない箇所を切り落としてしまったり、下穴を空けるつもりが仕上げ面まで貫通してしまったりと悪戦苦闘の日々が続きました。生徒たちは木材加工の難しさや、上手く納まらない木組みと格闘しながらも、少しづつものづくりに対する情熱や、使用する方々の気持ちに立った考え方が身に付いていました。約半年間費やした製作期間でしたが、12月に仕上げの塗装を施し、ようやく完成しました。
 奉納式では新宮八幡神社の神主さんをはじめ、たくさんの宮委員の方々が参加してくださいました。生徒たちは一年間の取り組みを振り返り、一人ずつ製作に掛けた思いを発表しました。参加してくださった皆様からはお褒めの言葉をいただき、生徒たちもホッとした表情を浮かべていました。これからもものづくりを通した地域貢献活動を継続して行っていきたいと思います。