部活動

R6近畿ビーチ

令和6年7月27日に大阪府・せんなん里海公園ビーチバレー競技場にて行われた第10回近畿ビーチバレーボールジュニア大会に参加しました。

大会前に会場練習の様子。ペアのプレーやコートなどの環境を確認した

 

福井(3年)・平川(3年)ペアは昨年に続いて2度目の出場で、昨年よりも順位を上げることを目標として臨みました。

※福井・平川ペアのサポートスタッフとして、同ペアと同じく県ビーチ5位の屋敷(3年)・中山(3年)ペア、2年1名を帯同し、大会に参加しています。

試合当日朝の宿舎にて。応援メンバーとともにしっかりと英気を養った

 

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 【プール戦・G組】

近畿ビーチ開会式。当日は稀にみる酷暑となり、異例となる日陰での開会式となった

高砂 21-14 福知山成美(京都)

高砂 21-22 大塚(大阪)

プール戦1位決勝トーナメント進出(創部初)

※得失点差による。プール戦は21点マッチで22点キャップあり。

 

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 【決勝トーナメント】

 

プール戦の結果と決勝トーナメント表。プールGは得失点差にもつれる混戦だったが、何とか決勝にコマを進めることができた

 

高砂 10-21 近大附属

 

結果…近畿ビーチ第5位(創部初)

 

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プール戦初戦の相手は福知山成美です。ビーチに力を入れている学校で、バランスのいいペアでした。福井・平川ペアはこれまで組み立ててきた自分たちのリズムをしっかりと発揮し、手堅く勝つことができました。

福知山成美戦。福井・平川ペアは盤石な戦いを見せた

 

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プール戦2戦目は大塚高校です。インドアでは昔から全国大会に何度も出場していて、伝統ある強豪校です。

さすがは強豪のペアとだけあり、レシーブやパスのうまさ、攻撃の組み立て方など、こちらも見習うべきところはたくさんありました。流れの中でこちらの組み立て方やプレーの仕方に見事に対応され、勝ち急ぎすぎていたところなどもあり、中盤以降はなかなか得点できない状況が続きました。

しかし、ビーチの経験をしっかり積んだ本校のペアもしっかりと食い下がり、負けてはしまいましたが、20-22と最後まで面白い展開をつくってくれました。

今思えば試合順や試合間の休憩時間など、運も含めたいろんな要素が良い方に重なり、初のプール戦突破につながったのだと思います。

大塚高校との試合。やはりインドアの強豪校なだけあり、ビーチの順応力も凄まじかった

 

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決勝トーナメントでは近大附属高校と当たりました。

近大附属戦。負けてしまったが相手の高いレベルを経験できた

こちらも大阪府ではインドアの強豪として名を馳せており、本校ペアに対して高いディフェンス力に高さあるスイング力も合わさり、結果としては歯が立たない状態となりました。また、外から見ている分には体力切れの面もあったように思います。しかし、本校の選手も諦めずに最後まで戦い抜いてくれました。高いレベルを経験して大会を終えたという意味では2人にも応援スタッフとして帯同した選手にも実りのある時間だったと思います。

 

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【大会を終えて】

福井・平川ペアは男子バレー部初となる近畿ビーチ第5位という結果を収めました。

大会後、PAにて休憩しているときの様子

ただ、結果論にはなってしますが、大会が始まる前にプレー面の不安を払しょくするため、会場練習をかなりやりこんでいたので、体力面だけを考えると必要以上の消耗をしていたのではないかと思います。体力面などがまだきちんと残っている状態の彼らのゲームを見てみたかったなと思う面もありますが、今回の結果を出してくれた彼らは、2年前、バレー初心者からスタートしたことを考えると、よくがんばっていたなと思います。

また、部としては継続して近畿ビーチに出場できていますが、ここ数年を見れば、プール戦2位→プール戦2位→プール戦突破ときています。

1つの壁を乗り越えてくれた2人や、2人を支援した選手、OB、他校の選手には感謝しかありません。

3年生は完全引退となり、完全に新チームに移行します。インドアもビーチも、3年生に負けない1・2年生を目指して再びトレーニングを積んでいきます。

 

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【御礼】

遠方にもかかわらず試合観戦に来られた保護者の方々、選手たちの差入れも含めてありがとうございました。

また、ここに至るまでに2人の相手を多数の関係者の方々がしてくれました。2人の大きな励みになったと思いますし、それが大きな結果を導いてくれたと思います。

今後とも男子バレー部のご支援をよろしくお願いします。