2019年12月の記事一覧

『薬物乱用防止教育』 講演会

 12月11日(水)、『薬物乱用防止教育』の講演会を行いました。
 講師として、兵庫県警察本部生活安全部・少年育成課、姫路南少年サポートセンター少年補導職員の齋藤隆一氏、前川美穂氏をお迎えし、講話をしていただきました。

〇 薬物乱用のDVD
   覚せい剤に手を出してしまった女性の物語より、薬物乱用の恐ろしさを学びました。
   覚せい剤は脳内に簡単に入り込み、脳を破壊し、以下の症状となります。
      1.依存性(薬なしでは生活できなくなる)
      2.耐性(薬物の量は増えていく)
      3.再燃現象(幻覚、薬を止めても一度壊れた脳は元には戻らない)
    覚せい剤は別名、エスやスピードと呼ばれ、危険ではないように見せて密売されています。
   ほんの少しの気の緩みから、人生を破壊することになります。
 
〇 少年補導職員の齋藤隆一氏の講話
   薬物乱用の様々な事件から、逮捕されたとき、どの様に拘留されるのか、また、薬物を乱用した者は
   どんな行動をし、どのような状態なのかなどを教えていただきました。
   また、今年も、また覚せい剤が1トン押収されたことから、実際にはもっとたくさんの量が密売されている。
   SNSの普及により、薬物と若者との距離がとても近くなった。と話されました。
      「覚せい剤は依存しない」などの甘い言葉にだまされないよう、覚せい剤には手を出してはいけないと
   強く言われました。