子どもみらい類型

教育入門Ⅱ

61日(水)、震災・学校支援チーム(EARTH)の一員でもある、姫路市立白鷺小学校教諭、中玉利展子先生に防災教育について講義をしていただきました。中玉利先生は、EARTHの活動の一環として、東日本大震災で被災した宮城県女川高等学校で、生徒の心のケアにあたられたご経験があります。今年4月の熊本地震ではいち早く現地に入られ、避難所の運営にあたるなど、積極的に被災地支援を行われてきました。その経験から、語って下さった中玉利先生のお話は、大変胸をうつ内容で、報道だけではわからない、被災地の大変さや、被災地の人たちが今なお抱える苦しみを、知ることができました。また、学校が被災したり、避難所になったりすることとはどういうことなのか、その時教員としてどのような行動をとるべきなのか、教育者としての視点から見た災害についても、貴重なお話を聞くことができました。心をリラックスさせる筋弛緩法の実践なども取り入れながら、心のケアについてもお話いただき、生徒全員にとって、大変貴重な経験となりました。今回学習した知識をさらに深め、今後も防災意識を高めていきたいと思います。中玉利先生、本当にありがとうございました。